IPO新規公開株

オプロ(228A)新規上場承認されました。

2024年8月の注目IPOになる予感です。

仮条件価格も発表、順当に決まってよい感じです。

主幹事は、株主優待でも人気のSMBC日興証券です。

株主優待の一般在庫情報、逆日歩速報に加えて、IPO関連情報のハイブリッドブログの環境が整いましたので、今後は優待情報との二刀流です。

実は管理人、IPO投資歴10年以上の実績です。

結構儲けているので、そのうち、公開していく予定です。

なお、最近サボっているように思われているかもしれませんが、逆日歩速報(参考7月優待)優待情報は、きちんと毎日更新しています。

IPO情報も逆日歩情報と同じようにリアルタイム情報を目指していきます。

さて、決意表明をしたところで、オプロIPOの初値予想をするうえで大事な、企業情報をまとめました。

 

公募価格も仮条件の上限1,300円に決定です。

順当な流れですが、外部要因にリスクありです。

連日、日経平均株価が大きく乱高下しているので、IPOにも影響がでそうです。

オプロ(228A)の上場企業情報

企業名 オプロ
企業名(en) OPRO Co., Ltd.
企業名(kana) オプロ
業種 情報・通信業
本社 東京都
決算日 11月30日
市場 グロース
主幹事 SMBC日興証券
社員数 102(人)
平均年齢 32.5(歳)
平均勤続年数 4.6(年)
平均年間給与 6,757,702(円)

上場企業情報は、7月18日(木)提出の有価証券届出書が参考元です。

事業内容

オプロは、クラウドサービス事業を中心に展開している会社です。具体的には、以下の2つのサービスを提供しています。

  1. データオプティマイズソリューション(帳票関連)
    • これは、企業が日々の業務で使用する「帳票」と呼ばれる書類やデータを、より効率的に管理・最適化するためのサービスです。帳票には請求書や見積書、納品書などが含まれます。オプロのサービスを利用することで、これらの書類をデジタル化し、効率よく整理・活用できるようになります。
  2. セールスマネジメントソリューション(サブスクリプションビジネスの管理)
    • こちらは、企業がサブスクリプション型(定期的なサービス提供)のビジネスを運営する際の販売管理をサポートするサービスです。例えば、月額料金で提供されるソフトウェアサービスの契約管理や売上の把握、顧客とのコミュニケーションを効率化するツールを提供しています。

上場等で得た資金は、次の用途で使われる予定です。

  • ①事業の拡大に向けた人材確保に関する人件費
  • ②事業の拡大に向けた広告宣伝費及び販売促進費

IPOスケジュール

オプロ(228A)のIPOスケジュール
上場日
仮条件決定日
BB期間
当選発表日
購入申込期間

8月のIPO、2つのうちの1つがようやく上場です。

今後のIPOに影響を与えるかも知れないので、注目です。

日経平均株価の5日間のパフォーマンスは、1,500円以上の上昇と悪くはありません。

結果論ですが、スケジュール的には、良い上場タイミングと言えそうです。

オプロ(228A)のIPO価格

想定価格 1,240円
仮条件価格 1,240円1,300円
公募価格 1,300円
投資資金 12.4(万円)

仮条件価格の上限で公募価格も決定しており、初値は、公募価格を割ることは、ほぼないでしょう。

初値予想

これは間違いなくA級銘柄です。

当サイトのランク付けに関しては、今後発表予定ですが、約20年分のIPO実績のデータベースをもとに、話題のAI様の力も借りて、初値予想システムも構築中です。

IPO分析で大事なのは、過去にあった同じような銘柄の動きです。

吸収金額が重要なのはもちろん、業種や上場に至る経緯も大事なポイントです。

そのような初値予想の根拠となるデータも紹介していく予定ですが、今回はまだフォーマット構築中なので、そのまま金額を掲載です。

強気予想で、初値は2,000円前後になるのではないでしょうか。

オプロ(228A)のIPOデータ

公募株数 564,900(株)
売出株数 5,100(株)
公開株数 570,000(株)
オーバーアロットメント 85,500(株)
新規発行株式 564,900(株)
上場時発行済株式総数 2,205,300(株)
資本金 98.0(百万円)
吸収金額 7.4(億円)
吸収金額(OA含む) 8.5(億円)
時価総額 28.7(億円)

吸収金額と時価総額は、次の計算をしています。

  • 吸収金額 = 公開株数 × 公募価格
  • 時価総額 = 発行済株式総数 × 公募価格

吸収金額は、7.4(億円)、オーバーアロットメント迄含めると8.5(億円)です。

 

オプロ(228A)IPOの幹事団

IPO幹事団による保有割合の一覧
証券会社名 公募株数
【株】
公募割合
【%】
保有株数
【株】
引受割合
【%】
SMBC日興証券 553,700 98.02 558,800 98.0
SBI証券 2,800 0.5 2,800 0.5
楽天証券 2,800 0.5 2,800 0.5
松井証券 2,800 0.5 2,800 0.5
マネックス証券 2,800 0.5 2,800 0.5
合計 564,900 100.0 570,000 100.0

※保有割合は、有価証券届出書に記載されている公募株数に売出株数を追加、トータル株数からの割合です。
※計算方法や前提条件に違いがある場合、証券会社発表の保有割合と差異が生じることがあります。

主幹事は、SMBC日興証券です。

SMBC日興証券で当たらなければ、どこで当選するのっていう割当数でした。

オプロ(228A)IPOの主要株主

保有株数と潜在株数の一覧
株主名 保有
株数【株】
保有
割合率【%】
潜在
株数【株】
潜在
割合率【%】
里見 一典 1,035,000 58.01
オプロ従業員持株会 192,900 10.81
(株)たいかも 160,000 8.97
安川 貴英 128,500 7.2 28,500 1.6
朏 仁雄 50,000 2.8
吉田 順一 33,500 1.88 28,500 1.6
TSV1号(LPS) 25,000 1.4
金野 栄太郎 20,000 1.12
長井 利仁 20,000 1.12 20,000 1.12
和田 典子 17,500 0.98
田中 最代治 12,500 0.7
宮澤 敏 10,000 0.56
齋藤 智彦 5,000 0.28
(株)庚伸 5,000 0.28
内田 健治 5,000 0.28 5,000 0.28

(LPS)は、投資事業有限責任組合の事であり、ベンチャーキャピタルの可能性が高いです。

保有株数の多い順に、大株主上位15を表示しています。

ベンチャーキャピタルの保有もありますが、ほぼオプロ関係者で占めている感じです。

オプロ(228A)IPO時の業績データ

新規上場承認時の有価証券届書から、初値予想に役立つデータを収集しています。

期間:2020年3月~2023年11月
2020年
3月
2021年
3月
2021年
11月
2022年
11月
2023年
11月
売上高(百万円) 733 863 752 1,290 1,618
経常利益(百万円) -35 -81 70 132 109
純利益(百万円) -57 -81 113 99 95
純資産額(百万円) -95 -176 -38 61 157
総資産額(百万円) 476 451 617 845 1,096
資本金(百万円) 98 98 98 98 98
営業活動によるCF 305 278
投資活動によるCF -126 -60
財務活動によるCF -63 -55
現金残高(百万円) 463 626
1株当たり純資産額(円) -2,952 -5,470 -1,172 37 96
1株当たり純利益(円) -1,780 -2,519 3,452 61 58
自己資本比率(%) -20.03 -39.14 -6.23 7.26 14.34
自己資本利益率(%) 870.30 87.70
発行済株式総数 32,308 32,308 32,808 32,808 32,808
従業員数 37 50 54 72 88

2020年3月から2023年11月までの5つの業績での比較です。

オプロの業績チェックは注意が必要です。

通常のIPOの場合、過去5年分の業績の発表が多いですが、オプロの場合、6期分の発表です。

その理由は、決算月が2021年に3月から11月に変更しているからです。

よって、当サイトでの発表データは、過去5年分ではなく、過去4年分です。

2021年は、3月と11月の2つです。

2021年11月に黒字化したので、上場意識して、11月決算にしたのかもしれません。

社員数も着実に増えており、やはり数字は嘘をつきません。

IPO参加スタンスと当選・落選結果

IPO投資を10年以上実施していると、口座を開設している全ての証券会社で当選することが可能です。

これは、管理人の実績がその証拠なのですが、継続することが大事なのはもちろんです。

管理人もしばらくは、会社員としてのビジネスマン人生が面白くて、IPO投資をサボっていた時もありましたが、最もコスパが良いのが、IPO投資だと今更ながら思い出したので、再スタートです。

経験者が語るIPO投資で最も重要なのが、BB抽選の参加を忘れないことです。

これは、絶対大事です。

でも、忘れてしまうんですよね。

よって、ブログ更新を継続することで、IPO投資も忘れないようにする予定です。

ちなみ、当サイトでは、有価証券届出書の中からIPO投資で重要な部分だけをまとめています。

IPOに参加できる証券会社もわかりやすく一覧にしているので、参考にしてください。

オプロの場合、幹事団すべての証券会社の口座を持っているので、全参加です。

ブックビルディングの抽選開始は、仮条件決定日の翌日なので、今回は8月5日からです。

今後は、IPO情報もコンスタントに発表していきます。

さて、オプロIPOの抽選結果がでました。

SMBC日興証券が主幹事であり、他の幹事団もネットで簡単に申し込めましたが、その結果は・・・・

全滅です。

当選は1つもありませんでした。

希望的観測を言えば、SMBC日興証券が補欠当選ですが、当選しなかった場合、必ず補欠当選です。

これを落選と確定する方がいるようですが、繰り上がって当選した経験があるので、念のため、再度申し込みをしておきました。

本当は、今回のタイミングで、過去のIPOデータ一覧も比較のため掲載予定でしたが、まだDB更新中です。

有価証券届出書をベースに情報をまとめているのですが、フォーマットに従わない、企業(銘柄)がいるんですよね。

全く・・・・IPOには影響ないのかもしれませんが、そういう担当者がいるという事実を管理人は忘れません。

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