多木化学株主優待

創業100年以上の歴史がある、化学肥料のパイオニア『多木化学』の株主優待情報をまとめました。

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧、まとめて確認できます。

投資メモ

多木化学(4025)は、肥料メーカーでありながら、水処理凝集剤ポリ塩化アルミニウムのトップ企業です。
メディカル、IT機器、自動車部材など、積極的に多角化事業進出!

多木化学(4025)の株主優待

多木化学(4025)の株主優待は、不動の人気のQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容(QUOカード)
100株以上1,000円分
400株以上3,000円分

多木化学(4025)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

シンプルでわかりやすい優待制度です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

多木化学の株主優待制度を利用した感想

QUOカードは、一般的に贈答品として人気のSMILデザインのQUOカードです。

企業色全面に打ち出したようなデザインではないので、誰でも問題なく利用できるでしょう。

ただ、これで企業のメリットはあるの?って思ってしまいます。

QUOカードを使う時、ああこれは、○○会社のQUOカードだったなあと思いだす時もありますが、SMILのQUOカードだと、後からどこの企業だったのか、わからなくなってしまうんです。

広告効果はあまり期待していないんでしょうね。

後から、プレミア価値も付きそうにないので、使う優先順位は高いです。

ありがたく、コンビニ等で利用させてもらっています。

最近では、デイリーヤマザキでも使えるようになったので、美味しいサーティーワンのアイスをQUOカードで買っています!!

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

多木化学の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り6ヵ月と17日(200日)
逆日歩日数:6日

多木化学(4025)の基本情報

code4025優待内容クオカード
業種化学上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地兵庫上場年月日1949年5月16日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額440,500円
配当予想50.0配当落日2022年12月29日
発行済株数9,458千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

多木化学(4025)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-285,8000-4,200-4,20044,9000.546.4550.0
2020-12-286,580-12,700-15,700-3,00026,2007.552.8545.0
2019-12-264,715-3,100-7,000-3,90072,5000.776.8740.0注意
2018-12-259,080-26,800-28,000-1,20028,200350.0182.0780.010倍
2017-12-265,640-2,700-19,400-16,70033,10012.345.6675.0
2016-12-27860-31,000-135,000-104,000174,0004.57.2514.0
2015-12-25752-19,000-126,000-107,000137,0002.256.4514.0
2014-12-25742-50,000-189,000-139,000193,0003.36.0613.0
2013-12-25764-4,000-85,000-81,000199,0001.058.0713.0
2012-12-255108,000-10,000-18,00094,00056.07
2011-12-274704,000-40,000-44,00080,00030.05

多木化学(4025)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    株主優待数は175、そのうち119銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    多木化学と同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、12月実施のQUOカード優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2019年12月:70円 (7日)・・・注意
    • 2018年12月:35,000円 (7日)・・・10倍
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例かもしれません。因みに東証プライム 市場です。ある程度の逆日歩は覚悟する必要がありそうです。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)20002,500001,6009001.560
    06/07(水)5001002,30001001,6007001.440
    06/06(火)01001,900001,7002001.120
    06/05(月)04,0002,000001,7003001.180
    06/02(金)1002006,00001001,7004,3003.530
    06/01(木)01,2006,10010001,8004,3003.390
    05/31(水)1,50007,300001,7005,6004.290
    05/30(火)01005,80010001,7004,1003.410
    05/29(月)02005,900001,6004,3003.690
    05/26(金)1003006,100001,6004,5003.810
  5. 多木化学の発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去11回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年12月:50円 (5日)
    • 2020年12月:750円 (5日)
    • 2019年12月:70円 (7日)・・・注意
    • 2018年12月:35,000円 (7日)・・・10倍
    • 2017年12月:1,230円 (6日)
    • 2016年12月:450円 (5日)
    • 2015年12月:225円 (5日)
    • 2014年12月:330円 (6日)
    • 2013年12月:105円 (7日)
    • 2012年12月:5,600円 (7日)
    • 2011年12月:3,000円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約44万円
    • 400株:約176万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

多木化学(4025)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次に大事な多木化学のクロス取引手数料です。

6月9日の終値、株価4,405円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額44.1万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277330326127169330118
212/268377372145193377135
312/259424419163217424152
412/2210471465181242471169
512/2111518512199266518186
612/2014660651254338660237
712/1915707698272362707254
812/1816754744290387754271
912/1517801791308411288
1012/1418848837326435304
1112/1321990977381507355
1212/12221,0371,023399532372
1312/11231,0841,070417556389
1412/8241,1311,116435580406
1512/725453604423
1612/628507677474
1712/529526701491
1812/430544725507
1912/131562749524
2011/3032580773541
2111/2935634846592
2211/2836652870609

多木化学の権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額44.1万円、多木化学のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、多木化学を44.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:44.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)+プレミアム料3,715円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(205日分)+プレミアム料
4,145円=198×2円+34円+3,715円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(205日分)
6,054円=1,100円+4,954円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(205日分)
3,498円=30円+3,468円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、多木化学を44.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ330円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
527円=198×2円+34円+97円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ326円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
491円=187×2円+24円+93円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料97円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
527円=198×2円+34円+97円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,197円=1,100円+97円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:44.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)93円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
523円=198×2円+34円+93円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
127円=30円+97円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
121円=28円+93円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の6日に返却日を加えた7日です。

※多木化学の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

多木化学(4025)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 多木化学(4025)は、業界では名の知られた企業ですが、発行済株式数は実は少ない!
  • 逆日歩リスクは常に顕在!
  • 毎回必ず逆日歩は発生中!
  • 出来高も少ないので、優待権利日最終日に出来高が大きくなった時は、要注意!
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