楽天株主優待

説明不要の大手ネット通販『楽天グループ』の株主優待情報をまとめました。

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧、まとめて確認できます。

投資メモ

楽天グループは、日本を代表するネット通販企業、金融、旅行、デジタルコンテンツなども積極展開中です。
携帯電話にも参入し、ネットビジネスの強みとデジタルとの融合による相乗効果に期待!

楽天グループ(4755)の株主優待

楽天グループ(4755)の株主優待は、楽天サービスのキャッシュやクーポンです。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
5年未満継続保有5年以上
100株以上500円分1,000円分
1,000株以上1,000円分1,500円分
5,000株以上1,500円分2,000円分
10,000株以上2,000円分2,500円分

楽天グループ(4755)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

保有株数、保有年数に応じた金額の楽天キャッシュが貰えます。

優待で貰える楽天キャッシュについて

楽天キャッシュは、「楽天市場」、「楽天トラベル」、「ラクマ」などのインターネットサービスで使える電子マネーです。

他の銘柄の優待制度と違って、楽天キャッシュを使う為には、最初に申し込みが必要です。

すぐに使えないのが、マイナスポイントです。

申込申請して、約2週間後にようやく楽天キャッシュが貰えます。

また、1つの楽天IDで、利用できる優待の楽天キャッシュは1つだけです。

楽天国内宿泊クーポン

100株以上保有で、1,500円分の楽天トラベルの国内宿泊クーポンが貰えます。

宿泊代が1,500円分安くなるというものですが、15,000円以上使わないと使えません。

この部分も昔は、利用制限等なかったのですが、不便になったものです。

楽天キャッシュと同じく、申込をして、発行されてから、使うので、めんどくさいです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、5年以上で、保有株数に関係なく楽天キャッシュ500円分追加です。

継続保有の条件

株主名簿確定基準日(6月30日および12月31日)の株主名簿に、同一株主番号で連続11回以上記載または記録されること。

楽天の株主優待制度を利用した感想

楽天の株主優待制度、年々しょぼくなってる気がするのは、気がせいでしょうか?

以前は、楽天グッズのプレゼント抽選があったり、各種楽天サービスが割引価格になったりと、色々あったのですが、ここ最近はシンプルな優待制度です。

シンプルになってわかりやすいというのもありますが、ちょっと物足りなさを感じてしまいます。

また、12月末の株主になっていると、桜が咲くころ実施の楽天グループの株主総会に参加できます。

品川にあるグランドプリンスホテル新高輪で開催される株主総会、こちらも以前は最後まで参加していると最後に楽天プリペイドカード500円分が貰えたりしました。

楽天プリペイドカードは、登録不要でリアル店舗で簡単に使えるので、使い勝手も良いです。

ここ最近は、お土産中止になっている気がしますが、総会自体は、三木谷さんも登壇するので、結構楽しめます。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

楽天グループの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り6ヵ月と17日(200日)
逆日歩日数:6日

楽天グループ(4755)の基本情報

code4755優待内容自社電子マネー等
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日2000年4月19日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類継続保有特典 自社商品 娯楽レジャー
最低必要株100.0最低投資額54,430円
配当予想4.5配当落日2022年12月29日
発行済株数1,587,177千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

優待開示情報

楽天グループ(4755)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281,150969,3000-969,3004,993,9000.09.654.5
2020-12-28971835,100858,60023,5009,303,70054.5
2019-12-269403,117,0003,025,700-91,3006,301,90074.5
2018-12-257171,587,8001,458,600-129,20010,077,80074.5
2017-12-261,0312,136,5002,163,40026,9005,459,80064.5
2016-12-271,164229,200278,70049,5003,830,60054.5
2015-12-251,3691,232,6001,200,100-32,5005,189,70054.5
2014-12-251,731-379,100-617,000-237,9002,941,5000.314.464.5
2013-12-251,507238,60084,800-153,8005,065,50074.0
2012-12-25673697,900772,60074,7001,505,2007
2011-12-2783,5002,5684,2811,71311,3005

楽天グループ(4755)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は119(優待実施銘柄の全体は175)です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は1,587,177千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)187,10071,4005,487,30096,70093,3001,363,6004,123,7004.020
    06/07(水)247,800584,3005,371,60021,600243,4001,360,2004,011,4003.950
    06/06(火)2,585,100328,7005,708,100103,900468,4001,582,0004,126,1003.610
    06/05(月)1,052,9001,092,7003,451,700281,1001,826,1001,946,5001,505,2001.770
    06/02(金)451,2003,351,7003,491,500544,5003,786,9003,491,50001.00
    06/01(木)3,316,9002006,392,000042,524,4006,733,900-341,9000.950.05
    05/31(水)106,700898,4003,075,3005,186,50011,50049,258,300-46,183,0000.060.30
    05/30(火)224,90028,2003,867,0001,028,6004,000,40044,083,300-40,216,3000.090.05
    05/29(月)45,300848,3003,670,300568,4001,134,60047,055,100-43,384,8000.080.10
    05/26(金)661,700343,4004,473,300337,500911,80047,621,300-43,148,0000.090.05
  5. 楽天グループの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2014年12月:30円 (6日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約5万円
    • 1,000株:約54万円
    • 5,000株:約272万円
    • 10,000株:約544万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

楽天グループ(4755)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

楽天グループの逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

6月9日の終値、株価544円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額5.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277404016214014
212/268464618244617
312/259525120275219
412/2210585722305821
512/2111636324336323
612/2014818031418129
712/1915878533448731
812/1816929136479233
912/15179897385035
1012/1418104103405337
1112/1321121120476243
1212/1222127125496546
1312/1123133131516848
1412/824138137537150
1512/725557452
1612/628628358
1712/529648660
1812/430678962
1912/131699264
2011/3032719566
2111/29357810472
2211/28368010775

楽天グループの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額5.4万円、楽天グループのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、楽天グループを5.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)+プレミアム料455円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(205日分)+プレミアム料
653円=99円+99円+455円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(205日分)607円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(205日分)
428円=4円+425円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、楽天グループを5.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ40円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
210円=99円+99円+12円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ40円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
198円=90円+97円+11円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料12円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
210円=99円+99円+12円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)12円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:5.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)11円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
209円=99円+99円+11円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
16円=4円+12円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
15円=3円+11円

投資金額5.4万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※楽天グループの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

楽天グループ(4755)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 楽天グループ(4755)は、国内を代表する超大手企業、優待権利日に株不足の心配は皆無!
  • 知名度だけで、早めのクロス取引をおこなっている方もいるようですが、貸株料が無駄だと教えてあげたい
  • 優待利回りはあまり期待してはいけない、予算の余裕があったらついでぐらいで十分!
  • 株主総会は面白いが、コロナ禍で自粛(ネット参加)を求められるので、微妙
  • 楽天ファンなら優待価値を十分に堪能できる可能性はあり!野球観戦なども復活を望む!
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