オロの株主優待

優待新設前に隠れ優待を実施していた『オロ』の株主優待情報をまとめました。

2024年8月に優待制度改悪の発表ありです。

人気のQUOカード優待ですが、サプライズでの株価下落は少ない・・・その理由とは?

そんなオロの逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

主にクラウド型の業務管理システムとデジタルマーケティング支援を手掛ける企業
代表的製品「ZAC」は、企業の財務や経理、プロジェクト管理を効率化するためのクラウドERP(統合業務システム)であり、多くの企業で採用

オロ(3983)の株主優待

オロのQUOカード優待

オロ(3983)の株主優待は、QUOカードです。

優待内容詳細

優待権利日は年1回、12月末のみです。

保有株式数 優待内容
100株以上 QUOカード3,000円分

QUOカードは、味わい深い、オリジナルデザインです。

画像のQUOカードは、優待新設1回目の品です。

でも実は隠れ優待が、それまでも存在していたのです。

それが、オロのオリジナルシールです。

毎年、議決権と一緒に同封されていた記憶です。

そんなことをさりげなく行ってくれる株主思いの銘柄です。

 

そんなオロが、優待制度の改悪を発表です。

優待改悪は、2025年12月末からです。

まるでオリックスの優待廃止のように、かなりの事前報告です。

オリックスの株価は、優待廃止アナウンス後の方がむしろ上昇しています。

 

気になる改悪の中身ですが、1年以上の継続保有が必須になる、ただそれだけです。

優待内容も、優待額の変更もありません。

QUOカードの価値は、十分すぎるほど認められているので、まだまだ人気は続きそうです。

QUOカードの価値をもっと知りたい方は、「QUOカード換金するのはもったいない」をお読みください。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

2025年からは継続が必須です。

継続保有の条件

2025年12月からは、毎年 6 月 30 日及び 12 月 31 日時点の株主名簿に、同一の株主番号で、連続して 3 回以上記録され、そのすべての基準日(6 月 30 日・12 月 31 日)において、100 株(1 単元)以上保有している事。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに100株以上の取得が必要です。

オロに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

オロの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り12日(毎日更新)
逆日歩日数:7日

オロ(3983)の基本情報

情報更新日:2024年9月29日

code3983優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社東京上場年月日2017年3月24日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数16,156,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカード

株価更新日:2024年12月12日

12日の終値株価2,441円最低投資額244,100円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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オロ(3983)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-12-272,678-25,500-139,100-113,600194,4004.821.6630.0
2022-12-281,86100094,4000.015.2520.0

記念すべき、優待1回目、2023年12月末の逆日歩は、優待価値を超えるほど高額ではありません。

むしろ配当の高さに注目です。

オロ(3983)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は180、そのうち114銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    オロと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、12月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は16,156,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)0018,10040002,70015,4006.70
    11/20(水)0018,10003002,30015,8007.870
    11/19(火)0018,10004002,60015,5006.960
    11/18(月)0018,10020003,00015,1006.030
    11/15(金)0018,10050002,80015,3006.460
    11/14(木)1,500018,100002,30015,8007.870
    11/13(水)0016,6001002002,30014,3007.220
    11/12(火)0016,60001,0002,40014,2006.920
    11/11(月)020016,6001,30003,40013,2004.880
    11/08(金)060016,80020002,10014,7008.00
  5. オロの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2023/12/27:480円 (6日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    オロと同じ3,000円相当の優待価値、12月実施の優待一覧。


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オロ(3983)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次はオロのクロス取引手数料です。

12月12日の終値、株価2,441円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額24.4万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/2682092068010720975
212/2511287283110147287103
312/2412313309120160313112
412/2313339335130174339122
512/2014365360140187365131
612/1915391386150201391140
712/1818469463180241469168
812/1719495489191254178
912/1620521515201267187
1012/1321547540211281197
1112/1222574566221294206
1212/1125652643251334234
1312/1026678669261348243
1412/927704695271361253
1512/628281374262
1612/529291388271
1712/432321428299
1812/333331441309
1912/234341455318
2011/2935351468328
2111/2836361481337
2211/2739391521365

オロの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額24.4万円、オロのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年12月14日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、オロを24.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(20日分)のみ521円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(20日分)
936円=198×2円+19円+521円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(20日分)のみ515円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(20日分)
902円=187×2円+13円+515円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(20日分)+プレミアム料201円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(20日分)+プレミアム料
615円=198×2円+19円+201円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(20日分)267円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(20日分)521円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(20日分)
936円=198×2円+19円+521円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(20日分)
204円=17円+187円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、オロを24.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ209円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
476円=198×2円+19円+62円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ206円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(8日分)
446円=187×2円+13円+59円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料62円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)+プレミアム料
476円=198×2円+19円+62円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)62円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)59円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(8日分)
474円=198×2円+19円+59円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
78円=17円+62円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
74円=15円+59円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※オロの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、オロの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
12/12(木)0000
12/11(水)0000
12/10(火)0000
12/09(月)0000
12/06(金)0000
12/05(木)0000
12/04(水)0000
12/03(火)003000
12/02(月)0000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

12月の株主優待情報をまとめて確認

オロ(3983)のクロス取引・株主優待まとめ

  • オロの優待改悪、市場の反応はほぼないかも
  • 優待愛悪の内容は、継続保有が必須になっただけであり、優待利回りの変更はない
  • 優待と配当による株主還元はかなりよいので、現物保有の魅力も高い
  • 優待改悪で継続保有が必須になるのは、2025年12月末から、2024年は従来通り
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