インフォコム(4348)は、医療・企業・公共機関向けにITサービスを提供している企業です。

また、一般消費者向けに電子コミック「めちゃコミック」を配信しています。

そんなインフォコムで優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料の理解を深めることが可能です。

インフォコム株主優待クロス取引
引用元:インフォコム

インフォコム(4348)の株主優待

インフォコム(4348)の株主優待は、優待ポイント(1ポイント1円相当)です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容(ポイント)
3年未満継続保有3年以上
100株以上1,0002,000
500株以上2,0004,000
1,000株以上3,0006,000

インフォコム(4348)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待ポイントは、ヨックモック商品や宮城県のお米などに交換できます。

でも、1番お得感があるのは、インフォコムの自社サービス、「めちゃコミック」のクーポンです。

2,000ポイント→5,000ポイント
4,000ポイント→10,000ポイント

ただし、「めちゃコミック」へのポイント交換には、有料会員登録が必須になります。

最低330円からの月額料金が発生するので、ご注意です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、ポイントが2倍になるランクアップ特典です。
なお、株主優待ポイントは、翌年に繰り越すことはできません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

インフォコムの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り5日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

インフォコム(4348)の基本情報

code4348優待内容商品交換ポイント
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月9月
本拠地東京上場年月日2002年3月19日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP優待詳細
優待の種類食品
最低必要株100.0最低投資額281,900円
配当予想45.0配当落日2023年3月30日
発行済株数57,600千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、9月21日の終値株価で計算。

優待開示情報

インフォコム(4348)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-282,49126,0000-26,000139,8000.020.0113.0
2020-09-284,0154,2004,000-200230,500110.0
2019-09-262,578000525,4000.020.8110.0
2018-09-253,73005,2005,200128,600310.0
2017-09-262,60615,20037,60022,40055,000310.0
2016-09-271,46820,20014,200-6,00037,200310.0
2014-09-25921118,300122,7004,400103,3001
2013-09-25182,6001,9761,861-1156491
2012-09-2586,000300231-69873
2011-09-2768,4003534791264193

インフォコム(4348)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施数は390と多く、クロス取引可能な銘柄数も281ですが、ユニークな優待で注目の可能性もありです。

    9月実施、商品交換ポイント優待銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ○:少しだけ安全圏かも
    発行済株数は57,600千株ですが、浮動株比率、貸借残比率などのバランスが良く、株不足に関しては、低リスクとデータが教えてくれています。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/20(水)10003,40030001,6001,8002.120
    09/19(火)10003,30003001,3002,0002.540
    09/15(金)003,2006003001,6001,6002.00
    09/14(木)02003,20040001,3001,9002.460
    09/13(水)1004003,400009002,5003.780
    09/12(火)07003,70010009002,8004.110
    09/11(月)3001,2004,4001002008003,6005.50
    09/08(金)1003005,30003,0009004,4005.890
    09/07(木)1,3006,7005,5001004,1003,9001,6001.410
    09/06(水)1,50070010,9001006,0007,9003,0001.380
  5. インフォコムの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約28万円
    • 500株:約141万円
    • 1,000株:約282万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

インフォコム(4348)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

インフォコムの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

9月21日の終値、株価2,819円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額28.2万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274121119466212143
29/265151149587715154
39/256181178709318165
49/2272112088110821176
59/2182412389312424187
69/2011331327127170331119
79/1912362357139185362130
89/1513392387151201141
99/1414422416162216151
109/1318542535209278195
119/1219572565220294206
129/1120603595232309216
139/821633625243324227
149/722663654255340238
159/625290386270
169/526301402281
179/427313417292
189/128324433303
198/3129336448314
208/3032371494346
218/2933382510357

インフォコムの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額28.2万円、インフォコムのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年9月22日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、インフォコムを28.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ211円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
629円=198×2円+22円+211円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ208円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
598円=187×2円+15円+208円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料81円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
499円=198×2円+22円+81円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,208円=1,100円+108円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)211円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
629円=198×2円+22円+211円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
95円=19円+76円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、インフォコムを28.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ121円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
453円=198×2円+22円+36円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ119円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
423円=187×2円+15円+34円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料36円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
453円=198×2円+22円+36円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,136円=1,100円+36円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)34円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
452円=198×2円+22円+34円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
55円=19円+36円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
52円=18円+34円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※インフォコムの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

インフォコム(4348)のクロス取引・株主優待まとめ

国内最大級の電子コミック配信サービス「めちゃコミック」を運営するインフォコム、優待で漫画が無料になるのを知っている方、少ないのかもしれません。

もしくは、「めちゃコミック」を読む読者層は、あまり株投資をしていないのかも・・・・そんなことがうかがえてしまうほど、逆日歩が発生しません。

インフォコムが株主優待制度を導入したのは、2014年9月からです。2018年には、東証一部市場になった記念優待も発表するなど、それなりに知名度あっても良いはずですが、穴場優待になっています。

逆日歩リスクも少ないので、優待クロス取引のチャンスなのかもしれません。もちろん、制度信用クロス取引の場合は、急な株不足にはご注意です。

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