セコム株主優待

日本初の警備保障会社『セコム』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

セコムは、セキュリティ、防災、メディカル、保険、地理空間情報、BPO・ICT、不動産などの事業がある企業です。
センサー付きシステム警備(機械警備)が強い!

セコム(9735)の株主優待

株主優待は、自社グループで利用可能な優待券です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上10,000円以上割引
or
1,300円以上割引

優待権利日は年1回、3月末のみです。

優待品は100株以上で貰える優待券1枚です。

セコムの優待商品を購入する時に使えます。

「セコム・スーパーレスキュー」プラスという32,780円(税込)の商品を買う場合、優待価格18,700円(税込)になるという優待券です。

この場合の割引は10,000円以上。

また、「ほかほか非常食セット」6,264円(税込)を選ぶ場合、優待価格4,860円(税込)です。

完全無料の優待券ではないので、注意です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年3月31日」です。

権利日最終日の「3月29日」までに100株以上の取得が必要です。

セコムの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年3月31日

権利日最終:3月29日(水)・・・残り2日(毎日更新)
逆日歩日数:3日

セコム(9735)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code9735優待内容自社グループ優待券
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社東京上場年月日1974年6月24日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数233,299,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品 暮らし

株価更新日:2023年3月24日

24日の終値株価8,126円最低投資額812,600円
最低必要株数100継続保有-

セコム(9735)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-299,011-1,500-1,300200601,0000.072.8190.0
2021-03-299,608000618,9000.077.6185.0
2020-03-278,783-73,300-241,300-168,0001,601,70013.270.4185.0
2019-03-269,600-800-7,700-6,9001,000,7000.076.8385.0
2018-03-277,90122,10024,1002,0001,245,300380.0
2017-03-288,13932,20030,200-2,000895,400375.0
2016-03-288,765400-9,900-10,300591,7000.070.4170.0
2015-03-268,157-10,400-3,6006,800675,8000.065.6165.0
2014-03-265,729156,800157,8001,0001,255,0001115.0
2013-03-264,97047,30020,100-27,2001,012,2003
2012-03-274,185-4,400-48,500-44,1001,098,5000.036.03
2011-03-283,82051,40091,10039,700924,1001

過去の優待権利付最終日では、逆日歩がほとんど発生していません。

セコム(9735)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は551(優待実施銘柄の全体は769)です。

    3月の自社グループ優待券と同じ分類銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は233,299,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2023年3月24日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)9,50050017,20011,00010019,100-1,9000.90
    03/22(水)6006008,200008,20001.00
    03/20(月)7006008,20010008,20001.00
    03/17(金)1,20012,0008,100012,0008,10001.00
    03/16(木)12,60030018,90020,000020,100-1,2000.940
    03/15(水)2001006,600001006,50066.00
    03/14(火)1002006,50010001006,40065.00
    03/13(月)02,3006,6000006,600-0
    03/10(金)1,8008008,9000008,900-0
    03/09(木)6001,9007,9000007,900-0
  5. セコムの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2020/03/27:1,320円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『セコム』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。

セコム(9735)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

セコムなら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

3月24日の終値、株価8,126円の必要株数分(100株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額81万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/294346342133178346124
23/285433427166222433155
33/276519513200266519186
43/247606598233311606217
53/238692684266355692249
63/2211952940366488952342
73/20121,0391,0253995331,039373
83/17131,1251,111433577404
93/16151,2981,282499666466
103/15181,5581,538599799559
113/14191,6441,623632843590
123/13201,7311,709666888621
133/10211,8181,794699932652
143/9221,9041,880732976684
153/8258321,110777
163/7268651,154808
173/6278991,198839
183/3289321,243870
193/2299651,287901
203/1321,0651,420994
212/28331,0981,4651,025

セコムの権利付最終日(2023年3月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額81万円、セコムのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、セコムを81万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:81万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ519円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
1,351円=385×2円+62円+519円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:81万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ513円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(6日分)
1,085円=264×2円+44円+513円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)(+プレミアム料)
2,400円=2,200円+200円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)+プレミアム料
1,032円=385×2円+62円+200円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
2,466円=2,200円+266円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
2,719円=2,200円+519円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(6日分)
1,351円=385×2円+62円+519円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(6日分)
242円=55円+186円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、セコムを81万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:81万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ346円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
934円=385×2円+62円+102円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:81万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ342円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
670円=264×2円+44円+98円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,302円=2,200円+102円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
934円=385×2円+62円+102円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,302円=2,200円+102円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,298円=2,200円+98円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
930円=385×2円+62円+98円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
158円=55円+102円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
149円=51円+98円

投資金額81万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※セコムの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

セコムの一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
03/26(日)-1,000-1,000
03/25(土)-1,000-1,000
03/24(金)1,0001,0001,0001,000
03/23(木)1,0001,0001,0001,000
03/21(火)1,0001,0001,0001,000
03/20(月)9001,0001,0001,000
03/19(日)-900-900
03/18(土)-900-900
03/17(金)9009001,000900
03/16(木)900900900900
03/15(水)900900900900
03/14(火)900900900900

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

セコム(9735)のクロス取引・株主優待まとめ

  • セコムの株主優待は、欲しいと思う方が限定される割引優待券
  • 「セコム・スーパーレスキュー」プラスが欲しいと思っているなら、お得な優待券
  • 株価も高く優待利回りが悪いので、一般信用売り在庫も人気ない
  • 嫌な犯罪が増えつつある日本において、セコムのようなセキュリティ会社の需要は高い
  • 配当性向は年々増えている、現物保有で応戦するという選択肢もあり
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