カラオケ機器のレンタル・販売を展開する『音通』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

音通は、カラオケレンタル他、フィットネス施設やホットヨガスタジオの運営をおこなっている企業です。
音通株主優待
引用元:音通

音通(7647)の株主優待

音通(7647)の株主優待は、音通が選ぶギフトです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
5,000株以上音通が選ぶギフト

音通(7647)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待に必要な最低保有株数は、5,000株です。

音通が株主優待をスタートしたのは、2005年ですが、ずーと制度の変更がなく続いています。

過去には、 「柚子饂飩・梅饂飩」や「トマトの細うどん・ほうれん草の細うどん」などのセットが送られてきましたが、ここ数年は、「讃岐味のうどん」ギフトセット に定着しています。

なお、優待クロス取引歴が長い方はご存知かもしれませんが、2012年9月末に90,000円もの逆日歩が発生しています。

その当時の逆日歩金額としては、歴代最大です。

逆日歩が恐ろしいと、多くのクロス取引参加者の記憶に残ったことでしょう。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに5000株以上の取得が必要です。

音通に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

音通の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年3月31日

権利付き最終日:3月27日(水)・・・残り3ヵ月と18日(109日)
逆日歩日数:3日

音通(7647)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code7647優待内容株主優待商品
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月3月、9月
本社大阪上場年月日2000年5月31日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数203,142,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2023年12月8日

8日の終値株価27円最低投資額135,000円
最低必要株数5,000継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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音通(7647)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-2729-445,600581,2001,026,80095,766,7000.012.030.12
2023-03-2926297,700233,100-64,60014,837,3000.012.030.12
2022-09-28270.00.00.017,936,8000.04.030.12
2022-03-29270.00.00.013,345,8000.04.010.12
2021-09-28260.00.00.044,134,7000.04.010.12
2021-03-2934921,700436,200-485,50032,034,40010.12
2020-09-2830283,500431,800148,30044,186,8001注意
2020-03-2720-222,9000.0222,9002,051,4000.08.010.0注意
2019-09-26290.00.00.02,482,7000.08.010.12停止
2019-03-2630183,30021,300-162,0004,152,00030.12
2018-09-25311,015,1001,391,000375,90012,697,00030.12
2018-03-27361,902,9001,500,000-402,9003,338,30030.12
2017-09-2635376,900956,300579,4002,870,50030.12
2017-03-2833646,5002,094,0001,447,5001,309,10030.12
2016-09-2729741,0002,294,0001,553,0002,808,00030.12
2016-03-28321,289,0002,534,0001,245,0002,433,00010.12
2015-03-26442,804,0006,543,0003,739,0001,364,00010.0
2014-09-25433,686,0005,271,0001,585,0006,870,00010.18
2014-03-26463,292,0005,923,0002,631,0005,356,00010.18
2013-09-25311,364,0001,805,000441,0002,062,00010.18
2013-03-26334,795,0004,302,000-493,0002,784,0003
2012-09-251554,000-324,000-378,0001,088,00018.03
2012-03-2718679,0000.0-679,0001,121,0003
2011-09-2717471,00027,000-444,0001,367,0003
2011-03-2817509,000-69,000-578,0001,908,0000.051

音通(7647)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は769、クロス取引可能な貸借銘柄は551、同じ優待分類の企業も多いです。

    音通と同じ優待分類の銘柄です。

    尚、3月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2020/09/28:0円 (1日)・・・注意
    • 2020/03/27:0円 (1日)・・・注意
    • 2019/09/26:0円 (1日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は203,142,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2023年12月8日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    12/07(木)1,008,800268,6002,137,5001,257,00070,0002,584,300-446,8000.830
    12/06(水)338,800404,9001,397,30040,1001,466,6001,397,30001.00
    12/05(火)325,50078,6001,463,4001,597,900112,8002,823,800-1,360,4000.520.05
    12/04(月)435,3001,173,3001,216,500535,300118,4001,338,700-122,2000.910
    12/01(金)1,157,700545,8001,954,50011,8001,697,700921,8001,032,7002.120
    11/30(木)534,300486,8001,342,6001,848,50002,607,700-1,265,1000.510.05
    11/29(水)479,5001,024,3001,295,10097,6001,574,900759,200535,9001.710
    11/28(火)1,064,200346,0001,839,9001,566,00002,236,500-396,6000.820
    11/27(月)139,900102,9001,121,70024,400222,300670,500451,2001.670
    11/24(金)269,00066,1001,084,700201,400214,800868,400216,3001.250
  5. 音通の発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、2回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2012/09/25:1,800円 (3日)
    • 2011/03/28:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は5,000株なので、実際の逆日歩金額はさらに50倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待取得に5,000株必要ですが、投資金額としては少ない方なので、逆日歩が発生しても痛みは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    音通と同じ3,000円相当の優待価値、3月実施の優待一覧。

    • はごろもフーズ
    • ヨネックス
    • 杉田エース
    • 東映
    • 日新商事


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音通(7647)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の事は、わかりましたか?次は音通のクロス取引手数料です。

12月8日の終値、株価27円の必要株数分(5000株)で計算。

投資金額13.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/274585722305821
23/265727128377226
33/256878533448731
43/227101100395210136
53/218115114445911541
63/2011159157618115957
73/1912173171678917362
83/1813188185729618867
93/15142021997810472
103/14152162148311178
113/131826025610013393
123/121927427110514198
133/1120288285111148104
143/821303299117155109
153/722122163114
163/625139185129
173/526144192135
183/427150200140
193/128155207145
202/2929161215150
212/2832178237166
222/2733183244171

音通の権利付最終日(2024年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額13.5万円、音通のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月9日)から直近の優待権利日(2024年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、音通を13.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(111日分)+プレミアム料616円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(111日分)+プレミアム料
879円=115円+148円+616円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(111日分)821円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(111日分)
584円=9円+575円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、音通を13.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ58円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
280円=115円+148円+17円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ57円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
259円=100円+143円+16円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料17円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
280円=115円+148円+17円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)17円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:13.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)16円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
279円=115円+148円+16円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
26円=9円+17円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
25円=9円+16円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※音通の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

音通(7647)のクロス取引・株主優待まとめ

音通(7647)は、驚異の逆日歩を発生してから、驚くほどしずかです。

たまに注意喚起や申込停止(売禁)の規制が入りますが、それでも逆日歩は0円で、逆日歩金額が付くことがありません。

多くの投資家の方が、トラウマのように音通の逆日歩は怖いと思っているからこその結果です。

株価が安いので、5,000株必要でも、投資金額は10万ちょっと、全然クロス取引出来るんですが、やっぱりリスクは負いたくないんでしょうね。

我こそはという方は、果敢にクロス取引してみてはいかがでしょうか。もちろん投資は自己責任なので、管理人は責任を負いません。

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