オオバ株主優待

街づくりのソリューションカンパニーオオバ』の株主優待情報をまとめました。

株主優待の感想、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧の記事です。

投資メモ

オオバ(9765)は、企画提案、建設コンサルティングが得意な企業です。
調査測量、計画設計、区画整理、地理情報システム等が主軸!

小説や映画など、悪徳な土建屋として話題になりやすい事業だけに、実際利幅も大きい?!
民需比率高い点に注目!

オオバ(9765)の株主優待

オオバ(9765)の株主優待は、SMILEクオカードとチョコレート菓子です。

優待内容詳細

保有株式数5月末(QUOカード)優待11月末
チョコレート
菓子
1年未満1年以上
100株以上対象外500円分対象外
500株以上1,000円分3,000円分対象外
1,000株以上2,000円分7,000円分対象外
5,000株以上2,000円分7,000円分1,700円相当

オオバの優待権利日は年2回、5月末と11月末です。

100株保有で1年未満なら、優待の権利さえありません。
しかし、継続保有1年以上、500株以上なら、優待額がグンと豪華になります。

また11月末は、5,000株以上の保有で、継続保有期間関係なく、ショコラボのチョコレート菓子1,700円相当が貰えます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり
100株保有の場合は、1年以上の継続保有が必須です。
継続保有が500株以上なら必須ではなく、QUOカードの額面が約3倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

毎年5月末日現在を基準として、同一株主番号で、前年5月末日、前年8月末日、前年11月末日、2月末日および5月末日現在の株主名簿に、5回以上連続で記載または記録されること。

オオバ(9765)の株主優待制度を利用した感想

オオバは長期保有でかつ、ある程度資産投入してくれている株主を大事にする企業です。
その証拠に、100株より500株、500株より1,000株以上の方が、QUOカード優待の金額が多くなります。

逆に100株で1年未満の保有者は、優待取得の権利さえありません。

そんなオオバの優待制度で貰えるのは、シンプルなSMILEクオカードです。
好き嫌いあるかも知れませんが、せめて「オオバ」の社名ロゴぐらい入れればと思ってしまいます。

これでは、後からQUOカード見た時、オオバのQUOカードだったとわかりません。一般投資家に社名を知ってもらうなら、そういう広告マーケティング戦略も大事なんですけどね・・・・

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年11月30日」です。

権利日最終日の「11月28日」までに5000.0株以上の取得が必要です。

オオバの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年11月30日

権利日最終:11月28日(火)・・・残り2ヵ月と2日(63日)
逆日歩日数:1日

オオバ(9765)の基本情報

code9765優待内容クオカード等
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算5月 優待月5月、11月
本拠地東京上場年月日1972年6月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株5000.0最低投資額4,860,000円
配当予想22.0配当落日2023年5月30日
発行済株数17,500千株データ調査日2022年11月26日

最低投資額のみ、9月25日の終値株価で計算。

優待開示情報

オオバ(9765)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-05-27745-42,300-161,900-119,600280,6002.3512.8115.0注意
2021-11-26794-3,900-27,400-23,500570,0000.0512.818.0停止
2021-05-27763-30,700-137,600-106,900231,4001.56.418.0
2020-11-26764-11,900-86,900-75,000231,6000.556.417.0
2020-05-276460-98,900-98,900286,2001.25.637.0
2019-11-27787-30,700-60,300-29,600315,0000.156.437.0
2019-05-28649-66,900-190,500-123,600347,80031.211.2312.0注意
2018-11-276520-27,900-27,900256,2000.155.636.0
2018-05-28673-47,700-59,100-11,400384,2000.0511.2112.0停止
2017-11-2751700018,7000.04.81
2017-05-26538-133,200-152,100-18,900418,0002.09.6112.0停止
2016-11-2544011,90013,4001,50018,6001
2016-05-264730-839,900-839,9001,813,20010.010.0112.010倍
2015-11-25486012,40012,40034,2001
2015-05-2656320,9000-20,900495,2000.04.8312.0
2014-11-2534163,20051,200-12,00042,1003
2014-05-2729993,90085,500-8,400125,90037.0
2013-11-26208109,100106,300-2,80031,5003
2013-05-28220257,000258,0001,00071,0003
2012-11-27135135,000161,00026,000103,0003
2012-05-28130141,000219,00078,00080,0001
2011-11-25105267,000270,0003,00032,0001
2011-05-26131258,000266,0008,0001,0001

オオバ(9765)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待11月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも
    2023年11月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 株主優待クロス取引11月の銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄30のうち、クロス向けは19と少ない中でのQUOカード優待なので、注意です。

    オオバと同じ11月のQUOカード優待一覧。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    今までの優待権利日では、過去に6回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2022年5月 :235円 (1日)・・・注意
    • 2021年11月:5円 (1日)・・・停止
    • 2019年5月 :3,120円 (3日)・・・注意
    • 2018年5月 :5円 (1日)・・・停止
    • 2017年5月 :200円 (1日)・・・停止
    • 2016年5月 :1,000円 (1日)・・・10倍
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/22(金)30006,1004001006,10001.00
    09/21(木)03005,80003005,80001.00
    09/20(水)006,1002002006,10001.00
    09/19(火)3004006,1001002006,10001.00
    09/15(金)3002006,2005004006,20001.00
    09/14(木)4007006,1006009006,10001.00
    09/13(水)02006,4002004006,40001.00
    09/12(火)07006,6001008006,60001.00
    09/11(月)04007,30004007,30001.00
    09/08(金)02007,7001003007,70001.00
  5. オオバの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩は、過去に1回発生していますが、それより逆日歩の常連、今まで11回逆日歩が発生しています。
    • 2022年5月 :235円 (1日)・・・注意
    • 2021年11月:5円 (1日)・・・停止
    • 2021年5月 :150円 (1日)
    • 2020年11月:55円 (1日)
    • 2020年5月 :120円 (3日)
    • 2019年11月:15円 (3日)
    • 2019年5月 :3,120円 (3日)・・・注意
    • 2018年11月:15円 (3日)
    • 2018年5月 :5円 (1日)・・・停止
    • 2017年5月 :200円 (1日)・・・停止
    • 2016年5月 :1,000円 (1日)・・・10倍

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は5000株なので、実際の逆日歩金額はさらに50倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:投資は自己判断で!
    優待取得の最低投資金額だけでも100万越え、さらに4つのバリエーションもあり警戒が必要です。
    • 100株:約10万円
    • 500株:約49万円
    • 1,000株:約97万円
    • 5,000株:約486万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    人気のQUOカード優待に加えて、継続保有で利回りアップ、逆日歩リスクが高まるので、ご注意です。

オオバ(9765)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次はオオバのクロス取引手数料です。

9月25日の終値、株価972円の必要株数分(5000.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額486万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
111/2821,0391,0253995331,039373
211/2731,5581,5385997991,558559
311/2442,0772,0517991,0652,077746
411/2252,5962,5639991,3322,596932
511/2184,1544,1011,5982,1304,1541,491
611/20105,1935,1261,9972,6635,1931,864
711/17115,7125,6392,1972,9295,7122,051
811/16126,2316,1522,3973,1962,237
911/15157,7897,6892,9963,9952,796
1011/14168,3098,2023,1964,2612,983
1111/13178,8288,7153,3954,5273,169
1211/10189,3479,2273,5954,7933,355
1311/9199,8669,7403,7955,0603,542
1411/82211,42411,2784,3945,8594,101
1511/7234,5946,1254,287
1611/6244,7936,3914,474
1711/2254,9936,6584,660
1811/1265,1936,9244,847
1910/31305,9927,9895,592
2010/30316,1928,2555,779

オオバの権利付最終日(2023年11月28日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額486万円、オオバのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月26日)から直近の優待権利日(2023年11月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、オオバを486万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計800万円まで8,800円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(65日分)(+プレミアム料)
21,782円=8,800円+12,982円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:4,910円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(65日分)+プレミアム料
14,124円=385×2円+371円+12,982円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計800万円まで8,800円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(65日分)
26,110円=8,800円+17,310円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(65日分)
12,450円=333円+12,117円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、オオバを486万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:1013円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が1013円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
1,449円=385×2円+373円+306円
GMOクリック証券
【1約定】

約定毎の手数料【現物:880円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が880円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
1,087円=264×2円+266円+293円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計800万円まで8,800円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)(+プレミアム料)
9,106円=8,800円+306円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:4,910円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
1,448円=385×2円+371円+306円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計800万円まで8,800円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
9,106円=8,800円+306円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計800万円まで8,800円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
9,093円=8,800円+293円
【超割】

約定毎の手数料【現物:640円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が640円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
1,436円=385×2円+373円+293円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
639円=333円+306円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
599円=306円+293円

投資金額486万円の場合、2日の最終日に売買するだけでも、高額な貸株料が発生します。せめて売買手数料だけでも、無料にした方が良いでしょう。

※オオバの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

オオバ(9765)のクロス取引・株主優待まとめ

オオバの優待品に関しては、優待品の中で最も利便性の高いQUOカードなので、文句はありません。

ただ優待クロス初心者向けの銘柄ではないです。
たった500円の利益の為に、1,000円や3,120円の逆日歩で泣いた方もいたでしょう。

長期保有で1,000株保有なら、上手くいけば利益も大きいですが、逆日歩リスクは高くなります。

2014年に優待を導入したオオバ、その頃は継続保有の条件もないお米券です。
2018年に現行制度のQUOカード優待に拡充しています。
以前は、100株保有でお米券1枚(440円相当)なので、今の方が優待利回り効果は高いです。

結果論ですが、ここ10年のオオバの優待クロスの正解は、優待クロスしないで、現物保有です。
オオバの株価、2倍どころか、4倍、5倍です。
長期保有の優待制度で投資家とのWINWINの関係にしている企業の株価は、やっぱり高くなります。

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