レシップホールディングス有するレシップグループは、バスや鉄道、自動車や産業機器市場で事業を展開している企業です。

運行管理システム(TMS)や電装機器やLED電源など、暮らしを快適にするシステムを製造しています。

そんなレシップHDの株主優待、クロス取引に必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

レシップホールディングス(7213)の株主優待

レシップホールディングス(7213)の株主優待は、本社のある岐阜の特産品です。

優待内容詳細

保有株式数保有期間
1年以上3年以上
200株以上2,000円相当の特産品2,800円相当の特産品

レシップホールディングス(7213)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待品は、柿の王様と呼ばれている「富有柿」もしくは、明宝ハムセットです。

2022年7月優待制度拡充の発表

現行の優待制度に加えて、岐阜県の寄付先団体へ寄付も可能になりました。

  • 1年以上:2,000円の寄付
  • 3年以上:2,800円の寄付

その他の変更はありません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1年以上の継続保有が必須ですが、3年以上で柿のサイズがLLになります。

継続保有の条件

基準日までの各3回(前年9月末日、当年3月末日・9月末日)の各株主名簿に、同一株主番号で3回連続で記載又は記録されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに200.0株以上の取得が必要です。

レシップホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り5日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

レシップホールディングス(7213)の基本情報

code7213優待内容岐阜県特産品
業種輸送用機器上場市場東証プライム 
決算3月 優待月9月
本拠地岐阜上場年月日2005年12月14日 
単位100貸借区分貸借
継続保有必須・特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品
最低必要株200.0最低投資額113,000円
配当予想5.0配当落日2023年3月30日
発行済株数14,178千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、9月21日の終値株価で計算。

レシップホールディングス(7213)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-28605-12,800-25,900-13,10062,7000.055.61
2020-09-28600-23,000-53,800-30,80087,6000.054.81
2019-09-26767-14,000-39,400-25,40081,9000.056.41
2018-09-25857-25,900-102,600-76,700134,6000.157.23
2017-09-26934-87,700-151,700-64,00095,6000.158.03
2016-09-27898-93,800-144,600-50,80067,90021.67.23
2015-09-25899-77,100-203,000-125,900145,9007.27.21
2014-09-25935-77,000-122,800-45,80099,8001.016.01注意
2013-09-258941,200500-70037,2001
2012-09-257983,300600-2,70013,4003
2011-09-27748900100-8005,2003

レシップホールディングス(7213)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    レシップホールディングスの優待分類と同じ『岐阜県特産品』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。
    • 2014年9月 :100円 (1日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は14,178千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/20(水)1002001,50002002,800-1,3000.540
    09/19(火)20001,60040003,000-1,4000.530
    09/15(金)80001,4001,5001,1002,600-1,2000.540
    09/14(木)01006002001002,200-1,6000.270
    09/13(水)02007001001,2002,100-1,4000.330
    09/12(火)0090006003,200-2,3000.280
    09/11(月)009001,50003,800-2,9000.240
    09/08(金)3001,1009001,40002,300-1,4000.390
    09/07(木)1,4003001,70008009008001.890
    09/06(水)020060005001,700-1,1000.350
  5. レシップホールディングスの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩が、いままで2回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2021年9月 :5円 (1日)
    • 2020年9月 :5円 (1日)
    • 2019年9月 :5円 (1日)
    • 2018年9月 :15円 (3日)
    • 2017年9月 :15円 (3日)
    • 2016年9月 :2,160円 (3日)
    • 2015年9月 :720円 (1日)
    • 2014年9月 :100円 (1日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は200株なので、実際の逆日歩金額はさらに2倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待取得に200.0株必要ですが、投資金額としては少ない方なので、逆日歩が発生しても痛みは少ないです。
    • 200株:約11万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。

レシップホールディングス(7213)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

レシップホールディングスは、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

9月21日の終値、株価565円の必要株数分(200.0株)で計算。

投資額11.3万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274484819254817
29/265606023316022
39/256727228377226
49/227858333438530
59/218979537509735
69/2011133131516813348
79/1912145143567414552
89/1513157155608056
99/1414169167658761
109/13182172158411178
119/12192292268811882
129/11202412389312487
139/8212542509813091
149/72226626210213695
159/625116155108
169/526121161113
179/427125167117
189/128130173121
198/3129135180126
208/3032149198139
218/2933153204143

レシップホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額11.3万円、レシップホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月22日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、レシップホールディングスを11.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ85円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(7日分)
348円=115円+148円+85円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ83円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(7日分)
326円=100円+143円+83円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料33円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
296円=115円+148円+33円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)43円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)85円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
348円=115円+148円+85円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
38円=8円+30円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、レシップホールディングスを11.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ48円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
277円=115円+148円+14円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ48円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
257円=100円+143円+14円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料14円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
277円=115円+148円+14円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)14円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)14円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
277円=115円+148円+14円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
22円=8円+14円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
21円=7円+14円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※レシップホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

レシップホールディングス(7213)のクロス取引・株主優待まとめ

レシップホールディングス、過去に最大逆日歩が発生していますが、優待制度が変更になる前の逆日歩です。

実は、2019年9月末までは、1年以上の継続保有の条件がなかったのです。

クロス取引し放題ってわけではありませんが、約20万円の投資額に対して、2,000円相当の珍しい「富有柿」なら、人気が出るのは当たり前です。

制度が変更になってから、大きな逆日歩は発生していませんが、それだけクロス取引するにはハードルが高いです。

輸送機器事業で数々のトップシェア製品を誇るレシップホールディングスですが、株価が下がっており、現物保有するチャンスかもしれません。ただ、今が底とは限りませんので、投資は自己責任、自己判断でお願いします。

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