住宅設備機器の販売や施行をおこなっている『アイナボホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深める事を目的とした記事です。

アイナボホールディングスは、タイルや空調設備の工事で、快適で人にやさしい空間づくりを創造する企業です。
アイナボの由来は、英語のAVEILとINNOVATIONにラテン語のNAVO(ナボ)を組み合せた造語です。

アイナボホールディングス(7539)の株主優待

アイナボホールディングス(7539)の株主優待は、QUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 1,000円分のQUOカード

アイナボホールディングス(7539)の優待権利日は年1回、9月のみです。

2018年の9月末より、QUOカード優待を開始しています。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

アイナボホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

アイナボホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5ヵ月と7日(160日)
逆日歩日数:1日

アイナボホールディングス(7539)の基本情報

情報更新日:2023年2月10日

code7539優待内容クオカード
業種卸売業上場市場東証スタンダード 
決算9月 優待月9月
本社東京上場年月日1997年4月4日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数11,647,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年4月18日

18日の終値株価1,262円最低投資額126,200円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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アイナボホールディングス(7539)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-271,332-13,800-87,700-73,900103,8003.611.2321.0
2022-09-28938-10,200-76,900-66,70095,4002.858.0326.0
2021-09-281,067-9,300-95,400-86,100125,2002.858.8118.0
2020-09-28970-100-136,800-136,700151,9008.08.0119.0
2019-09-261,0124,900-42,100-47,00088,5001.58.8120.0
2018-09-251,0390.0-32,900-32,90075,2003.68.8315.0
2017-09-261,0950.00.00.07,1000.08.8319.0
2016-09-277124,1005,2001,1008,000313.0
2014-09-2580529,30031,6002,300516,900116.0
2013-09-2559610,70019,2008,50018,1001
2012-09-2534510,5006,100-4,4003,7003
2011-09-273089,80010,1003008,6003

アイナボホールディングス(7539)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は388、そのうち277銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    アイナボホールディングスと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は11,647,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月19日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/18(木)002,90020002002,70014.50
    04/17(水)002,9000002,900-0
    04/16(火)50002,9000002,900-0
    04/15(月)40002,400020002,400-0
    04/12(金)002,000002001,80010.00
    04/11(木)002,00010002001,80010.00
    04/10(水)002,00010001001,90020.00
    04/09(火)002,0000002,000-0
    04/08(月)002,0000002,000-0
    04/05(金)002,0000002,000-0
  5. アイナボホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    高額逆日歩がそのまま最大逆日歩であり、1回発生しているので、注意です。
    • 2023/09/27:360円 (3日)
    • 2022/09/28:285円 (3日)
    • 2021/09/28:285円 (1日)
    • 2020/09/28:800円 (1日)
    • 2019/09/26:150円 (1日)
    • 2018/09/25:360円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    アイナボホールディングスと同じ1,000円相当の銘柄です。


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アイナボホールディングス(7539)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクを知ったら、次はアイナボホールディングスのクロス取引手数料です。

4月18日の終値、株価1,262円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額12.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262272710142710
29/255676626356724
39/246818031418129
49/207949336489434
59/198108106415510839
69/1812162159628316258
79/1713175173679017563
89/1314188186729768
99/12152021997810472
109/11192562539813192
119/102026926610413897
129/921283279109145101
139/622296292114152106
149/523310306119159111
159/426135180126
169/327140186130
179/228145193135
188/3029150200140
198/2930155207145
208/2833171228159

アイナボホールディングスの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額12.6万円、アイナボホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月19日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アイナボホールディングスを12.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(162日分)+プレミアム料839円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(162日分)+プレミアム料
1,102円=115円+148円+839円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(162日分)1,118円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(162日分)
792円=9円+783円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、アイナボホールディングスを12.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ27円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
271円=115円+148円+8円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ27円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
251円=100円+143円+8円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料8円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
271円=115円+148円+8円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)8円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)8円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
271円=115円+148円+8円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
17円=9円+8円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
16円=8円+8円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※アイナボホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

アイナボホールディングス(7539)のクロス取引・株主優待まとめ

アイナボホールディングス(7539)の株主優待は、QUOカードです。過去データでは、QUOカード優待によくある逆日歩結果になっています。

優待導入時は、知名度があまりないので、逆日歩も少額、しかし、2~3年後に急に高額逆日歩!

高額逆日歩が発生するのが、1年後の会社もありますし、3年後の会社もありますが、10万円前後でクロス取引可能なQUOカード優待に多い特徴です。

1度、高額逆日歩が発生したので、警戒する方も出てくると思いますが、逆日歩リスクは顕在です。ただ、実をいうと、逆日歩日数1日なら、最大逆日歩が発生しても、QUOカード1,000円優待なので、利益出てしまうんですよね。

もちろん、注記喚起等になっていない事が条件ですが・・・・・
ちょっと穴場のQUOカード優待情報でした。

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