ラウンドワン株主優待クロス取引

アミューズメント施設『ラウンドワン』の株主優待・クロス取引に必要な情報をまとめました。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料(手数料)の理解を深めることが可能です。

投資メモ

ラウンドワン(4680)は、ボウリング・アミューズメント・カラオケなど、地域密着の屋内型複合レジャー施設の運営をおこなっている企業です。

ラウンドワン(4680)の株主優待

ラウンドワン(4680)の株主優待は、自社施設サービスで利用できる優待券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 クラブ会員入会券1枚
500円割引券5枚
500株以上 シルバー会員入会券1枚
500円割引券10枚
1,000株以上 ゴールド会員入会券1枚
500円割引券15枚
2,000株以上 プラチナ会員入会券1枚
500円割引券20枚

ラウンドワン(4680)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

ラウンドワンは、非会員でも施設の利用できますが、会員ランクがあがると、ランクに応じてお得なクーポンが貰えたり、メダルもたくさん貰えるようになります。

株主優待制度を利用すれば、他の会員がコツコツ貯めてランクがあがっていくのを飛び越して、簡単にゴールド会員やプラチナ会員になれます。

その他、全国のラウンドワンで利用可能な、500円割引券も貰えますが、こちらは次の注意ポイントあります。

精算金額が税込1,000円以上でないと利用できません
1人あたり1日1枚しか利用できません。
フードカウンター券販売機での飲食購入には利用できません。
クレジットカードでの支払いでないと利用できません。

以上のように500円割引券は、あまり利便性が高くないので、ご注意です。

また、100株以上保有者全員に健康ボウリング教室・レッスン優待券1枚が貰えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

ラウンドワンに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ラウンドワンの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り4ヵ月と29日(152日)
逆日歩日数:1日

ラウンドワン(4680)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code4680優待内容施設等利用割引券
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社大阪上場年月日1997年8月28日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数287,593,000企業のHP優待詳細
優待の種類娯楽レジャー

株価更新日:2024年4月26日

26日の終値株価697円最低投資額69,700円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ラウンドワン(4680)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2024-03-27790138,700179,40040,7002,230,7000.06.433.5
2023-09-27577441,000440,600-4002,862,2000.04.832.5
2023-03-29509943,200887,500-55,7002,978,0000.014.434.0
2022-09-281,973-199,700-268,700-69,00010,644,3000.1516.034.0
2022-03-291,376-8,800-59,200-50,4001,089,8000.111.2110.0
2021-09-281,511303,800-150,600-454,4002,388,9000.112.8110.0
2021-03-291,231-338,000-418,200-80,2001,119,4000.810.410.0
2020-09-28843-422,700-612,200-189,5001,494,2000.87.2110.0
2020-03-27607164,90067,700-97,2001,747,500110.0
2019-09-261,6135,700-47,900-53,600914,6000.013.6110.0
2019-03-261,400-3,500-76,700-73,200972,2001.0511.2310.0
2018-09-251,49913,8000.0-13,8001,122,2000.012.0310.0
2018-03-271,702118,200114,700-3,500777,400310.0
2017-09-261,391-376,200-430,700-54,5003,661,9000.911.2310.0
2017-03-28903-281,000-771,600-490,6001,103,4001.658.0310.0
2016-09-27700-94,000-261,100-167,1001,137,2001.655.6310.0
2016-03-28679-256,400-412,700-156,300872,8001.555.6110.0
2015-09-25529-1,600-125,100-123,5001,019,4000.04.8110.0
2015-03-2667596,10076,200-19,9001,186,400110.0
2014-09-25677152,70053,600-99,100966,100110.0
2014-03-26875-589,800-963,000-373,2002,836,8001.558.0110.0
2013-09-25584162,2000.0-162,2001,316,6000.08.0110.0
2013-03-26681-40,600-266,000-225,4001,120,9000.158.03
2012-09-2540183,30041,400-41,9001,106,4000.03
2012-03-2753837,800115,40077,6001,455,1003
2011-09-27537774,700734,500-40,2004,225,5000.03
2011-03-283681,074,500765,900-308,6002,822,2001

ラウンドワン(4680)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は277(優待実施銘柄の全体は388)です。

    ラウンドワンの優待と同じ分類の『施設等利用割引券』等の銘柄一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株数は287,593,000もありますが、優待が人気のため、権利日最終日はいつも株不足になっており、警戒が必要。

    逆日歩更新日:2024年4月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/25(木)35,3002,600268,30005004,100264,20065.440
    04/24(水)13,0002,600235,60010004,600231,00051.220
    04/23(火)1,200800225,200004,500220,70050.040
    04/22(月)1,5004,900224,80010004,500220,30049.960
    04/19(金)2,0008,900228,20001,0004,400223,80051.860
    04/18(木)3,6007,300235,1001,00011,0005,400229,70043.540
    04/17(水)1,9006,100238,80011,300015,400223,40015.510
    04/16(火)10,0005,800243,000004,100238,90059.270
    04/15(月)7,70014,500238,800004,100234,70058.240
    04/12(金)11,80010,800245,600004,100241,50059.90
  5. ラウンドワンの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去12回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/09/28:15円 (3日)
    • 2022/03/29:10円 (1日)
    • 2021/09/28:10円 (1日)
    • 2021/03/29:80円 (1日)
    • 2020/09/28:80円 (1日)
    • 2019/03/26:105円 (3日)
    • 2017/09/26:90円 (3日)
    • 2017/03/28:165円 (3日)
    • 2016/09/27:165円 (3日)
    • 2016/03/28:155円 (1日)
    • 2014/03/26:155円 (1日)
    • 2013/03/26:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:必要株数では警戒範囲
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも5つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約7万円
    • 300株:約21万円
    • 1500株:約105万円
    • 3000株:約209万円
    • 6000株:約418万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値がラウンドワンと同じぐらいの銘柄。


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ラウンドワン(4680)の優待クロス(制度・一般)

次はラウンドワンのクロス取引手数料です。

4月26日の終値、株価697円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額7.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262151568155
29/255373714193713
39/246454417234516
49/207525220275219
59/198605923316021
69/1812908935469032
79/1713979637509735
89/1314105103405438
99/1215112111435840
109/1119142140557351
119/1020150148587754
129/921157155608156
139/622165162638459
149/523172170668862
159/4267510070
169/3277810472
179/2288110775
188/30298311178
198/29308611581
208/28339512789

ラウンドワンの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.0万円、ラウンドワンのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月27日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ラウンドワンを7.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(154日分)+プレミアム料443円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(154日分)+プレミアム料
641円=99円+99円+443円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(154日分)591円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(154日分)
418円=5円+413円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ラウンドワンを7.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ15円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ15円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
191円=90円+97円+4円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料4円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
202円=99円+99円+4円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=5円+4円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=4円+4円

投資金額7万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※ラウンドワンの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、ラウンドワンの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
04/25(木)2,9002,5004,1002,100
04/24(水)3,8003,4004,1002,600
04/23(火)3,8003,8004,4003,800
04/22(月)02,5004,4003,800
04/19(金)1,9002,1002,4001,500
04/18(木)2,1001,5002,2001,900
04/17(水)2,1001,7002,4002,100
04/16(火)2,0001,7002,4002,100
04/15(月)1,7007002,3002,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

9月の株主優待情報をまとめて確認

ラウンドワン(4680)のクロス取引・株主優待まとめ

ラウンドワン(4680)のクロス取引は、投資金額が少ないので、株初心者でも比較的おこないやすいです。

さらに、逆日歩リスクも少ないので、おすすめです。

ただし、優待価値の魅力が、ちょっと低いのが難点です。

500円割引券には、色々制約が多いし、会員入会券もどちらかというとヘビーユーザー向けです。

ラウンドワンに頻繁に通って、ボウリングやカラオケ、アミューズメント施設でメダルゲームをする方向けの優待サービスです。

ラウンドワンの優待、欲しい方には、欲しいかも知れませんが、万人向けではありません。ただ、やや大型株で逆日歩リスクも少ないので、資金に余裕ができたら、クロス取引していみるのも良いでしょう。

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