キユーソー流通システム株主優待

食品物流の総合力で業界をリードしている『キユーソー流通システム』の株主優待情報をまとめました。

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧の記事です。

投資メモ

キユーソー流通システム(9369)は、物流拠点・輸配送ネットワーク等の事業で成長している企業です。
食品物流のスペシャリスト集団として、ロジスティクスコンサルティングも実施!
国内4温度帯の物流ネットワークを構築、全国にグループ全体で約150箇所の事業拠点を展開!

キユーソー流通システム(9369)の株主優待

キユーソー流通システム(9369)の株主優待は、ジェフグルメカードです。

カードという名称ですが、紙幣のような財布に入る大きさの紙媒体の食事券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
200株以上 1,000円相当のジェフグルメカード
1,000株以上 3,000円相当のジェフグルメカード
2,000株以上 5,000円相当のジェフグルメカード

キユーソー流通システムの優待権利日は年1回、11月末のみです。

2022年11月の優待より、保有株数等の条件が変更になっています。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

半年以上の継続保有が必須です。

継続保有の条件

11月30日時点の株主名簿に記載または記録されており100株以上を6カ月以上継続保有されていること。

キユーソー流通システムの株主優待制度を利用した感想

QUOカードがコンビニ等で利用できる買い物万能カードなら、ジェフグルメカードは、食事優待券の最高峰です。

株主優待で紹介している優待券が利用できるようなレストラン、ラーメン屋、居酒屋、ほとんどの飲食店で利用可能なだけじゃなく、お釣りまで出ます。

さらにテイクアウトでも利用も可能で、有効期限もありません。
また、株主優待券との併用利用もOKになっている店舗が多いです。

例えば、すかいらーく系列で人気の「むさしの森珈琲」の飲食代が2,050円の場合、2,000円分をすかいらーくの優待カード、残りの50円分をグルメカードで支払えば、現金で450円のお釣りが貰えます。

あまり知られていませんが、オリジン弁当やビッグエコーでも利用可能です。
さらに、百貨店や商業施設の飲食店や食品店(総菜など)でも使えるので、まさに食事優待系の万能カードです。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年11月30日」です。

権利付き最終日の「11月27日」までに200株以上の取得が必要です。

キユーソー流通システムに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

キユーソー流通システムの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年11月30日

権利付き最終日:11月27日(水)・・・残り7ヵ月と7日(221日)
逆日歩日数:3日

キユーソー流通システム(9369)の基本情報

情報更新日:2024年3月24日

code9369優待内容ジェフグルメカード
業種倉庫・運輸関連業上場市場東証スタンダード 
決算11月 優待月11月
本社東京上場年月日1995年9月28日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数25,355,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年4月19日

19日の終値株価1,161円最低投資額232,200円
最低必要株数200継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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キユーソー流通システム過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-11-28902-56,300-165,800-109,500307,0001.716.0111.5注意
2022-11-281,050-28,700-117,200-88,500345,7001.758.8111.5
2021-11-261,976-79,100-212,400-133,300281,8003.932.0123.0注意
2020-11-261,754-46,100-273,000-226,900325,70014.414.4123.0
2019-11-271,995-39,500-211,400-171,900265,40042.016.0323.0
2018-11-272,5030-52,400-52,400218,5003.620.8322.0
2017-11-273,095-16,300-178,300-162,000219,50015.024.8120.0
2016-11-252,335-7,000-133,900-126,900240,1005.019.2119.0
2015-11-252,584-37,400-114,800-77,400199,4002.220.8114.0
2014-11-251,319-23,800-126,400-102,600223,40021.011.2311.0
2013-11-261,054-61,000-242,400-181,400246,90036.012.03
2012-11-27915-23,700-118,200-94,500162,1000.758.03
2011-11-25832-28,500-245,100-216,600264,7008.08.01

キユーソー流通システム(9369)のクロス取引・最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(11月30日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 11月30日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数31のうち、クロス向けの貸借銘柄は21、類似優待も少ないので注意です。

    11月実施、「ジェフグルメカード」優待銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に2回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2023/11/28:170円 (1日)・・・注意
    • 2021/11/26:390円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証スタンダード 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月19日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/18(木)30020012,8001001002,10010,7006.10
    04/17(水)090012,70020002,10010,6006.050
    04/16(火)0013,60004001,90011,7007.160
    04/15(月)3,600013,6001001002,30011,3005.910
    04/12(金)1001,70010,00002002,3007,7004.350
    04/11(木)200011,6001002002,5009,1004.640
    04/10(水)01,80011,4001001002,6008,8004.380
    04/09(火)50070013,2002002002,60010,6005.080
    04/08(月)1,40090013,40020002,60010,8005.150
    04/05(金)800012,90030002,40010,5005.380
  5. キユーソー流通システムの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に3回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/11/28:170円 (1日)・・・注意
    • 2022/11/28:175円 (1日)
    • 2021/11/26:390円 (1日)・・・注意
    • 2020/11/26:1,440円 (1日)
    • 2019/11/27:4,200円 (3日)
    • 2018/11/27:360円 (3日)
    • 2017/11/27:1,500円 (1日)
    • 2016/11/25:500円 (1日)
    • 2015/11/25:220円 (1日)
    • 2014/11/25:2,100円 (3日)
    • 2013/11/26:3,600円 (3日)
    • 2012/11/27:75円 (3日)
    • 2011/11/25:800円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は200株なので、実際の逆日歩金額はさらに2倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 200株:約23万円
    • 1000株:約116万円
    • 2000株:約232万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    継続保有が必須、優待クロスの難易度アップでクロス参加者は限定!

    キユーソー流通システムと同じ1,000円相当の銘柄です。


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キユーソー流通システム(9369)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

キユーソー流通システムなら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

4月19日の終値、株価1,161円の必要株数分(200株)で計算。

投資金額23.2万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
111/274999838519936
211/265124122486412444
311/256149147577614953
411/227174171678917462
511/2181981967610219871
611/201127326910514027398
711/1912297294114153297107
811/1813322318124165322116
911/1514347343133178125
1011/1415372367143191133
1111/1318446440172229160
1211/1219471465181242169
1311/1120496489191254178
1411/821521514200267187
1511/722210280196
1611/625238318222
1711/526248331231
1811/127257343240
1910/3128267356249
2010/3032305407285
2110/2933315420294

キユーソー流通システムの権利付最終日(2024年11月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額23.2万円、キユーソー流通システムのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月20日)から直近の優待権利日(2024年11月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、キユーソー流通システムを23.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(223日分)+プレミアム料2,126円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(223日分)+プレミアム料
2,540円=198×2円+18円+2,126円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(223日分)2,835円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(223日分)
2,000円=16円+1,984円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、キユーソー流通システムを23.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ99円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
443円=198×2円+18円+29円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ98円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
415円=187×2円+13円+28円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料29円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
443円=198×2円+18円+29円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)29円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)28円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
442円=198×2円+18円+28円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
45円=16円+29円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
43円=15円+28円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※キユーソー流通システムの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、キユソ流通の一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
04/19(金)0100700300
04/18(木)3000800100
04/17(水)8008001,200400
04/16(火)3004001,200900
04/15(月)2003001,200800
04/12(金)9005001,200900
04/11(木)6006001,2001,000
04/10(水)1,0001,0001,300700
04/09(火)1,2001,2001,3001,100
04/08(月)4004001,3001,300

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

11月の株主優待情報をまとめて確認

キユーソー流通システム(9369)のクロス取引・株主優待まとめ

キユーソー流通システム(9369)の発行済み株式数は、2021年12月1日に2分割しています。
逆日歩チェックの部分で、実際は逆日歩金額が2倍と表記していますが、正しくは1倍のままです。
2022年11月優待から、200株保有の条件になるので、逆日歩も2倍で計算する事になります。

キユーソー流通システムは、逆日歩発生の常連銘柄です。
発行済み株式数が2倍になっても、優待に必要な株数も2倍のままです。
株価の動きを考慮しない場合、投資金額の変更はありません。

唯一逆日歩に影響しそうな変更項目が、半年以上の継続保有が必須になった事ぐらいです。
制度信用での優待クロスを行う際は、逆日歩リスクにご注意です。

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