鉄道車両メーカー大手『日本車輌製造』の株主優待、クロス取引情報をまとめました。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

日本車輌製造は、新幹線や電導リニアといった鉄道車両の製造開発をおこなっている企業です。
物流を支える輸送用機器から、橋梁、街づくりに不可欠な建設機械、営農プラントなど、多角化事業も強みです。
日本車輌製造株主優待
引用元:日本車輌製造

日本車輌製造(7102)の株主優待

日本車輌製造(7102)の株主優待は、オリジナルカレンダーです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 鉄道車両などのカレンダー

日本車輌製造(7102)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

オリジナルカレンダーは、日本車輌製造と関わりのある鉄道車両や輸送用機器などの写真が掲載されているカレンダーです。

鉄道マニアなら、きっと取得してみたくなるでしょう。

オリジナルカレンダーなので、付加価値も期待できます。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

日本車輌製造に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

日本車輌製造の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年9月30日

権利付き最終日:9月26日(金)・・・残り10ヵ月と5日(309日)
逆日歩日数:1日

日本車輌製造(7102)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code7102優待内容カレンダー
業種輸送用機器上場市場東証プライム 
決算3月 優待月9月
本社愛知上場年月日1949年5月16日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数14,675,000企業のHP優待詳細
優待の種類オリジナルカレンダー

株価更新日:2024年11月20日

20日の終値株価2,267円最低投資額226,700円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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日本車輌製造(7102)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-262,26314,40011,100-3,30050,1000.018.4115.0
2023-09-272,1920.0-4,400-4,40032,0000.017.6310.0
2022-09-282,0201,000-2,600-3,60027,8000.316.8310.0
2021-09-282,1602,6000.0-2,60035,2000.017.6110.0
2020-09-282,895-1,100-4,900-3,80042,2000.0523.21
2019-09-262,618-7,700-9,500-1,80029,5000.0521.61
2018-09-2532693,0003,000-90,000527,0003注意
2017-09-26308-177,000-239,000-62,000287,0000.154.03
2016-09-27268-163,000-221,000-58,000185,0000.04.03
2014-09-25411180,000152,000-28,000358,00012.5
2013-09-25576136,000147,00011,000350,00012.5
2012-09-2528678,00067,000-11,000109,0003
2011-09-2732376,00036,000-40,000142,0003

日本車輌製造(7102)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は270(優待実施銘柄の全体は386)です。

    9月実施の『カレンダー』関連銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。
    • 2018/09/25:0円 (3日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は14,675,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)500010,400010040010,00026.00
    11/19(火)009,90004005009,40019.80
    11/18(月)009,90001009009,00011.00
    11/15(金)1001009,900001,0008,9009.90
    11/14(木)9001,0009,90020001,0008,9009.90
    11/13(水)10030010,00010008009,20012.50
    11/12(火)10050010,200007009,50014.570
    11/11(月)20020010,60002007009,90015.140
    11/08(金)0010,60030009009,70011.780
    11/07(木)0010,600030060010,00017.670
  5. 日本車輌製造の発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去4回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/09/28:30円 (3日)
    • 2020/09/28:5円 (1日)
    • 2019/09/26:5円 (1日)
    • 2017/09/26:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値は低いですが、『日本車輌製造』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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日本車輌製造(7102)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

日本車輌製造なら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

11月20日の終値、株価2,267円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額22.7万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262494819254917
29/253737228377326
39/246146144567514652
49/237170168658717061
59/2281941927510019470
69/1992182158411221878
79/18102432399312424387
89/1713315311121162315113
99/1614340335131174122
109/1515364359140187131
119/1216388383149199139
129/1117412407159211148
139/1020485479187249174
149/921509503196261183
159/822205274192
169/523215286200
179/424224299209
189/327252336235
199/228261348244
209/129271361252
218/2930280373261
228/2831289386270

日本車輌製造の権利付最終日(2025年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額22.7万円、日本車輌製造のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、日本車輌製造を22.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(311日分)+プレミアム料2,901円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(311日分)+プレミアム料
3,315円=198×2円+17円+2,901円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(311日分)3,868円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(311日分)
2,723円=16円+2,708円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、日本車輌製造を22.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ49円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
428円=198×2円+17円+14円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ48円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
400円=187×2円+12円+14円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料14円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
428円=198×2円+17円+14円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)14円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:22.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)14円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
427円=198×2円+17円+14円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
30円=16円+14円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
28円=14円+14円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※日本車輌製造の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、日本車輌の一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
11/20(水)1,0001,000-1,000
11/19(火)1,0001,0001,0001,000
11/18(月)1,0001,0001,0001,000
11/15(金)1,0001,0001,0001,000
11/14(木)1,0001,0001,0001,000
11/13(水)1,0001,0001,0001,000
11/12(火)1,0001,0001,0001,000
11/11(月)1,0001,0001,0001,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

9月の株主優待情報をまとめて確認

日本車輌製造(7102)のクロス取引・株主優待まとめ

日本車輌製造(7102)の逆日歩リスクは低いです。

折角の鉄道系のオリジナルカレンダーですが、逆日歩データが明らかにしているのは、優待品としての人気が今ひとつという事です。

株主優待ファンと鉄道ファンってあまり被っていないんでしょう。

それだけに、鉄道好きな方には、低リスクでクロス取引できるチャンスです。

もちろん貸借銘柄ですが、逆日歩リスクが怖い方は、数日前に一般信用クロスする方法もあります。

ただ、転売目的で優待クロスするなら、やめておいた方が良いかも知れません。

高値になる時もあるし、無価値になってしまう時もあるし、カレンダーの出来次第です。ある意味、逆日歩よりリスクあるかも知れません。

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