アウトソーシング株主優待

社名の通り、国内技術系の人材派遣が主力『アウトソーシング』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

アウトソーシングは、工場製造ラインへの技術者派遣や海外事業を展開する企業です。
M&Aに積極的!

アウトソーシング(2427)の株主優待

アウトソーシング(2427)の株主優待は、長年の実績があるQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000円分
500株以上2,000円分
5,000株以上3,000円分
25,000株以上4,000円分

アウトソーシング(2427)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

2017年9月末に1株を5株に株式分割を実施!

従来の投資金額の1/5でQUOカード1,000円分が取得できます。

さらにその後もず~と優待制度を実施している優良企業です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

アウトソーシングの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り9ヵ月と5日(280日)
逆日歩日数:6日

アウトソーシング(2427)の基本情報

code2427優待内容クオカード
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日2004年12月15日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額123,900円
配当予想22.0配当落日2022年12月29日
発行済株数125,951千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

アウトソーシング(2427)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281,36630,100-390,100-420,20016,813,0000.2511.2531.0
2020-12-281,363-386,900-379,7007,2001,874,4001.7511.2510.0
2019-12-261,2050-38,000-38,0001,860,4000.010.4724.0
2018-12-251,010216,500271,60055,1003,766,600721.0
2017-12-262,019111,30099,200-12,1001,271,500619.0
2016-12-273,38014,600-35,600-50,200399,7000.027.2542.0
2015-12-253,055-93,600-157,500-63,900228,1001.524.8535.0
2014-12-251,7730-102,400-102,400302,7000.314.4627.0
2013-12-251,115-68,700-75,000-6,300231,7000.3512.078.0
2012-12-253750-17,800-17,80097,1000.356.07
2011-12-27023,1005,100-18,00005

アウトソーシング(2427)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    クロス取引可能な銘柄は119(優待銘柄は175)です。

    アウトソーシングと同じ人気のQUOカード優待がある銘柄一覧(一例)。

    QUOカード優待を実施している企業は多いですが、アウトソーシングのQUOカードは、オリジナルデザイン、付加価値がつく可能性あり。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は125,951千株と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)5,7001,500134,600010015,200119,4008.860
    03/16(木)26,2000130,40001,50015,300115,1008.520
    03/15(水)2,80032,000104,2001,100016,80087,4006.20
    03/14(火)36,9002,200133,40005,40015,700117,7008.50
    03/13(月)2,2004,00098,70009,50021,10077,6004.680
    03/10(金)4,0005,100100,5005,40050030,60069,9003.280
    03/09(木)1,90012,900101,600010025,70075,9003.950
    03/08(水)23,1000112,6005002,80025,80086,8004.360
    03/07(火)1,00011,60089,5003,400028,10061,4003.190
    03/06(月)11,2001,000100,1005001,70024,70075,4004.050
  5. アウトソーシングの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去6回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021年12月:25円 (5日)
    • 2020年12月:175円 (5日)
    • 2015年12月:150円 (5日)
    • 2014年12月:30円 (6日)
    • 2013年12月:35円 (7日)
    • 2012年12月:35円 (7日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約12万円
    • 500株:約62万円
    • 5,000株:約620万円
    • 25,000株:約3,098万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、人気優待のQUOカードが貰えるので、注意警戒は必要です。

アウトソーシング(2427)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩と同じく経費が掛かるアウトソーシングのクロス取引手数料についてです。

3月17日の終値、株価1,239円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額12.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277939236489333
212/268106105415410638
312/259119118466111943
412/2210132131516813248
512/2111146144567514652
612/2014185183719518567
712/19151991967610219971
812/18162122098210921276
912/15172252228711681
1012/14182382359212286
1112/1321278275107143100
1212/1222291288112149105
1312/1123305301117156109
1412/824318314122163114
1512/725127170119
1612/628143190133
1712/529148197138
1812/430153204143
1912/131158211147
2011/3032163217152
2111/2935178238166
2211/2836183245171

アウトソーシングの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額12.4万円、アウトソーシングのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アウトソーシングを12.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(287日分)+プレミアム料1,463円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(287日分)+プレミアム料
1,726円=115円+148円+1,463円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(287日分)1,950円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(287日分)
1,374円=8円+1,365円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、アウトソーシングを12.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ93円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
290円=115円+148円+27円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ92円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
269円=100円+143円+26円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料27円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
290円=115円+148円+27円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)27円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)26円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
289円=115円+148円+26円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
36円=8円+27円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
34円=8円+26円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので7日です。

※アウトソーシングの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

アウトソーシング(2427)のクロス取引・株主優待まとめ

  • アウトソーシング(2427)は、人気のQUOカード優待を長年実施している素晴らしい企業。
  • 逆日歩常連銘柄でもあるが、逆日歩金額は少額!
  • 一般信用売り在庫も各証券会社にあるが、1月以上前のクロス取引なら、貸株料の方が高くつく!
  • 100株保有での優待クロスなら、権利日最終日の制度信用クロスが最も利益が高い!
  • 発行済株式数も多いので、高額逆日歩が発生する可能性も低い!
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