ヤーマンの株主優待

美容家電で大人気『ヤーマン』の株主優待情報をまとめました。

優待改悪していた時期もありますが、近年また株主優待が充実してきたので、今後の拡充にも期待です。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

数は少ないので、毎年争奪戦ですが、一般信用売り在庫の推移もご紹介中です。

投資メモ

家庭用美容健康機器メーカーとして有名ですが、化粧品、生活雑貨の輸入販売もおこなっている
美顔器や痩身器具など、独自性の高い商品が次々誕生
主力ブランドには「YA-MAN」「Myse」「Only Minerals」「Mineral Air」

  • 美容機器事業: 美顔器、脱毛器、ボディケア製品などを提供、特に家庭用美容機器が主力商品
    美容と健康に関わる製品は、日本国内外の店舗、オンラインショップ、TVショッピング、百貨店などで販売
  • コスメティック事業: 「Only Minerals」などのミネラル系化粧品を展開
    スキンケアとメイクアップの両分野で、自然成分を活かした化粧品を提供
  • 海外事業: アジア、アメリカ、ヨーロッパなど海外市場にも進出
    特に中国や東南アジアでの売上が堅調

ヤーマン(6630)の魅力は、家庭用美容機器の成長市場における確固たる地位にあります。特に、コロナ禍において、ホームケア製品の需要が急増したことが同社の成長を後押ししました。また、近年は美容機器とコスメティックの連携を強化し、複数の顧客層に対応した製品ラインを展開しています。

オンライン販売の強化や新製品の投入が、収益回復の鍵となっています。
海外市場での展開が拡大し、特に中国市場での成功が今後の成長を支える重要な要素です。
今後も、美容機器の需要が高まる中での国際市場で、さらなる成長に期待です。

ヤーマン(6630)の株主優待

ヤーマン(6630)の株主優待は、株主優待割引券(クーポン)です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容(保有期間)
1年未満 1年以上 2年以上 5年以上
100株以上 5,000円 7,000円 10,000円 13,000円
500株以上 14,000円 17,000円 20,000円 23,000円

優待権利日は年1回、4月末のみです。

自社直営店や直販Webサイト(ヤーマンオンラインストア)で利用可能な株主優待割引券が貰えます。

自社直営店なら、フェイス・リフト・ジムでも使えますが、気軽に使うなら直販WEBサイトが便利です。

人気の「オンリーミネラル」など、コスメの購入に使えるからです。

なお、ヤーマンは株主優待に力を入れている企業です。

以前(5年以上前)は、100株で10,000円相当、500株なら30,000円相当の自社商品が貰えました。

特に約30,000円の美容家電はどれも豪華、スチーム美顔器やドライヤー、ヘアアイロンなどです。

今現在は、最大でも23,000円ですが、2017年に1/10に株式分割しているので、実は今の方が優待価値は高い。

株主優待を貰った感想

ヤーマンの株主優待、実は額面価格以上の価値があります。

その理由は、ヤーマンオンラインで買う場合、優待価格の設定があるからです。

1,000円や2,000円安くなるようなせこい割引価格ではありません。

お得感たっぷり、まさに通販最安値価格で買えます。

特に美容家電に多く、通常価格(楽天やamazonでの販売価格含む)15,000円や30,000円もする商品がなんと約半額です。

商品名まで明らかにしてしまうと、ちょっと問題になりそうなので、ここは伏せさせていただきますが、話題の人気美容家電が優待価格で買えるのです。

例えば、10,000円分の優待クーポンがあるなら、優待価格の美容家電と化粧水などのコスメを合わせて、実際は20,000円以上するのが、10,000円分のクーポンだけで購入できます。

もちろん、送料などの手数料も無料です。

ヤーマンの美容家電愛用者なら、これだけでも株主になる(クロス取引する)価値あるでしょう。

ただし、優待価格は、ごく一部の商品です。毎年実施されるかは未知数です。

3万円相当の美容家電が自動で贈られてくるという過去の優待も素敵でしたが、ここ最近の選べる優待も魅力的になってきています。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

1年以上、2年以上と保有期間が長くなればなるほど、優待価値が上がります。

最大は、5年以上で、100株の場合、1年未満の2.6倍。

継続保有の条件

毎年10月31日及び4月30日現在の株主名簿に同一株主番号で継続して、指定回数以上記載又は記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年4月30日」です。

権利付き最終日の「4月25日」までに100株以上の取得が必要です。

ヤーマンに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ヤーマンの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年4月30日

権利付き最終日:4月25日(金)・・・残り3ヵ月と10日(100日)
逆日歩日数:1日

ヤーマン(6630)の基本情報

情報更新日:2024年5月12日

code6630優待内容自社商品
業種電気機器上場市場東証プライム 
決算4月 優待月4月
本社東京上場年月日2009年12月24日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数58,348,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品

株価更新日:2025年1月14日

14日の終値株価690円最低投資額69,000円
最低必要株数100継続保有特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ヤーマン(6630)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-04-25989-383,800-439,000-55,200379,1000.816.014.75停止
2023-04-261,180-45,200-355,100-309,9001,297,8000.619.234.5停止
2022-04-261,180-88,400-541,400-453,0001,155,5000.49.644.5
2021-04-271,45998,00072,200-25,8001,341,50066.3
2020-04-27696-109,000-143,000-34,000463,2000.0511.211.8停止
2019-04-231,1265,1000-5,1001,012,4000.019.2116.3注意
2018-04-242,31258,50066,7008,2002,667,80045.8
2017-04-255,48014,20012,300-1,900155,900354.0
2016-04-252,2551,1001,60050093,700418.0
2015-04-241,7824,9002,400-2,50088,800118.0
2014-04-241,4933,5001,900-1,60073,500118.0
2013-04-241,8924,3002,900-1,400108,0001
2012-04-241,3642,0002,40040094,7004

優待権利日が近づくと注意喚起や売禁(申込停止)にすぐになるので、高額逆日歩のイメージが強いかもしれませんが、実際の逆日歩は軽微です。

また、長期保有を狙っているんでしょうね。
優待権利日ではないので、10月末の逆日歩結果は載せていませんが、10月にも結構な金額の逆日歩が毎年発生しています。

詳細は、時系列形式の日々の逆日歩結果【4月版】で確認してみてください。

ヤーマン(6630)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(4月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年4月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 4月30日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で32、クロス可能な貸借銘柄は22、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    4月実施の『自社商品』関連銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    2024年10月25日より注意喚起の規制が発生中、更に今まで4回も規制が入っている、要注意銘柄です。
    • 2024/04/25:80円 (1日)・・・停止
    • 2023/04/26:60円 (3日)・・・停止
    • 2020/04/27:5円 (1日)・・・停止
    • 2019/04/23:0円 (11日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は58,348,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月22日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/21(木)10025,60092,10014,100100185,000-92,9000.50.05
    11/20(水)3,90014,200117,6005,100500171,000-53,4000.690.15
    11/19(火)15,5001,200127,9002004,300166,400-38,5000.770.05
    11/18(月)6,40010,300113,6003,000700170,500-56,9000.670.05
    11/15(金)10,3002,400117,500700400168,200-50,7000.70.05
    11/14(木)29,0002,300109,60005,600167,900-58,3000.650.05
    11/13(水)2,6008,40082,9002,6000173,500-90,6000.480.15
    11/12(火)2,9003,90088,7001000170,900-82,2000.520.05
    11/11(月)4,5001,60089,700800400170,800-81,1000.530.05
    11/08(金)7,10030086,8002000170,400-83,6000.510.05
  5. ヤーマンの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去4回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2024/04/25:80円 (1日)・・・停止
    • 2023/04/26:60円 (3日)・・・停止
    • 2022/04/26:40円 (4日)
    • 2020/04/27:5円 (1日)・・・停止

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約7万円
    • 500株:約35万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    4月実施の高額優待、他にもあります。


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ヤーマン(6630)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

データベース更新中:後日アクセスしてください
Warning: foreach() argument must be of type array|object, null given in /home/blog-master/kabu-cross.com/public_html/wp-content/themes/keni8-child/stock_new/stock7_commission.php on line 112

ヤーマンの逆日歩の次は、貸株料(手数料)です。

1月14日の終値、株価690円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額6.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
14/252151568155
24/2432222911228
34/236444417234416
44/227525120265219
54/218595823305921
64/189666626346624
74/1710747328387426
84/16139695374934
94/1514103102405337
104/1415111109435740
114/1116118116456042
124/1017125124486445
134/920147146577653
144/821155153607956
154/722628358
164/423658761
174/324689164
184/2277710271
194/1287910674
203/31298211077
213/28308511379
223/27318811782

ヤーマンの権利付最終日(2025年4月25日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額6.9万円、ヤーマンのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年1月15日)から直近の優待権利日(2025年4月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ヤーマンを6.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(104日分)+プレミアム料295円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(104日分)+プレミアム料
493円=99円+99円+295円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(104日分)393円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(104日分)
280円=5円+275円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ヤーマンを6.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ15円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ15円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
191円=90円+97円+4円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料4円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
202円=99円+99円+4円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=5円+4円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=4円+4円

投資金額6.9万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※ヤーマンの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、ヤーマンの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
12/27(金)00-1,500
12/26(木)00-1,200
12/25(水)3,3003,300-5,400
12/24(火)4,4004,200-5,500
12/23(月)11,1006,400-7,200
12/20(金)2,0002,0002,1001,300
12/19(木)900400-2,100
12/18(水)2,1009001001,300

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

4月の株主優待情報をまとめて確認

ヤーマン(6630)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ヤーマンの株主優待は、美容家電や人気コスメと優待価値は非常に高い
  • 株主優待割引券は、自社店舗だけじゃなく、通販でも利用できるので利便性も高い
  • 各証券会社で一般信用売り在庫の取り扱いもあるが、1ヵ月ぐらい前にはなくなる可能性が高い
  • 意外かも知れないが、高額逆日歩は発生していない
  • 以前は簡単に当日の制度信用クロス取引が出来たが、ここ数年は申込停止になるリスクある
  • オンリーミネラルが好きな方は、現物保有で応援するのもおすすすめ、約8年で元が取れる
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