Eストアー(4304)は、EC事業のシステム開発を中心に、マーケティングまで総合支援する企業です。

株主優待を新設導入したのは2017年3月、拡充発表したのが2019年9月と儲かっているでいいんだよねと確認したくなる企業です。

そんなEストアー(4304)で優待クロス取引を行うために必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、貸株料等の手数料を把握する事が可能です。

Eストアー株主優待
引用元:Eストアー

Eストアー(4304)の株主優待

Eストアー(4304)の株主優待は、儲かっている企業に多いQUOカードです。
なお、QUOカード優待は廃止になるリスクも含んでいます。

Eストアーの優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,000円分のQUOカード
Eストアー(4304)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

優待導入当初は、3月末の年1回、QUOカード額も500円でしたので、一気に年間1,500円の倍増です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年3月31日」です。

権利日最終日の「3月29日」までに100.0株以上の取得が必要です。

Eストアーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年3月31日

権利日最終:3月29日(水)・・・残り7日(毎日更新)
逆日歩日数:3日
最大逆日歩予想範囲:3,580~3,620円(調査日3月2日)

最大逆日歩予想範囲は、逆日歩金額の予想ではなく、株価によって毎日変動する最大逆日歩のリスクです。

予想範囲は、優待必要株数で計算、株主優待クロス取引可能の期限、権利日最終の3月29日前日に更新予定です。

Eストアー(4304)の基本情報

code4304優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地東京上場年月日2001年9月19日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額142,900円
配当予想50.0配当落日2023年3月30日
発行済株数5,636千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月17日の終値株価で計算。

Eストアー(4304)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-291,4395,5009,5004,00011,100140.0停止
2021-09-281,80031,50031,60010031,8001
2021-03-292,37353,80054,20040087,900132.0
2020-09-281,4405,6005,400-20018,7001
2020-03-271,00626,60026,100-50017,000129.0
2019-09-269591,000100-90020,2001
2019-03-268986,6006,000-60031,300329.0
2018-09-251,1312,10016,00013,90015,0003
2018-03-2798413,20015,0001,80058,400328.0
2017-09-2677911,20018,4007,2002,9003
2017-03-2899911,80018,8007,0004,40030.0
2016-09-2794016,60019,5002,9002,9003
2016-03-281,04532,90041,8008,90054,50010.0
2015-03-261,17811,40013,5002,1001,60010.0
2014-09-2599617,20017,000-2002,5001
2014-03-261,0324,8004,9001001,40010.0
2013-09-25100,0002592667281
2013-03-26123,000122107-152273
2012-09-2572,30068757113
2012-03-2777,800158154-463
2011-09-2777,5008078-213
2011-03-28100,0005956-3641

Eストアーの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待3月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引3月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    株主優待数は775、そのうち558銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    Eストアーの優待分類と同じ『クオカード』関連銘柄です。

    尚、3月実施の『金券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    2023年3月15日より注意喚起の規制が発生中、逆日歩が更に2倍、リスクが高まります。
    • 2022年3月 :0円 (1日)・・・停止
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数はかなり少なく5,636千株しかありません。東証スタンダード 市場です。今までは大丈夫だった可能性もあるので、やや注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)10020015,200001,20014,00012.670
    03/16(木)80010015,300001,20014,10012.750
    03/15(水)600014,600001,20013,40012.170
    03/14(火)010014,000001,20012,80011.670
    03/13(月)030014,100001,20012,90011.750
    03/10(金)010014,400001,20013,20012.00
    03/09(木)0014,500001,20013,30012.080
    03/08(水)0014,500001,20013,30012.080
    03/07(火)0014,50001001,20013,30012.080
    03/06(月)10050014,50010001,30013,20011.150
  5. Eストアーの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

Eストアーの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクの次は、Eストアーのクロス取引手数料で比較です。

3月17日の終値、株価1,429円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額14.3万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/294616024316122
23/285767529397627
33/276929135479233
43/247107106415510738
53/238122121476312244
63/2211168166658616860
73/2012183181719418366
83/17131991967610271
93/16152292268811882
103/151827527210614199
113/1419290287112149104
123/1320306302118157110
133/1021321317123165115
143/922336332129172121
153/825147196137
163/726153204143
173/627159212148
183/328165219154
193/229170227159
203/132188251176
212/2833194259181

Eストアーの権利付最終日(2023年3月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額14.3万円、Eストアーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2023年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、Eストアーを14.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)のみ168円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(11日分)
431円=115円+148円+168円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)のみ166円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(11日分)
409円=100円+143円+166円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)+プレミアム料65円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(11日分)+プレミアム料
328円=115円+148円+65円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)86円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(11日分)168円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(11日分)
431円=115円+148円+168円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(11日分)
70円=10円+60円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、Eストアーを14.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ61円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
281円=115円+148円+18円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ60円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
260円=100円+143円+17円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料18円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
281円=115円+148円+18円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)18円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:14.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)17円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
280円=115円+148円+17円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
28円=10円+18円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
26円=9円+17円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※Eストアーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

Eストアーのクロス取引・株主優待まとめ

Eストアー(4304)のクロス取引に関する当記事を最後までお読みいただきありがとうございます。

ここで、大事なお知らせがあります。実は、Eストアー(4304)が貸借銘柄になったのは、2022年1月からです。

普通に考えて、こんなに優待利回りがよい銘柄が人気ないなんて・・・・おかしいですよね。

優待クロス取引が本格的にはじまったのは、2022年3月末よりです。しかし3月末は、いきなり申込停止(売禁)になってしまったので、今後の逆日歩がどの程度で発生するかは、未知数です。

Eストアー(4304)の優待クロス取引をする際は、過去データが参考にならないというリスクがあるので、ご注意です。

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