業界トップの電線総合商社『泉州電業』の株主優待情報をまとめました。

ベストなクロス取引を選べるように、必要な情報(逆日歩・貸株料・つなぎ売り方法)を整理した記事です。

投資メモ

泉州電業(9824)は、電気工事業や各種電線電纜その他電気工事に関する材料の販売で、業界関係者には有名な企業です。
海外に関連会社もあり、プライム市場に上場!即納が強みの付加価値の高いビジネスモデル!

そんな泉州電業(9824)の株主優待制度、優待クロス手数料、過去の逆日歩一覧データをご紹介です。

泉州電業株主優待引用元:泉州電業

泉州電業(9824)の株主優待

泉州電業(9824)の株主優待は、皆さん大好きQUOカードです。

泉州電業の優待内容詳細

保有株式数優待の内容(QUOカード)
1年未満継続保有1年以上
100株以上1,000円分2,000円分

泉州電業(9824)の優待権利日は年1回、10月末のみです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、QUOカード金額が2倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

4月末日および10月末日の株主名簿に同一株主番号で3回以上連続して記載または記録されていること。

株主優待制度を利用した感想

泉州電業(9824)のQUOカードは、社名が入っているオリジナルデザインのQUOカードです。

さりげなく、商品情報サイトのURLも掲載されていますが、今の時代はQRコードでしょうと思ってしまいます。

そんなQUOカードは、ミニストップやセイコーマート以外のほぼ有名大手のコンビニで使用できるほか、マツモトキヨシで利用できるので、利便性が高いです。

残念ながら、泉州電業(9824)のオリジナルデザインでは、付加価値は付きにくいので、保管用ではなく、時が来たら使わせていただきます。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年10月31日」です。

権利日最終日の「10月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

泉州電業の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年10月31日

権利日最終:10月27日(金)・・・残り7ヵ月と0日(214日)
逆日歩日数:1日

泉州電業(9824)の基本情報

code9824優待内容クオカード
業種卸売業上場市場東証プライム 
決算10月 優待月10月
本拠地大阪上場年月日1991年6月24日 
単位100貸借区分貸借
継続保有特典企業の優待HP-
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額321,500円
配当予想120.0配当落日2022年10月28日
発行済株数10,500千株データ調査日2022年10月1日

最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。

泉州電業(9824)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-10-274,715-19,000-52,700-33,700119,8006.4538.4350.0
2020-10-283,050-15,900-66,800-50,900100,00013.824.8335.0
2019-10-292,843-27,100-94,800-67,700117,0005.4523.2135.0
2018-10-262,6130-2,300-2,300112,9000.0521.6130.0
2017-10-262,459-13,700-92,900-79,200114,70020.020.0125.0
2016-10-261,666-41,600-117,800-76,200143,7005.013.6120.0
2015-10-271,792-9,600-64,600-55,000115,20042.014.4318.0
2014-10-281,777-4,700-35,900-31,20066,4001.414.4418.0
2013-10-281,198-33,900-163,100-129,200165,00012.012.01
2012-10-2697614,4009,500-4,90035,4007.01
2011-10-2699996,40087,200-9,20024,1000.051

泉州電業(9824)の最大逆日歩リスクはどのくらい?

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待10月の逆日歩日数

    ○:少しだけ安全圏かも
    2023年10月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 株主優待クロス取引10月の銘柄数

    △:やや注意
    優待実施銘柄30のうち、クロス向けは15と少ない中でのQUOカード優待なので、注意です。

    10月にQUOカード優待がある銘柄一覧。

    泉州電業のQUOカードは、オリジナルデザイン、プレミア価格になる可能性を秘めています。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)1002002,20001002,20001.00
    03/22(水)3004002,30001002,30001.00
    03/20(月)1,0001,0002,400002,40001.00
    03/17(金)1,0001,0002,4001001002,40001.00
    03/16(木)4005002,4001002002,40001.00
    03/15(水)3003002,500002,50001.00
    03/14(火)4009002,50005002,50001.00
    03/13(月)1002003,00001003,00001.00
    03/10(金)2,3005003,10003003,10001.00
    03/09(木)001,30002003,400-2,1000.380
  5. 泉州電業の発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩は、過去に2回発生していますが、それより逆日歩の常連、今まで11回逆日歩が発生しています。
    • 2021年10月:645円 (3日)
    • 2020年10月:1,380円 (3日)
    • 2019年10月:545円 (1日)
    • 2018年10月:5円 (1日)
    • 2017年10月:2,000円 (1日)
    • 2016年10月:500円 (1日)
    • 2015年10月:4,200円 (3日)
    • 2014年10月:140円 (4日)
    • 2013年10月:1,200円 (1日)
    • 2012年10月:700円 (1日)
    • 2011年10月:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:投資は自己判断で!
    人気のQUOカード優待に加えて、継続保有で利回りアップ、逆日歩リスクが高まるので、ご注意です。

泉州電業(9824)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクの次は、泉州電業のクロス取引手数料で比較です。

3月24日の終値、株価3,215円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額32.2万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
110/272696826356925
210/263103102405310337
310/2562062047910620674
410/2472412389312424186
510/23827527210614127599
610/209310306119159310111
710/1910344340132176344124
810/1813447442172229447161
910/1714482476185247173
1010/1615516509198265185
1110/1316550543212282198
1210/1217585577225300210
1310/1120688679265353247
1410/1021723713278371259
1510/622291388272
1610/523304406284
1710/427357476333
1810/328371494346
1910/229384512358
209/2930397529371
219/2831410547383

泉州電業の権利付最終日(2023年10月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額32.2万円、泉州電業のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年10月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、泉州電業を32.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:32.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(218日分)+プレミアム料2,885円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(218日分)+プレミアム料
3,305円=198×2円+25円+2,885円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(218日分)
4,946円=1,100円+3,846円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(218日分)
2,715円=22円+2,692円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、泉州電業を32.2万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:32.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ69円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
441円=198×2円+25円+20円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:32.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ68円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
411円=187×2円+18円+19円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:32.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料20円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
441円=198×2円+25円+20円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,120円=1,100円+20円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:32.2万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)19円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
440円=198×2円+25円+19円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
42円=22円+20円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
40円=20円+19円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の1日に返却日を加えた2日です。

※泉州電業の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

泉州電業(9824)のクロス取引・株主優待まとめ

泉州電業(9824)、株価が高い割に、発行済み株式数も少ないので、逆日歩が発生したら、結構ダメージ大きいです。

過去には何度か、最大逆日歩も発生しています。

長期優待の対象者ならまだしも、その場限りの優待クロスの場合、逆日歩や貸株料の手数料負けする可能性もややあります。

逆日歩日数3日以上の時は優待クロスしない、1日の貸株料が5万を超えそうなら、現渡で相殺するなど、危険を回避する自分ルールを作っておくのが大事です。

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