あじかん(2907)は、業務用の玉子製品を中心に業績を伸ばしてきた企業です。

ヘルスフード事業もおこなっており、ごぼう茶関連製品など、新たな市場を開拓しています。

そんなあじかん(2907)の株主優待制度、優待クロス取引手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

あじかん株主優待
引用元:あじかん

あじかん(2907)の株主優待

あじかん(2907)の株主優待は、自社製品です。

あじかんの優待内容詳細

保有株式数 3月末 9月末
半年以上 2年以上 半年以上 2年以上
100株以上 1,000円分 1,000円分 対象外 対象外
500株以上 1,000円分? 1,000円分 2,000円分 2,000円分
2,000株以上 1,000円分? 1,000円分 3,000円分 3,000円分

あじかん(2907)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

自社商品は、年度によって異なります。

公式サイトの優待制度の表記のままだと、500株以上で2年未満の方、3月末は優待が貰えないことになってしまいますが、本当なら最悪です。

また、継続保有していても、優待内容がランクアップしない不思議な優待制度です。
それなら、半年と2年で表記を分けなくても・・・・

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

半年以上の継続保有が必須です。

また、500株以上保有していれば、9月末も優待が貰えます。

継続保有の条件

各基準日(3月末、9月末)の時点で株式を半年以上継続して保有していること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

あじかんに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

あじかんの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と2日(155日)
逆日歩日数:1日

あじかん(2907)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code2907優待内容自社製品
業種食料品上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月3月、9月
本社広島上場年月日1990年12月6日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数7,700,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品

株価更新日:2024年4月22日

22日の終値株価1,219円最低投資額121,900円
最低必要株数100継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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あじかん(2907)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2024-03-271,2001,100500-6007,3000.09.635.0
2023-09-278950.0-2,300-2,3006,6000.157.230.0
2023-03-298280.00.00.06,5000.07.231.0
2022-09-28859-1,400-4,300-2,9003,9000.157.230.0
2022-03-29833-8,600-11,000-2,4005,2001.157.2115.0
2021-09-28860-900-3,400-2,5005,9000.057.21
2021-03-29913-11,500-22,600-11,10020,1003.158.0115.0
2020-09-28798-500-600-1001,3000.056.41
2020-03-27701-3,100-8,900-5,80021,6006.46.4115.0
2019-09-267260.00.00.08,5000.06.41
2019-03-261,013100-6,900-7,00012,50026.48.8315.0
2018-09-251,5703000.0-30011,8003
2018-03-271,3152,4003,6001,2009,300315.0注意
2017-09-261,1100.05,7005,7003,8003
2017-03-281,6192,3000.0-2,30023,9000.027.2318.0注意
2016-09-277833001,1008002003
2016-03-28772-3,600-22,400-18,80023,70012.812.8112.0注意
2015-09-25759-700-7000.02,7000.06.41
2015-03-26820-3,900-4,100-2009,2000.914.4112.0停止
2014-09-256967007000.04,0001
2014-03-26742-2,300-6,700-4,4008,00016.016.0112.0
2013-09-257372000.0-2002,4001
2013-03-26829400200-2003,4003
2012-09-257241,0000.0-1,0002,0003
2012-03-278300.00.00.01,0003
2011-03-2805005000.001

あじかんの最大逆日歩リスクはどのくらい?【7つのチェック】

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は388、クロス取引可能な貸借銘柄は277、同じ優待分類の企業も多いです。

    あじかんと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に4回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2018/03/27:0円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:0円 (3日)・・・注意
    • 2016/03/28:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2015/03/26:90円 (1日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例。因みに東証スタンダード 市場、ある程度の逆日歩は覚悟が必要。

    逆日歩更新日:2024年4月23日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/22(月)03,4002,00010003001,7006.670
    04/19(金)3,1003005,400002005,20027.00
    04/18(木)10002,600002002,40013.00
    04/17(水)01002,500002002,30012.50
    04/16(火)002,60003002002,40013.00
    04/15(月)30002,60030005002,1005.20
    04/12(金)03002,300002002,10011.50
    04/11(木)30002,6001007002002,40013.00
    04/10(水)8001,1002,30010008001,5002.880
    04/09(火)40002,600007001,9003.710
  5. あじかんの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に4回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/09/27:15円 (3日)
    • 2022/09/28:15円 (3日)
    • 2022/03/29:115円 (1日)
    • 2021/09/28:5円 (1日)
    • 2021/03/29:315円 (1日)
    • 2020/09/28:5円 (1日)
    • 2020/03/27:640円 (1日)
    • 2019/03/26:2,640円 (3日)
    • 2016/03/28:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2015/03/26:90円 (1日)・・・停止
    • 2014/03/26:1,600円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約12万円
    • 500株:約61万円
    • 2000株:約244万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    継続保有が必須、優待クロスの難易度アップでクロス参加者は限定!

    あじかんと同じ1,000円相当の銘柄です。


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あじかんの優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

あじかんの逆日歩の次は、貸株料(手数料)です。

4月22日の終値、株価1,219円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額12.2万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/26226261013269
29/255656425336523
39/246787730407828
49/207919035479133
59/198104103405310437
69/1812156154608015656
79/1713169167658716961
89/1314182180709466
99/12151961937510070
109/11192482459512789
119/102026125710013494
129/92127427010514098
139/622287283110147103
149/523300296115154108
159/426130174122
169/327135180126
179/228140187131
188/3029145194136
198/2930150201140
208/2833165221154

あじかんの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額12.2万円、あじかんのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月24日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、あじかんを12.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(159日分)+プレミアム料797円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(159日分)+プレミアム料
1,060円=115円+148円+797円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(159日分)1,063円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(159日分)
752円=8円+744円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、あじかんを12.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ26円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
271円=115円+148円+8円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ26円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
250円=100円+143円+7円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料8円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
271円=115円+148円+8円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)8円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)7円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
270円=115円+148円+7円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
16円=8円+8円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
15円=8円+7円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※あじかんの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

あじかんのクロス取引・株主優待まとめ

優待歴約20年、毎年クロスしないにしても、優待内容等が変更になったら優待品をもらうようにしていますが、あじかんの優待制度は、変更後、取得していません。

2021年9月に変更した優待制度がよくわからないからです。

わからないからこそ、試してみるべきなのですが、優待に不慣れた担当者がいる企業で数回嫌な目に合っている事もあるので、危うき者には近づきません。

最新情報の優待感想ではないので、コメントが弱くなってしまいますが、ある程度の逆日歩を覚悟するなら、優待クロスも良いのではないでしょうか?

半年以上の継続保有が必須なので、ライバルは少なくなるでしょう。

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