きちりホールディングス株主優待

高級居酒屋「KICHIRI」の食事券が魅力『きちりホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

きちりホールディングスは、「KICHIRI」「いしがまやハンバーグ」など、飲食店ブランドを展開している企業です。
関西拠点で始まった事業ですが、関東にも進出、勢力拡大中!

きちりホールディングス(3082)の株主優待

きちりホールディングス(3082)の株主優待は、自社ブランド店舗で利用できる1枚1,500円分の食事券(金券)です。

優待内容詳細

2022年12月末より、優待制度が変更です。

2022年12月末以降(優待拡充!)

保有株式数 優待の内容
1年未満 継続保有1年以上
100株以上 1枚 1枚
500株以上 6枚 7枚
1,000株以上 13枚 14枚

きちりホールディングス(3082)の優待権利日は年2回、6月末と12月末です。

優待券だけで、自社サービスの店舗で無料で食事が可能です。

1枚、1,500円、お釣りがでないのがデメリットですが、人気ブランド店舗で利用できるのが魅力です。

メルカリ等の転売サイトでも人気ですが、株主優待券の偽物が問題になっているので、自分で使う予定のない方には、おすすめしません。

2021年12月末までの優待制度

参考までに2021年12月末の優待内容です。

保有株式数 優待内容
100株以上 食事割引券2枚
500株以上 食事割引券4枚

優待制度が変更になるまでは、年1回、12月末のみです。

また、食事優待券ではなく、割引券です。

食事割引券は、1枚の利用で食事料金が30%割引です。

最大で3,000円迄なので、10,000円の食事なら、7,000円になる計算です。

食事券ではないので、完全無料にはなりませんが、人気ブランドの店舗で利用できるので、付加価値は高いです。

食事割引券が利用できるブランド

「KICHIRI」「いしがまやハンバーグ」や、「おむすびの GABA」「たいの八」「ちゃぶちゃぶ」など

日本全国に展開しているブランドではなく、大阪と東京が中心です。

ただし、アトレ亀戸、横浜ポルタ、ららぽーと横浜、テラスモール湘南、ららぽーと富士見、さいたま新都心、イオン浦和美園、マルイファミリー溝口、セブンパークアリオ柏など、有名ショッピングモール内に店舗がある場合が多いです。

食事割引券が利用できないブランド

『LUCUA FOOD HALL』『キッチン&マーケット』内および『ハシゴバルピンチョ』『グリルデミ玉』『FLDK』

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではありませんが、500株以上なら1年以上で優待券が1枚追加!

長期保有条件

12月末日及び6月末日の株主名簿に、500株以上の保有を同一株主優待番号で連続して3回以上記録または記載されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに100株以上の取得が必要です。

きちりホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

きちりホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り7ヵ月と29日(243日)
逆日歩日数:7日

きちりホールディングス(3082)の基本情報

情報更新日:2024年3月24日

code3082優待内容飲食割引券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算6月 優待月12月
本社大阪上場年月日2007年7月6日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数11,168,000企業のHP優待詳細
優待の種類飲食券

株価更新日:2024年4月26日

26日の終値株価912円最低投資額91,200円
最低必要株数100継続保有特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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きちりホールディングス(3082)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-12-271,078-110,700-188,800-78,100213,9003.017.662.5注意
2023-06-28922-61,100-68,800-7,700116,6000.616.032.5停止
2022-12-28623-224,200-224,500-300131,60056.011.252.5停止
2021-12-28392-80,100-104,500-24,400173,90040.08.05注意
2020-12-28603-143,900-216,900-73,000181,30056.011.25注意
2019-12-26851-29,400-99,500-70,100164,7000.357.27
2018-12-25707-17,700-91,900-74,200177,60044.86.47
2017-12-26833-16,900-93,700-76,800214,3004.814.46注意
2016-12-27685-66,100-183,900-117,800183,70056.011.25注意
2015-12-257198,3008,300083,3005
2014-12-2571014,90016,6001,700123,6006
2013-12-251,13221,10021,70060037,0007
2012-12-2502,3003,8001,50007
2011-12-270126135905

きちりホールディングス(3082)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は175、クロス取引可能な貸借銘柄は114、同じ優待分類の企業も多いです。

    きちりホールディングスと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、12月実施の『飲食券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    2024年3月12日より注意喚起の規制が発生中、更に今まで7回も規制が入っている、要注意銘柄です。
    • 2023/12/27:300円 (6日)・・・注意
    • 2023/06/28:60円 (3日)・・・停止
    • 2022/12/28:5,600円 (5日)・・・停止
    • 2021/12/28:4,000円 (5日)・・・注意
    • 2020/12/28:5,600円 (5日)・・・注意
    • 2017/12/26:480円 (6日)・・・注意
    • 2016/12/27:5,600円 (5日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は11,168,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/25(木)50020024,70001,8006,30018,4003.920
    04/24(水)50020024,40010008,10016,3003.010
    04/23(火)400024,10050008,00016,1003.010
    04/22(月)30030023,70070007,50016,2003.160
    04/19(金)12,10010023,70001,0006,80016,9003.490
    04/18(木)50090011,7006,70007,8003,9001.50
    04/17(水)1,200012,10001,3001,10011,00011.00
    04/16(火)500010,90008002,4008,5004.540
    04/15(月)300010,4001002,5003,2007,2003.250
    04/12(金)1,000010,10006005,6004,5001.80
  5. きちりホールディングスの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に5回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/12/27:300円 (6日)・・・注意
    • 2023/06/28:60円 (3日)・・・停止
    • 2022/12/28:5,600円 (5日)・・・停止
    • 2021/12/28:4,000円 (5日)・・・注意
    • 2020/12/28:5,600円 (5日)・・・注意
    • 2019/12/26:35円 (7日)
    • 2018/12/25:4,480円 (7日)
    • 2017/12/26:480円 (6日)・・・注意
    • 2016/12/27:5,600円 (5日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約9万円
    • 500株:約46万円
    • 1000株:約91万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    優待価値がきちりホールディングスと同じぐらいの銘柄。


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きちりホールディングス(3082)の優待クロス(制度・一般)

優待制度で人気が高まっているので、今まで以上の高額逆日歩になる可能性あり!

逆日歩リスクが怖い方は、一般信用クロス取引がおすすめ!

逆日歩と同じく経費が掛かるきちりホールディングスのクロス取引手数料についてです。

4月26日の終値、株価912円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額9.1万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268787730407828
212/2511107106415510738
312/2412117115456011742
412/2313126125496512645
512/2014136134527013649
612/1915146144567514652
712/1818175173679017563
812/1719185182719566
912/16201941927510070
1012/13212042027910573
1112/12222142118211077
1212/11252432409312587
1312/10262532509713091
1412/92726325910113594
1512/62810514098
1612/529108145101
1712/432120160112
1812/333123165115
1912/234127170119
2011/2935131175122
2111/2836135180126
2211/2739146194136

きちりホールディングスの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額9.1万円、きちりホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月27日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、きちりホールディングスを9.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(251日分)+プレミアム料939円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(251日分)+プレミアム料
1,137円=99円+99円+939円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(251日分)1,252円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(251日分)
882円=6円+876円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、きちりホールディングスを9.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ78円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
221円=99円+99円+23円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ77円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
209円=90円+97円+22円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料23円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)+プレミアム料
221円=99円+99円+23円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)23円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)22円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)
220円=99円+99円+22円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
29円=6円+23円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
28円=6円+22円

投資金額9.1万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※きちりホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

きちりホールディングス(3082)のクロス取引・株主優待まとめ

  • きちりホールディングス(3082)は逆日歩常連銘柄
  • 注意喚起の規制もすぐに入るので、高額逆日歩になる可能性が高い
  • ここ数年、株価の下落がとまらず、3万円台の投資金額でクロス取引可能だったが、優待拡充で株価は一気に2倍!
  • 居酒屋の「KICHIRI」、ファミリーに人気の高い「いしがまやハンバーグ」で利用できるので、ポイント高い食事券
  • まだまだ安いので、割引券が欲しい方は、早めの一般信用クロスがおすすめ!
  • 数百円程度の貸株料は、1回の食事で簡単に元がとれる!
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