ジャパンインベストメントアドバイザー株主優待

航空機リースやM&A支援業の『ジャパンインベストメントアドバイザー』の株主優待情報をまとめました。

長期保有で威力を発揮する株主優待制度を実施しているのは、さすが証券業という感じです。

そんなJIAの過去の逆日歩クロス取引の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

ジャパンインベストメントアドバイザーは、金融商品の組成・販売・運営をおこなっている企業です。
「金融を通じて社会に貢献する企業でありつづける」が経営理念!

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の株主優待

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の株主優待は、みんな大好き①QUOカードと、②日本証券新聞デジタル版購読券の2本立てです。

優待内容詳細

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

2022年12月26日、優待権利日最終日まで後2日という段階で、優待制度の改悪発表です。

このように、株主優待の実施内容は企業の自由なので、直前まで情報をチェックしておく必要が重要です。

尚、最新の優待情報を見逃したくない方、当サイトでも毎日、株主優待に厳選したIR情報を毎日更新中。

2022年12月末からの株主優待

保有株式数優待の内容
1年未満継続1年以上継続2年以上継続3年以上
100株以上対象外
②3か月分
①500円分
②3か月分
①1,000円分
②6か月分
①3,000円分
②12か月分
200株以上①500円分
②3か月分
①1,000円分
②6か月分
①3,000円分
②12か月分
①5,000円分
②12か月分
2,000株以上①1,000円分
②6か月分
①3,000円分
②12か月分
①5,000円分
②12か月分
①10,000円分
②12か月分

今まで100株保有で貰えていたQUOカード額を2022年12月で貰うなら、200株必要です。

単純に理解するなら、優待価値の半減です。

尚、100株の場合は、最低でも1年以上の継続保有が必須です。

2021年までの株主優待

参考までに2021年12月までの株主優待制度です。

保有株式数優待の内容
1年未満継続1年以上継続2年以上継続3年以上
100株以上①500円分
②3か月分
①1,000円分
②6か月分
①3,000円分
②6か月分
①5,000円分
②6か月分
2,000株以上①1,000円分
②6か月分
①3,000円分
②12か月分
①5,000円分
②12か月分
①10,000円分
②12か月分

QUOカード優待

①QUOカードは、シンプルに社名のロゴとURLの記載されたQUOカードです。

保有株数、保有期間に応じて、QUOカードが貰えます。

QUOカード優待の改悪発表を受けて、2022年12月末のQUOカード優待ランキングも順位が変更!

日本証券新聞デジタル版の優待

②日本証券新聞デジタル版は、ネット限定のコンテンツの購読券です。

通常1ヵ月の料金が3,000円するので、最低でも9,000円分の価値ありです。

優待制度は近年3回、変更しています。

  • 2019年12月(拡充):日本証券新聞デジタル版の購読期間のアップ!
  • 2021年12月(拡充):3年以上の継続保有でQUOカード額がさらにアップ!
  • 2022年12月(改悪):200株枠の追加、100株保有は最低1年間の継続必須

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、1年、2年、3年と継続保有することで優待内容が豪華になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

12月末日、6月末日時点の株主名簿に同一の株主番号で、連続して3回記載または記録されること。

ジャパンインベストメントアドバイザーの株主優待制度を利用した感想

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)、通称JIAは、100株においてクロス取引1回限りなら、500円のQUOカードです。

おまけで証券新聞デジタル版購読券も3ヵ月だけ付いてきますが、正直使った事ありません・・・・

登録も簡単で、無料期間が終了したら、自動で有料購読になる事もない、素晴らしい購読制度なんですが・・・・

暇を見つけたらと思っていたら、登録機関が終了していた・・・という毎度のパターンです。

ただ、JIAは、継続保有になってこそ、優待価値を発揮する銘柄です。

継続保有3年間で、QUOカード5,000円は豪華です。

投資金額を考えると、破格の株主優待制度です。ただ同じぐらいの配当を出す企業も探せばいっぱい見つかるので、まあ優待にこだわるならという感じです。

また、現行の優待制度にリニューアルしたのは、2021年12月からです。

優待制度がコロコロ変わる、JIAだけに、制度が続くかどうかもリスクとしてありです。

↑やはり変更ありました!!(2022年12月から200株枠の追加)

以前から知っている銘柄だけに、ここ数年の一般信用売り在庫量をチェックしたりしていますが、早い時だと4ヵ月ぐらい前に信用売り在庫が即効なくなります。

参考:こちらで毎日の信用売り在庫状況をチェック中!

クロス取引目的なら、100株で1,000円ぐらいの貸株料コストがかかるのに・・・それなら逆日歩貰った方がマシだと思うのは管理人だけでしょうか・・・

株価がさがっているので、純粋に信用売りをしたいだけなのかも知れませんが・・・

そうそう一時5,000円以上した、JIAの株は1,000円台なので、かなりお買い得かも!

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

ジャパンインベストメントアドバイザーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り3ヵ月と5日(96日)
逆日歩日数:6日

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の基本情報

code7172優待内容クオカード等
業種証券、商品先物取引業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地東京上場年月日2014年9月11日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券 自社商品
最低必要株100.0最低投資額179,600円
配当予想32.0配当落日2022年12月29日
発行済株数30,731千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、9月15日の終値株価で計算。

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-281,300-176,100-219,200-43,100199,8000.2510.4516.0
2020-12-281,280-158,000-213,900-55,900455,2002.7520.8516.0注意
2019-12-261,485000448,0000.012.0712.5
2018-12-252,674-264,500-368,900-104,400659,9000.743.279.5注意
2017-12-263,2200400400221,60066.0
2016-12-273,48016,200116,00099,800137,50056.0
2015-12-251,8029,60012,4002,80031,20050.0
2014-12-2510,25035,70038,0002,30054,30060.0

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    クロス取引可能な銘柄は119(優待銘柄は175)です。

    ジャパンインベストメントアドバイザーと同じ人気のQUOカード優待がある銘柄一覧(一例)。

    QUOカード優待を実施している企業は多いですが、ジャパンインベストメントアドバイザーのQUOカードは、オリジナルデザイン、付加価値がつく可能性あり。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2020年12月:275円 (5日)・・・注意
    • 2018年12月:70円 (7日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は30,731千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/20(水)10020016,200001,10015,10014.730
    09/19(火)040016,30020001,10015,20014.820
    09/15(金)30060016,70060020090015,80018.560
    09/14(木)1,20070017,000500050016,50034.00
    09/13(水)2001,90016,5000100016,500-0
    09/12(火)1,7003,70018,2001001,80010018,100182.00
    09/11(月)4,9003,00020,20002,8001,80018,40011.220
    09/08(金)4,1002,50018,3003001,2004,60013,7003.980
    09/07(木)60050016,7004002005,50011,2003.040
    09/06(水)1,200016,6005006005,30011,3003.130
  5. ジャパンインベストメントアドバイザーの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、3回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2021年12月:25円 (5日)
    • 2020年12月:275円 (5日)・・・注意
    • 2018年12月:70円 (7日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約18万円
    • 2,000株:約359万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    人気のQUOカード優待に加えて、継続保有で利回りアップ、逆日歩リスクが高まるので、ご注意です。

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ジャパンインベストメントアドバイザーの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

9月15日の終値、株価1,796円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額18.0万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277135133526913548
212/268154152597915455
312/259173171678917362
412/2210192190749919269
512/21112122098110821276
612/201426926610413826997
712/1915288285111148288104
812/1816308304118158308110
912/1517327323126168117
1012/1418346342133178124
1112/1321404399155207145
1212/1222423418163217152
1312/1123442437170227159
1412/824462456178237166
1512/725185247173
1612/628207276193
1712/529215286200
1812/430222296207
1912/131229306214
2011/3032237316221
2111/2935259345242
2211/2836266355249

ジャパンインベストメントアドバイザーの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額18.0万円、ジャパンインベストメントアドバイザーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月22日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ジャパンインベストメントアドバイザーを18.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(101日分)+プレミアム料747円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(101日分)+プレミアム料
1,010円=115円+148円+747円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(101日分)996円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(101日分)
710円=12円+697円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ジャパンインベストメントアドバイザーを18.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ135円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
303円=115円+148円+40円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ133円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
281円=100円+143円+38円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料40円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)+プレミアム料
303円=115円+148円+40円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)40円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)38円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(7日分)
301円=115円+148円+38円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
52円=12円+40円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
49円=11円+38円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので7日です。

※ジャパンインベストメントアドバイザーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ジャパンインベストメントアドバイザー(7172)は、逆日歩は発生していますが、過去最高で2.75と少額!
  • 一般信用売り在庫もあるが、1日で消失してしまうケースが多い
  • 200株保有の1回のクロス取引の利回りは低いが、継続保有の利回りが格別豪華!
  • 日本証券新聞のデジタル版購読券が欲しい方には、最高の優待銘柄だが、好き嫌い分かれるはず!
  • 現物保有に魅力を感じるが、過剰すぎる優待制度は廃止のリスクあり!
  • 2022年12月末は、2日前に改悪発表!
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