INPEX株主優待

INPEX(1605)は、石油・天然ガスの探鉱・開発・生産をおこなっている企業です。

2050年ネットゼロカーボン社会の実現に向けたエネルギー構造の変革、再生可能エネルギー事業への参入を加速させている点にも注目です。

そんなINPEX(1605)の優待クロス取引情報を中心に、株主優待制度、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

投資メモ

INPEX(1605)は、日本最大の石油・天然ガス開発企業!
豪州でLNG案件(イクシス)を操業しているのが有名!

INPEX(1605)の株主優待

INPEX(1605)の株主優待は、さりげなく自社工場、プラント設備、プロジェクト等をアピールするオリジナル写真のQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容(QUOカード)
1年以上 2年以上 継続保有3年以上
400株以上 1,000円分 2,000円分 3,000円分
800株以上 2,000円分 3,000円分 5,000円分

INPEX(1605)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

また、コロナ禍で継続されるか不明ですが、隠れ優待として、抽選で工場見学会「直江津 LNG 基地」に参加できます。
工場見学は、100株保有でOKです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1件以上の継続保有が必須ですが、400株保有の場合、2年で2倍、3年で3倍とQUOカード利用額が増えます。

継続保有の条件

毎年6月末日及び12月末日時点の社株主名簿に、普通株式400株以上の保有株式数で3回、5回、7回の数以上、連続で記載または記録されていること。

INPEX(1605)の株主優待制度を利用した感想

12月末の株主優待は、INPEX(1605)含めQUOカード贈呈企業が多いです。

その中でも、INPEX(1605)は優待クロスが難しいだけに、継続保有する事で、優待利回りがグーンとアップします。

ただし、400株保有からなので、間違えて100株だけクロスなどすると、手数料分損するので、ご注意です。

それにしても貰って嬉しいQUOカードは、工場好きにはたまらない、マニアックなデザインです。
付加価値で高く売れるかわかりませんが、いつかまとめて高く売れたらなあと思ったりしています。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに400株以上の取得が必要です。

INPEXに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

INPEXの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年12月31日

権利付き最終日:12月26日(金)・・・残り10ヵ月と17日(320日)
逆日歩日数:6日

INPEX(1605)の基本情報

情報更新日:2024年9月29日

code1605優待内容クオカード
業種鉱業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社東京上場年月日2006年4月3日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数1,259,136,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカード、施設見学会

株価更新日:2025年2月7日

7日の終値株価1,864円最低投資額745,400円
最低必要株数400継続保有必須・特典

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


スポンサーリンク


INPEX(1605)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-12-271,974343,800-376,100-719,9008,617,2000.016.0637.0
2022-12-281,471090,90090,9007,519,2000.012.0532.0
2021-12-281,020224,300-2,293,300-2,517,60010,611,9003.08.8528.0
2020-12-28573644,000323,100-320,9009,165,600512.0
2019-12-261,150-361,900-518,400-156,5001,863,1000.359.6718.0
2018-12-259380005,548,2000.02.07
2017-12-261,385-1,292,400-1,302,000-9,6002,278,0000.32.86
2016-12-271,195-316,300-660,600-344,3002,733,5000.252.45
2015-12-251,161250,600234,300-16,3002,204,7005
2014-12-251,36814,9000-14,9002,383,5000.02.86
2013-12-251,29932,00050,50018,5003,508,0007
2012-12-25453,5003957984038,0777
2011-12-27489,5001,3011,176-1254,4105

INPEX(1605)の最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2025年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は180、そのうち114銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    INPEXと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、12月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は1,259,136,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)412,5000804,000017,800189,100614,9004.250
    11/20(水)11,3005,000391,50019,7008,600206,900184,6001.890
    11/19(火)3,7005,300385,2008,6000195,800189,4001.970
    11/18(月)12,5006,300386,800012,500187,200199,6002.070
    11/15(金)2,600112,800380,60012,7000199,700180,9001.910
    11/14(木)65,5003,300490,80000187,000303,8002.620
    11/13(水)2,3003,600428,600187,00013,400187,000241,6002.290
    11/12(火)6,80017,300429,90013,300013,400416,50032.080
    11/11(月)25,5004,500440,40000100440,3004404.00
    11/08(金)20,9001,100419,400020,000100419,3004194.00
  5. INPEXの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去4回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021/12/28:300円 (5日)
    • 2019/12/26:35円 (7日)
    • 2017/12/26:30円 (6日)
    • 2016/12/27:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は400株なので、実際の逆日歩金額はさらに4倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 400株:約75万円
    • 800株:約149万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。

    INPEXと同じ1,000円相当の銘柄です。


スポンサーリンク


INPEX(1605)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

データベース更新中:後日アクセスしてください
Warning: foreach() argument must be of type array|object, null given in /home/blog-master/kabu-cross.com/public_html/wp-content/themes/keni8-child/stock_new/stock7_commission.php on line 112

逆日歩と同じく経費が掛かるINPEXのクロス取引手数料についてです。

2月7日の終値、株価1,864円の必要株数分(400株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額75万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/267561554216288561201
212/258641633247329641230
312/2411882870339452882316
412/2312962949370493962345
512/22131,0421,0284015341,042374
612/19141,1221,1084325751,122403
712/18151,2021,1874626161,202432
812/17181,4421,424555740518
912/16191,5231,503586781547
1012/15201,6031,582616822575
1112/12211,6831,661647863604
1212/11221,7631,740678904633
1312/10252,0031,9787711,027719
1412/9262,0842,0578011,068748
1512/8278321,110777
1612/5288631,151805
1712/4298941,192834
1812/3329861,315921
1912/2331,0171,356949
2012/1341,0481,397978
2111/28351,0791,4381,007
2211/27361,1101,4791,036

INPEXの権利付最終日(2025年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額75万円、INPEXのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年2月9日)から直近の優待権利日(2025年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、INPEXを75万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(328日分)(+プレミアム料)
12,310円=2,200円+10,110円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(328日分)+プレミアム料
10,937円=385×2円+57円+10,110円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(328日分)
15,679円=2,200円+13,479円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(328日分)
9,487円=51円+9,436円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


スポンサーリンク


制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、INPEXを75万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:75万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ561円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
993円=385×2円+58円+165円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:75万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ554円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
727円=264×2円+41円+158円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)(+プレミアム料)
2,365円=2,200円+165円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
993円=385×2円+57円+165円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
2,365円=2,200円+165円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
2,358円=2,200円+158円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
986円=385×2円+58円+158円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
217円=51円+165円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
205円=47円+158円

投資金額75万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※INPEXの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、INPEXの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
01/30(木)1,7001,800-1,800
01/29(水)1,7001,700-1,700
01/28(火)1,7001,700-1,700
01/27(月)1,7001,7001,7001,700
12/30(火)00-1,700
12/27(土)00-0
12/26(金)21,40019,300-0
12/25(木)20,2003,500-9,100
12/24(水)2,0001,200-7,800

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

12月の株主優待情報をまとめて確認

INPEX(1605)のクロス取引・株主優待まとめ

  • INPEX(1605)の優待クロスは、最低でも400株必要なので、例え100株200円程度の逆日歩でも、実際は4倍の800円
  • 優待クロス失敗の高額逆日歩が怖いですが、発行済株式数が多い大型株、急激な株不足になる高額逆日歩のリスクはやや低い
  • それでも、毎回逆日歩はわずかに発生しているので、注意はもちろん必要
  • QUOカード優待が欲しいなら、他銘柄の優待と比較して、より安全だと思われる方がベスト
毎日更新中、フォローすることで最新情報を逃しません!
にほんブログ村 株ブログ 株主優待へ ブログ村登録1週間で「投資情報」ランキング1位獲得!