大和ハウスリート投資法人の株主優待制度が、2022年2月末をもって廃止!

理由は、大和ハウスが大和リゾートの全株式を 2023年4月3日付で第三者に譲渡することになったからです。

大和リゾートは、大和ハウスの連結子会社から除外される予定です。

2023年2月度の宿泊割引優待は廃止なので、注意!

 

以下の記事は、情報として残しておきますが、株価の更新等は、ストップです。

大和ハウスリート投資法人は、大和ハウス・アセットマネジメントが資産運用しているリートです。

日本全国、ホテル等の関連施設があるので、優待制度も実施しています。

クロス取引も可能なので、貸株料等の手数料や過去の逆日歩データをご紹介です。

大和ハウスリート投資法人株主優待引用元:大和ハウスリート投資法人

大和ハウスリート投資法人(8984)の株主優待

大和ハウスリート投資法人の大口スポンサーは、大和ハウス工業です。

その100%子会社である大和リゾートが運営するダイワロイヤルホテルが、優待対象になっています。

優待制度は、2013 年より導入、当初はどのホテルも固定料金で宿泊できましたが、2022年からは割引料金に変更になっています。

大和ハウスリート投資法人の優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
2月末 8月末
1口(株)以上 優待割引券1枚 優待割引券1枚

大和ハウスリート投資法人の優待権利日は年2回、2月末と8月末です。

所有口数にかかわらず、貰える割引券は1枚なので、皆に平等な株主優待制度です。

また優待制度は、宿泊日数や回数の制限なく利用できます。

ダイワロイヤルホテルの公式ホームページ(https://www.daiwaresort.jp/chain/)掲載の一般料金より 8% 割引価格で宿泊できます。

予約は、インターネットが基本ですが、ネット利用が出来ない場合、電話も可能です。

ダイワロイヤルホテルは、ベストレート保証を実施しているホテルであり、ホテル公式サイトの価格が1番安い事を保証しています。

(宿泊パックなどのプランとの比較は対象外です。)

ワンランク上のホテル宿泊料金が8%割引となるので、お得です。

対象ホテルは、全国24か所のダイワロイヤルホテルとロイトン札幌です。

大和ハウスリート投資法人の優待対象ホテル一覧

  • ロイトン札幌
  • Active Resorts 宮城蔵王
  • Active Resorts 裏磐梯
  • Royal Hotel 那須
  • Hotel & Resorts MINAMIBOSO
  • Royal Hotel 八ヶ岳
  • Royal Hotel 長野
  • THE HAMANAKO
  • Royal Hotel 富山砺波
  • Royal Hotel 能登
  • Hotel & Resorts ISE-SHIMA
  • Hotel & Resorts NAGAHAMA
  • Hotel & Resorts KYOTO-MIYAZU
  • THE KASHIHARA
  • Hotel & Resorts WAKAYAMA-KUSHIMOTO
  • Hotel & Resorts WAKAYAMA-MINABE
  • Hotel & Resorts MINAMIAWAJI
  • Royal Hotel 大山
  • Royal Hotel 土佐
  • Active Resorts 福岡八幡
  • Royal Hotel 宗像
  • Hotel & Resorts SAGA-KARATSU
  • Hotel & Resorts BEPPUWAN
  • Active Resorts 霧島
  • Royal Hotel 沖縄残波岬

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年2月28日」です。

権利日最終日の「2月24日」までに1.0株以上の取得が必要です。

大和ハウスリート投資法人の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年2月28日

権利日最終:2月24日(金)・・・残り21日(毎日更新)
逆日歩日数:1日

大和ハウスリート投資法人(8984)の基本情報

code 8984 優待内容 宿泊優待券
業種 上場市場 東証REIT
決算 優待月 2月、8月
本拠地 上場年月日 2006年3月22日
単位 1 貸借区分 貸借
継続保有 企業の優待HP 優待詳細
優待の種類 旅行・宿泊
最低必要株 1.0 最低投資額 280,800円
配当予想 0.0 配当落日 2023年2月27日
発行済株数 2,320千株 データ調査日 2022年9月17日

最低投資額のみ、2月2日の終値株価で計算。

優待開示情報

大和ハウスリート投資法人過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

大和ハウスリート投資法人(8984)過去の逆日歩と貸借残一覧表

権利日 株価 前日
貸借残
当日
貸借残
差分 出来高 確逆 最逆 品貸
日数
配当 規制
2022-08-29 330,500 -2,941 -4,079 -1,138 14,228 860.0 2720.0 1
2022-02-24 318,000 -202 -1,546 -1,344 12,449 450.0 2560.0 1
2021-08-27 328,500 -8,237 -13,829 -5,592 22,685 795.0 2640.0 1
2021-02-24 292,500 968 -1,653 -2,621 10,523 420.0 2400.0 3
2020-08-27 283,300 -429 -2,063 -1,634 9,730 10.0 2320.0 1
2020-02-26 295,400 -4,984 -5,908 -924 16,158 900.0 2400.0 3
2019-08-28 280,800 -1,472 -2,518 -1,046 6,579 45.0 2320.0 3
2019-02-25 255,900 -1,574 -3,673 -2,099 10,438 10.0 2080.0 1
2018-08-28 262,900 0 -457 -457 5,199 420.0 2160.0 3
2018-02-23 264,200 -583 -1,066 -483 5,605 400.0 2160.0 1
2017-08-28 275,800 -1,158 -1,328 -170 3,750 400.0 2240.0 1
2017-02-23 289,000 -606 -1,157 -551 3,989 365.0 2320.0 1
2016-08-26 295,700 -2,371 -1,932 439 77,227 700.0 4800.0 1 停止
2016-02-24 246,000 0 -323 -323 2,842 720.0 2000.0 1
2015-08-26 225,100 194 -391 -585 4,296 685.0 1840.0 1
2015-02-24 552,000 99 22 -77 854 3
2014-08-26 486,500 35 32 -3 567 3
2014-02-25 423,000 66 64 -2 725 3
2013-08-27 371,000 138 164 26 734 3
2013-02-25 757,000 145 180 35 633 1
2012-08-28 569,000 34 36 2 581 3
2012-02-24 523,000 69 30 -39 701 1
2011-02-23 588,000 99 82 -17 314 1

大和ハウスリート投資法人(8984)最大逆日歩リスク

大和ハウスリート投資法人の逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待2月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも

    2023年2月28日優待権利日の逆日歩日数は1日です。

  2. 株主優待クロス取引2月の銘柄数

    △:やや注意

    優待実施銘柄は、全部で125ありますが、クロス向けの貸借銘柄は75とやや少ないので注意が必要です。

    大和ハウスリート投資法人の優待と同じ分類の『宿泊優待券』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意

    調査時点で規制情報はありませんが、過去に1度だけ規制が入った事があるので、少しだけ注意です。

    • 2016年8月 :700円 (1日)・・・停止
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!

    発行済株数が少ないと、株不足になるという典型的な例かもしれません。因みに東証REIT 市場です。ある程度の逆日歩は覚悟する必要がありそうです。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日 融資新規 融資返済 融資残高 貸株新規 貸株返済 貸株残高 差引残高 貸借倍率 逆日歩
    02/02(木) 3 4 88 0 9 95 -7 0.93 0
    02/01(水) 0 3 89 0 2 104 -15 0.86 0
    01/31(火) 5 2 92 17 0 106 -14 0.87 0
    01/30(月) 11 11 89 1 0 89 0 1.0 0
    01/27(金) 0 19 89 0 0 88 1 1.01 0
    01/26(木) 13 0 108 4 8 88 20 1.23 0
    01/25(水) 5 0 95 7 3 92 3 1.03 0
    01/24(火) 1 2 90 0 0 88 2 1.02 0
    01/23(月) 11 3 91 0 45 88 3 1.03 0
    01/20(金) 3 2 83 0 22 133 -50 0.62 0
  5. 大和ハウスリート投資法人の発生逆日歩

    △:やや注意

    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去15回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。

    • 2022年8月 :860円 (1日)
    • 2022年2月 :450円 (1日)
    • 2021年8月 :795円 (1日)
    • 2021年2月 :420円 (3日)
    • 2020年8月 :10円 (1日)
    • 2020年2月 :900円 (3日)
    • 2019年8月 :45円 (3日)
    • 2019年2月 :10円 (1日)
    • 2018年8月 :420円 (3日)
    • 2018年2月 :400円 (1日)
    • 2017年8月 :400円 (1日)
    • 2017年2月 :365円 (1日)
    • 2016年8月 :700円 (1日)・・・停止
    • 2016年2月 :720円 (1日)
    • 2015年8月 :685円 (1日)

    過去の逆日歩は、1株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意

    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、1.0なので、やや注意です。

  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意

    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

大和ハウスリート投資法人(8984)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

大和ハウスリート投資法人は、逆日歩の発生しない、一般信用クロス取引も可能です。

2月2日の終値、株価280,800円の必要株数分(1.0株)で計算。

投資額28.1万円でクロス取引【証券会社の貸株料比較】

営業
日数
月/日 貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
1 2/24 2 60 59 23 31 60 22
2 2/22 3 90 89 35 46 90 32
3 2/21 6 180 178 69 92 180 65
4 2/20 8 240 237 92 123 240 86
5 2/17 9 270 267 104 139 270 97
6 2/16 10 300 296 115 154 300 108
7 2/15 13 390 385 150 200 390 140
8 2/14 14 420 415 162 216 151
9 2/13 15 450 445 173 231 162
10 2/10 16 480 474 185 246 172
11 2/9 17 510 504 196 262 183
12 2/8 20 600 593 231 308 216
13 2/7 21 631 622 243 323 226
14 2/6 22 661 652 254 339 237
15 2/3 23 266 354 248
16 2/2 24 277 370 259
17 2/1 27 312 416 291
18 1/31 28 323 431 302
19 1/30 29 335 447 313
20 1/27 30 346 462 323
21 1/26 31 358 477 334

大和ハウスリート投資法人の優待権利日最終日(2023年2月2日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

大和ハウスリート投資法人(8984)のクロス取引・株主優待まとめ

大和ハウスリート投資法人は、優待導入当初こそ、逆日歩なしですが、その後はず~と逆日歩が発生しています。

ほとんどの証券会社で売買手数料が無料になるので、優待クロスで気にするコストは、貸株料と逆日歩だけです。

仮に宿泊代が10,000円なら800円、20,000円なら1,600円相当が安くなる計算です。

過去のケースでは、逆日歩が発生しても、宿泊優待券を利用すれば、元が取れていますが、今後も大丈夫と言う保証はありません。