内外トランスライン株主優待

独立系の国際海上輸出事業者『内外トランスライン』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

内外トランスラインは、豊富な運航サービスと海外ネットワークがある国際貨物輸送事業者です。
海上輸入、航空、三国間輸送等の事業に注目!運航頻度の多さが強み!

内外トランスライン(9384)の株主優待

内外トランスライン(9384)の株主優待は、専用カタログギフトです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上1,500円相当
200株以上2,500円相当
4,000株以上5,000円相当

内外トランスライン(9384)の優待権利日は年1回、12月末のみです。

クロス取引する場合、4,000株保有は現実的ではないので、狙うなら100株、200株での優待です。

企業が発表している金額相当は、かなり厳しめに発表しているようで、送料分を考慮するとかなりお得な商品がずらり!

よくある引き出物カタログ等にあるカタログギフトよりもお得感あり!(管理人の個人的感想)

ギフトの種類も滅茶苦茶多いわけではなく、約20アイテムぐらいの中から選択できるので、選択の時短になります。

お米やゼリー、タオル、ヨガマット、洗剤等、色々なジャンルが揃っているのも魅力!

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利日最終日の「12月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

内外トランスラインの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年12月31日

権利日最終:12月27日(水)・・・残り8ヵ月と25日(269日)
逆日歩日数:6日

内外トランスライン(9384)の基本情報

code9384優待内容商品
業種倉庫・運輸関連業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本拠地大阪上場年月日2008年11月5日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類暮らし 食品
最低必要株100.0最低投資額230,200円
配当予想85.0配当落日2022年12月29日
発行済株数10,698千株データ調査日2022年12月15日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

内外トランスライン(9384)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-12-282,0682,300-23,600-25,900133,7003.2516.8528.0
2020-12-281,339-37,800-103,200-65,400112,20056.011.2517.0
2019-12-261,522-14,500-59,300-44,80077,4004.912.8717.0
2018-12-251,3300-17,200-17,200115,9000.711.2718.0
2017-12-262,050-31,200-47,800-16,60086,6002.416.8617.0
2016-12-271,151-38,100-141,600-103,500187,30048.09.6515.0
2015-12-251,2069,800-75,100-84,900155,1000.510.4510.0
2014-12-251,4890-51,100-51,10082,7000.312.0620.0
2013-12-251,40017,000-36,400-53,40081,9003.1512.0720.0
2012-12-259399,6003,000-6,60031,7007
2011-12-271,6226,1006,000-1009005

内外トランスライン(9384)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待12月の逆日歩日数

    ×:投資は自己判断で!
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 株主優待クロス取引12月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は119(優待実施銘柄の全体は175)です。

    内外トランスラインの優待と同じ分類の『商品』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は10,698千株であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)2006002,100100011,300-9,2000.190.05
    03/29(水)04002,5000011,200-8,7000.220.15
    03/28(火)06002,900100011,200-8,3000.260.05
    03/27(月)30003,500010011,100-7,6000.320.05
    03/24(金)01,1003,20001,00011,200-8,0000.290.05
    03/23(木)004,300200012,200-7,9000.350.05
    03/22(水)10004,300020012,000-7,7000.360.15
    03/20(月)04004,2000012,200-8,0000.340.05
    03/17(金)01004,6000012,200-7,6000.380.05
    03/16(木)1001004,7000012,200-7,5000.390.10
  5. 内外トランスラインの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩が、いままで2回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2021年12月:325円 (5日)
    • 2020年12月:5,600円 (5日)
    • 2019年12月:490円 (7日)
    • 2018年12月:70円 (7日)
    • 2017年12月:240円 (6日)
    • 2016年12月:4,800円 (5日)
    • 2015年12月:50円 (5日)
    • 2014年12月:30円 (6日)
    • 2013年12月:315円 (7日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約23万円
    • 200株:約46万円
    • 4,000株:約921万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

内外トランスライン(9384)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

怖い逆日歩ですが、内外トランスラインは逆日歩なしの一般信用クロス取引も可能です。

3月31日の終値、株価2,302円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額23.0万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/277172170668817262
212/2681971947610119771
312/2592212188511322179
412/22102462439512624688
512/211127026710413927097
612/2014344340132176344124
712/1915369364142189369132
812/1816393388151202393141
912/1517418412161214150
1012/1418442437170227159
1112/1321516509198265185
1212/1222541534208277194
1312/1123565558217290203
1412/824590582227302212
1512/725236315221
1612/628265353247
1712/529274365256
1812/430284378265
1912/131293391273
2011/3032302403282
2111/2935331441309
2211/2836340454318

内外トランスラインの権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額23.0万円、内外トランスラインのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、内外トランスラインを23.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(275日分)+プレミアム料2,599円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(275日分)+プレミアム料
3,013円=198×2円+18円+2,599円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(275日分)3,466円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(275日分)
2,442円=16円+2,426円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、内外トランスラインを23.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ172円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
464円=198×2円+18円+51円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ170円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
435円=187×2円+13円+49円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料51円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
464円=198×2円+18円+51円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)51円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:23万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)49円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
462円=198×2円+18円+49円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
66円=16円+51円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
63円=14円+49円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※内外トランスラインの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

内外トランスライン(9384)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 内外トランスライン(9384)は、魅力的な優待品という事もあり、逆日歩常連銘柄
  • 最大逆日歩も2回発生しているので、今後も警戒が必要
  • 逆日歩の差は激しく、100株保有で70円の時もある!
  • 一般信用売り在庫も各証券会社で取り扱いがあるので、心配なら早めのクロス取引も可能!
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