「和食さと」などの外食チェーンを展開する『SRSホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

SRSホールディングスは、旧社名は、サトレストランシステムズです。
関西圏が地盤の外食中堅チェーン、経営コンサルティング事業などもスタート!

SRSホールディングス(8163)の株主優待

SRSホールディングス(8163)の株主優待は、食事優待券です。

グループ企業のサトフードサービス株式会社、株式会社フーズネット、株式会社家族亭の運営する店舗で利用可能です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
1,000株以上12,000円相当の食事優待券

SRSホールディングス(8163)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

1枚500円の食事券が24枚、贈られてきます。

利用枚数の制限はありませんが、お釣りはでません。

ジェフグルメカードとの併用利用も可能、この場合、お釣りは出ます!(レジで食事優待券を先に使ってもらい、後からジェフグルメカードで精算してください。)

食事優待券が利用できるブランド一覧

「和食さと」「天丼・天ぷら本舗 さん天」「なべいち」「法善寺夫婦善哉」「にぎり長次郎」「CHOJIRO」「家族亭」「得得」「うどんの詩」「とくとく」「花旬庵」「三宝庵」「蕎菜」「蕎旬」「のきば」「うどんのう」「家族庵」「旬の舞」「のぶや」

サト・アークランドフードサービス株式会社の「かつや」では、利用できません。
おそらく、出資比率が100%ではなく、51%だからでしょう。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに1000.0株以上の取得が必要です。

SRSホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り3ヵ月と25日(117日)
逆日歩日数:3日

SRSホールディングス(8163)の基本情報

code8163優待内容飲食券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地大阪上場年月日1984年3月15日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類飲食券
最低必要株1000.0最低投資額935,000円
配当予想5.0配当落日2023年3月30日
発行済株数41,197千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、6月1日の終値株価で計算。

SRSホールディングス(8163)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-29823-140,100-437,100-297,000572,7000.5514.415.0注意
2021-09-28826-138,200-478,800-340,600570,6007.714.41注意
2021-03-29861-92,900-396,200-303,300597,20010.014.410.0注意
2020-09-281,012-195,500-487,500-292,000639,60011.617.61停止
2020-03-27989-170,000-454,800-284,800538,50010.116.010.0注意
2019-09-261,037-167,300-505,400-338,100593,3004.017.61注意
2019-03-261,027-107,900-359,000-251,100428,3003.1517.636.0注意
2018-09-251,045-113,600-376,200-262,600464,2001.517.63注意
2018-03-27964-83,600-307,400-223,800429,1001.0516.035.0注意
2017-09-26944-144,300-457,400-313,100591,9003.316.03注意
2017-03-28895-127,500-173,600-46,100218,8002.118.035.010倍
2016-09-27850-152,000-318,600-166,600327,8001.6518.0310倍
2016-03-28823-139,100-363,200-224,100397,40013.018.015.010倍
2015-09-25859-42,000-419,200-377,200682,60018.018.0110倍
2015-03-261,110-174,100-318,000-143,900292,0000.6524.015.010倍
2014-09-25882-113,700-131,100-17,400230,3000.0518.0110倍
2014-03-26798-81,700-97,100-15,400143,5000.216.013.0
2013-09-25695-35,600-40,700-5,100154,0000.0516.01
2013-03-2660229,00016,200-12,800171,6003
2012-09-25627-1,2006,0007,20054,2003
2012-03-27598-7,700-9,600-1,90021,90048.03
2011-09-27568-6,100-6,700-60028,20048.03
2011-03-28560-600-2,800-2,20029,30016.01

SRSホールディングス(8163)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    SRSホールディングスの優待分類と同じ『飲食券』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『飲食券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    今までの優待権利日では、過去に16回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2022年3月 :55円 (1日)・・・注意
    • 2021年9月 :770円 (1日)・・・注意
    • 2021年3月 :1,000円 (1日)・・・注意
    • 2020年9月 :1,160円 (1日)・・・停止
    • 2020年3月 :1,010円 (1日)・・・注意
    • 2019年9月 :400円 (1日)・・・注意
    • 2019年3月 :315円 (3日)・・・注意
    • 2018年9月 :150円 (3日)・・・注意
    • 2018年3月 :105円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :330円 (3日)・・・注意
    • 2017年3月 :210円 (3日)・・・10倍
    • 2016年9月 :165円 (3日)・・・10倍
    • 2016年3月 :1,300円 (1日)・・・10倍
    • 2015年9月 :1,800円 (1日)・・・10倍
    • 2015年3月 :65円 (1日)・・・10倍
    • 2014年9月 :5円 (1日)・・・10倍
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/01(木)10002,30002,90027,700-25,4000.080.05
    05/31(水)10002,2003,0001,90030,600-28,4000.070.15
    05/30(火)002,1003,40030029,500-27,4000.070.05
    05/29(月)10002,10008,40026,400-24,3000.080.05
    05/26(金)1,30002,0004004,00034,800-32,8000.060.05
    05/25(木)08007001,1007,80038,400-37,7000.020.05
    05/24(水)1002,8001,5002,2004,60045,100-43,6000.030.15
    05/23(火)1,1003004,2001,10015,70047,500-43,3000.090.05
    05/22(月)3001,2003,4004,8002,40062,100-58,7000.050.05
    05/19(金)1003004,3001,3002,40059,700-55,4000.070.05
  5. SRSホールディングスの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩1.0回の悪い実績があるので、高額逆日歩発生に注意です。
    • 2022年3月 :55円 (1日)・・・注意
    • 2021年9月 :770円 (1日)・・・注意
    • 2021年3月 :1,000円 (1日)・・・注意
    • 2020年9月 :1,160円 (1日)・・・停止
    • 2020年3月 :1,010円 (1日)・・・注意
    • 2019年9月 :400円 (1日)・・・注意
    • 2019年3月 :315円 (3日)・・・注意
    • 2018年9月 :150円 (3日)・・・注意
    • 2018年3月 :105円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :330円 (3日)・・・注意
    • 2017年3月 :210円 (3日)・・・10倍
    • 2016年9月 :165円 (3日)・・・10倍
    • 2016年3月 :1,300円 (1日)・・・10倍
    • 2015年9月 :1,800円 (1日)・・・10倍
    • 2015年3月 :65円 (1日)・・・10倍
    • 2014年9月 :5円 (1日)・・・10倍
    • 2014年3月 :20円 (1日)
    • 2013年9月 :5円 (1日)
    • 2012年3月 :4,800円 (3日)
    • 2011年9月 :4,800円 (3日)
    • 2011年3月 :1,600円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は1000株なので、実際の逆日歩金額はさらに10倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、1000.0なので、やや注意です。
    • 1,000株:約94万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

SRSホールディングス(8163)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

SRSホールディングスの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

6月1日の終値、株価935円の必要株数分(1000.0株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資額94万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274402397155206402144
29/265502496193258502180
39/256603595232309603216
49/227703694270361703252
59/218804793309412804288
69/20111,1051,0914255671,105397
79/19121,2051,1904646181,205433
89/15131,3061,289502670469
99/14141,4061,388541721505
109/13181,8081,785695927649
119/12191,9081,884734979685
129/11202,0091,9837731,030721
139/8212,1092,0828111,082757
149/7222,2102,1818501,133793
159/6259661,288901
169/5261,0041,339937
179/4271,0431,391973
189/1281,0821,4421,010
198/31291,1201,4941,046
208/30321,2361,6481,154
218/29331,2751,7001,190

SRSホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額94万円、SRSホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月2日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、SRSホールディングスを94万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(119日分)(+プレミアム料)
6,797円=2,200円+4,597円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(119日分)+プレミアム料
5,439円=385×2円+72円+4,597円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(119日分)
8,329円=2,200円+6,129円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(119日分)
4,355円=64円+4,291円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、SRSホールディングスを94万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:94万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ402円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
961円=385×2円+72円+118円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:94万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ397円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
693円=264×2円+52円+113円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,318円=2,200円+118円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
960円=385×2円+72円+118円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,318円=2,200円+118円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,313円=2,200円+113円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
955円=385×2円+72円+113円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
183円=64円+118円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
173円=59円+113円

投資金額94万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※SRSホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

SRSホールディングス(8163)のクロス取引・株主優待まとめ

SRSホールディングス(8163)は逆日歩常連銘柄です。

優待に必要な最低保有株数は1,000株なので、制度信用クロス取引はリスクが大きいです。

注意喚起や申込停止(売禁)の規制もほぼ確実に入ります。

一般信用売り在庫があったらラッキーですが、1度に1,000株取得できなかったら、やめておいた方が無難です。

次の日に残りの取得という甘い考えは捨てた方が良いでしょう。大抵取得できません。

手数料分損するか、残りを制度信用クロスするはめになり、逆日歩地獄に陥ります!

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