クロスプラス株主優待

婦人服製造卸大手『クロスプラス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ
クロスプラスは、婦人服や子供服の企画から製造販売をおこなっている企業です。
全国の百貨店への販売網が強い!専門店への開拓進む!

クロスプラス(3320)の株主優待

クロスプラス(3320)の株主優待は、オンラインストアで利用できるクーポン券と抽選の旅行券です。

優待内容詳細

2023年、優待制度が変更!

クロスプラス(3320)の優待権利日は年1回、1月末のみです。

オンラインストアのクーポン券

有株式数優待の内容
2年未満継続保有2年以上
100株以上3,000円分5,000円分
500株以上5,000円分7,000円分
1,000株以上10,000円分12,000円分

保有株数、継続保有期間に応じた、クーポン券が貰えます。

2022年までは、商品の選択も可能でしたが、2023年度より、EC推進として、オンラインクーポン券のみです。

クロスプラスが運営する「crossplus.jp」のファッションサイトで利用可能です。

尚、通常商品代金6,600円(税込)以下の場合、550円の送料が必要ですが、株主の場合、金額関係なく送料無料です。

つまり、3,000円分のクーポンの場合、送料代込み、3,550円分の価値として利用可能です。

抽選で30万円相当の旅行券

保有株式数旅行券の抽選
1年以上3年以上
100株以上10名2名

100株以上を1年以上継続保有する事で、30万円分の旅行券が当たる抽選に参加できます。

参加と言っても、自動で抽選してくれます。

1年以上の中から10名、3年以上の継続保有者の中から2名の計12名に30万円、トータル360万円分!

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

継続保有が必須ではなく、優待額が豪華になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

同一株主番号で1月末日及び7月末日の株主名簿に連続して指定回以上記載又は記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年1月31日」です。

権利日最終日の「1月29日」までに100株以上の取得が必要です。

クロスプラスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年1月31日

権利日最終:1月29日(月)・・・残り10ヵ月と5日(311日)
逆日歩日数:1日

クロスプラス(3320)の基本情報

情報更新日:2023年1月14日

code3320優待内容自社グループ商品等
業種卸売業上場市場東証スタンダード 
決算1月 優待月1月
本社愛知上場年月日2004年4月14日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数7,718,000企業のHP優待詳細
優待の種類ファッション 買物券

株価更新日:2023年3月23日

23日の終値株価756円最低投資額75,600円
最低必要株数100継続保有継続保有特典

優待開示情報

クロスプラス(3320)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-01-27793-110,400-101,5008,900107,70012.812.819.0停止
2021-01-271,2200-60,800-60,800320,9002.8510.4318.0
2020-01-29793-62,100-187,500-125,400188,10038.412.837.0注意
2019-01-28776-41,300-191,600-150,300193,20012.812.813.0注意
2018-01-261,148-500-129,900-129,400160,90019.219.213.0注意
2017-01-26662-48,700-179,200-130,500240,60014.014.012.010倍
2016-01-26610-19,000-96,200-77,200153,40033.611.230.0注意
2015-01-27828-44,500-123,300-78,800165,70043.214.435.0注意
2014-01-28887-45,900-116,600-70,700154,80048.016.0310.0
2013-01-28901-45,100-174,600-129,500167,30016.016.01
2012-01-26813-45,700-135,200-89,500137,30016.016.01
2011-01-26801-56,200-226,500-170,300201,9008.08.01

逆日歩常連銘柄です。

クロスプラス(3320)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(1月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年1月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 1月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄は、全部で30ありますが、クロス向けの貸借銘柄は13とやや少ないので注意が必要です。

    クロスプラスの優待と同じ分類の『自社グループ商品等』等の銘柄一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に7回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2022/01/27:1,280円 (1日)・・・停止
    • 2020/01/29:3,840円 (3日)・・・注意
    • 2019/01/28:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2018/01/26:1,920円 (1日)・・・注意
    • 2017/01/26:1,400円 (1日)・・・10倍
    • 2016/01/26:3,360円 (3日)・・・注意
    • 2015/01/27:4,320円 (3日)・・・注意
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例。因みに東証スタンダード 市場、ある程度の逆日歩は覚悟が必要。

    逆日歩更新日:2023年3月24日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)2005004,400100024,400-20,0000.180
    03/22(水)5001,0004,700030024,300-19,6000.190
    03/20(月)1,3002,6005,20010050024,600-19,4000.210
    03/17(金)5,0001006,5004001,10025,000-18,5000.260
    03/16(木)010,9001,6000025,700-24,1000.060
    03/15(水)10,40019,50012,500020025,700-13,2000.490
    03/14(火)20,000021,6000025,900-4,3000.830.05
    03/13(月)10024,3001,600040025,900-24,3000.060
    03/10(金)24,90010025,8000026,300-5000.980
    03/09(木)20001,000080026,300-25,3000.040
  5. クロスプラスの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に11回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2022/01/27:1,280円 (1日)・・・停止
    • 2021/01/27:285円 (3日)
    • 2020/01/29:3,840円 (3日)・・・注意
    • 2019/01/28:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2018/01/26:1,920円 (1日)・・・注意
    • 2017/01/26:1,400円 (1日)・・・10倍
    • 2016/01/26:3,360円 (3日)・・・注意
    • 2015/01/27:4,320円 (3日)・・・注意
    • 2014/01/28:4,800円 (3日)
    • 2013/01/28:1,600円 (1日)
    • 2012/01/26:1,600円 (1日)
    • 2011/01/26:800円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約8万円
    • 500株:約38万円
    • 1000株:約76万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典あり、条件次第で、リスクの増減有!

    クロスプラスと同じ3,000円相当の優待価値、1月実施の優待一覧。

クロスプラス(3320)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

制度信用クロスは、かなりの高額逆日歩リスクがあるので、貸株料を見極めて、早めの一般信用クロス取引がおすすめ!

クロスプラスは、クロス取引の仕方によって、手数料も異なります。

3月23日の終値、株価756円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額7.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
11/292161668166
21/2632424912249
31/254323212173212
41/247575622295720
51/238656425336523
61/229737228377326
71/1910818031428129
81/1811898834468932
91/1714114112445841
101/1615122120476244
111/1516130128506747
121/1217138136537150
131/1118146144567552
141/1021171168668761
151/922699264
161/823729667
171/5247510070
181/4257810473
191/3288711782
201/2299112185
211/1309412587

クロスプラスの権利付最終日(2024年1月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.6万円、クロスプラスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月24日)から直近の優待権利日(2024年1月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、クロスプラスを7.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(311日分)+プレミアム料971円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(311日分)+プレミアム料
1,169円=99円+99円+971円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(311日分)1,295円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(311日分)
912円=5円+907円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、クロスプラスを7.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ16円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ16円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
192円=90円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
203円=99円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
10円=5円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=5円+5円

投資金額7.6万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※クロスプラスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

クロスプラス(3320)のクロス取引・株主優待まとめ

  • クロスプラスは優待制度変更で魅力度アップ!
  • 高額逆日歩リスクも増大!
  • 自分のくじ運を信じるなら、現物保有で旅行券の抽選にかけてみるのも吉
  • 100株以上で3,000円相当のクーポン券、しかし送料も無料になるので、優待価値は企業発表以上の魅力あり!
  • 一般信用売り在庫があるなら、早めのクロス取引が1番確実!
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