ティーガイア株主優待クロス取引

ティーガイア(3738)は、モバイル、ソリューション、決済サービスの3つの事業の柱がある企業です。

そんなティーガイア(3738)で優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料を把握する事が可能です。

投資メモ

ティーガイアは、決済サービスが強い、最大手の携帯電話販売会社(通信事業者の一次代理店)です。
株式会社クオカードを完全子会社化!
QUOカード・QUOカードPayの発行拡大に期待!

ティーガイア(3738)の株主優待

ティーガイア(3738)の株主優待は、自社関連サービスのQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容(QUOカード)
半年以上継続保有3年以上
100株以上1,000円分2,000円分
300株以上1,000円分3,000円分

ティーガイア(3738)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

2022年9月末より株主優待制度が変更

長く継続保有する事で優待金額をUPする代わりに、優待条件が厳しい!

2022年以前の株主優待QUOカード
保有株式数3月末9月末
1年未満1年以上1年未満1年以上
100株以上1,000円分1,000円分1,000円分2,000円分
300株以上1,000円分2,000円分2,000円分3,000円分

以前の株主優待制度では、2,000円や3,000円のQUOカードが簡単に貰えました。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

半年以上の継続保有が必須ですが、3年以上の継続保有でQUOカード優待の金額がアップするランクアップ特典です。

継続保有の条件

同一株主番号により2回連続で 100 株(1単元)以上の保有を記載または記録されていることをいい、同様に3年以上とは7回連続で 100 株(1単元)以上の保有を記載または記録されていること。

株主優待制度を利用した感想

QUOカードが自社サービスという事もあり、毎年届く素敵なQUOカードは、パラリンアートです。

パラリンアートとは、障がい者アーティストの経済的な自立を目的とし、彼らのビジネス支援を行う活動の事です。

付加価値のあるオリジナルデザインなので、将来高値が付きそうといった、嫌らしい考えもありますが、大事に保管しています。

QUOカードを貰って使わないと意味がないと言われそうですが、使っても使っても、毎年数百枚単位で増えていくので、使いきれません。

これが優待クロス取引の醍醐味です!!

ただし、2022年9月末に優待制度が変更し、条件が厳しくなっているので注意。

継続保有3年間の間に1度でも、100株未満になってしまうと、継続保有の期間はリセットされます。

基準日における保有株式数が100株未満(1単元未満)となる場合は、その時点で保有期間がリセットされ、その次に100株(1単元)以上の保有が確認された時点を、新たに1回目としてカウントです。

今まで、300株で3,000円を貰っていた管理人でしたが、1度クロス取引をするのを忘れて、継続保有の権利は、また1からやり直しです。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100株以上の取得が必要です。

ティーガイアの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り5ヵ月と25日(178日)
逆日歩日数:3日

ティーガイア(3738)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code3738優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社東京上場年月日2004年4月7日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数56,074,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2023年3月31日

31日の終値株価1,670円最低投資額167,000円
最低必要株数100継続保有必須・特典

ティーガイア(3738)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-291,713800-28,000-28,800221,4005.714.4137.5
2021-09-282,0270-68,400-68,400495,2005.716.8137.5
2021-03-292,0291,800-21,700-23,500207,8000.516.8137.5
2020-09-282,062800-48,300-49,100496,5000.5516.8137.5
2020-03-272,143-4,000-34,300-30,300187,1006.017.6137.5
2019-09-262,254-13,700-45,600-31,900268,9003.118.4137.5
2019-03-261,952000210,1000.016.0338.5
2018-09-253,085-3,500-23,500-20,000223,3005.8524.8336.5
2018-03-272,9770-21,100-21,100309,5000.624.0327.5
2017-09-262,151-3,800-4,200-400142,6000.1517.6327.5
2017-03-282,006-31,400-119,700-88,300268,0001.6516.8322.5
2016-09-271,4722,900-2,100-5,00097,1000.012.0320.5
2016-03-281,377191,900173,700-18,200234,200122.5
2015-09-251,797-11,100-5,2005,900146,3000.014.4120.5
2015-03-261,597-37,800-26,70011,100379,3000.5512.8120.0
2014-09-251,02024,700-3,100-27,800253,7000.08.8117.5
2014-03-269157,5003,300-4,200200,700117.5
2013-09-251,03030,5009,600-20,900318,100117.5
2013-03-261,055-6,100-6,900-800131,1000.1512.03
2012-09-25148,300-1064741,1763
2012-03-27140,700472536641,3373
2011-09-27164,400-332-401-6962790.01600.03
2011-03-28139,900-255783339431

ティーガイア(3738)の最大逆日歩リスクはどのくらい?n

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は389、そのうち280銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    ティーガイアと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2023年3月31日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)3,1007003,300010,8009002,4003.670
    03/29(水)7006,2009008,70010011,700-10,8000.080.15
    03/28(火)01,0006,4002,80003,1003,3002.060
    03/27(月)01,6007,40010003007,10024.670
    03/24(金)2002009,0001001,0002008,80045.00
    03/23(木)3001,2009,00001001,1007,9008.180
    03/22(水)01009,900001,2008,7008.250
    03/20(月)30030010,00010001,2008,8008.330
    03/17(金)200010,00001001,1008,9009.090
    03/16(木)02009,800001,2008,6008.170
  5. ティーガイアの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去13回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/03/29:570円 (1日)
    • 2021/09/28:570円 (1日)
    • 2021/03/29:50円 (1日)
    • 2020/09/28:55円 (1日)
    • 2020/03/27:600円 (1日)
    • 2019/09/26:310円 (1日)
    • 2018/09/25:585円 (3日)
    • 2018/03/27:60円 (3日)
    • 2017/09/26:15円 (3日)
    • 2017/03/28:165円 (3日)
    • 2015/03/26:55円 (1日)
    • 2013/03/26:15円 (3日)
    • 2011/09/27:9,000円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約17万円
    • 300株:約50万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須になっていても、特典が豪華になるならと工夫してクロスする方は一定以上いるので、株不足に注意が必要です。

    ティーガイアと同じ1,000円相当の銘柄です。

ティーガイア(3738)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ティーガイアのクロス取引手数料の比較です。

3月31日の終値、株価1,670円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額16.7万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274717027377126
29/265898834468932
39/256107106415510738
49/227125123486412545
59/218143141557314351
69/20111961947510119670
79/19122142118211021477
89/15132322298911983
99/14142502479612890
109/1318321317124165115
119/1219339335130174122
129/1120357352137183128
139/821375370144192135
149/722393388151201141
159/625172229160
169/526178238167
179/427185247173
189/128192256179
198/3129199265186
208/3032220293205
218/2933226302211

ティーガイアの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額16.7万円、ティーガイアのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ティーガイアを16.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(181日分)+プレミアム料1,242円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(181日分)+プレミアム料
1,505円=115円+148円+1,242円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(181日分)1,656円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(181日分)
1,171円=11円+1,159円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ティーガイアを16.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ71円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
284円=115円+148円+21円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ70円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
263円=100円+143円+20円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料21円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
284円=115円+148円+21円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)21円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:16.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)20円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
283円=115円+148円+20円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
32円=11円+21円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
31円=11円+20円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※ティーガイアの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ティーガイアの一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
04/01(土)--00
03/31(金)30080000
03/30(木)0000
03/29(水)700000
03/28(火)8,6008,5009,7002,600
03/27(月)1,2001,10012,6009,100
03/26(日)-0-100
03/25(土)-0-0
03/24(金)7,8008,80015,600500
03/23(木)6,0005,6005,5004,100
03/21(火)5,9005,6005,4005,800
03/20(月)17,9008,8009,1006,200

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

ティーガイア(3738)のクロス取引・株主優待まとめ

ティーガイア(3738)の優待クロス取引は、常に逆日歩との戦いなので、注意が必要でしたが、すこし逆日歩金額落ち着くかもしれません。

継続保有が必須というインパクトは、気軽に優待クロスさせないぞ!!という企業側のメッセージなんでしょうね。

配当金額も高いので、これを機に現物保有という考え方もありますが、今が買い時かを見極める手腕が問われます!

毎日更新中、フォローすることで最新情報を逃しません!
にほんブログ村 投資ブログ 投資情報へ ブログ村登録1週間で「投資情報」ランキング1位獲得!