ローランド ディー.ジー株主優待

業務用大型プリンターが有名な『ローランド ディー.ジー.』の株主優待情報をまとめました。

記事最後まで読むことで、逆日歩リスクの理解とお得なクロス取引のやり方がわかります。

投資メモ

ローランド ディー.ジー.は、看板広告のインクジェットプリンタで世界トップクラスの企業です。
モノづくりの効率化を図る3次元工作機器を製造販売するコンピュータ周辺機器メーカーとして躍進中!
デジタル技術の高付加価値ソリューションに注目!

ローランド ディー.ジー.(6789)の株主優待

ローランド ディー.ジー.(6789)の株主優待は、世界各地の名産品を集めた厳選のカタログギフトです。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
1年未満継続保有1年以上
100株以上対象外3,000円相当
300株以上対象外5,000円相当

ローランド ディー.ジー.(6789)の優待権利日は年1回の12月末のみです。

他銘柄のカタログギフトとの違いは、ローランド ディー.ジー.だけの厳選したカタログギフトである事です。

カタログギフトって似たり寄ったりの部分が多いですが、ちょっと企業の個性が発揮されているスペシャルセレクト品が目玉です。

世界を拠点に活動している企業ならではの優待カタログです。

コロナ禍でのダメージが大きく、一時は株価も1,000円割れ直前にもなりましたが、見事なV時回復で株価も3,000円台に突入!

その分優待利回りが下がっていますが、魅力ある優待品であるのは間違いなし!

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

1年以上の継続保有が必須です。

2020年12月までは、継続保有の縛りがなく、クロス取引し放題!

しかし、2021年12月末より、1年以上の継続保有の条件が追加、尚そのタイミングで300株の優待制度も発表されましたが、世間一般的な評価は、改悪です。

継続保有の条件

株主名簿基準日(6月30日現在および12月31日現在)の株主名簿に、同一株主番号で100株以上の保有が権利確定日(直近の12月31日現在)を含めて連続して3回以上記載または記録されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月27日」までに100株以上の取得が必要です。

ローランド ディー.ジー.に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ローランド ディー.ジー.の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2023年12月31日

権利付き最終日:12月27日(水)・・・残り18日(毎日更新)
逆日歩日数:6日

ローランド ディー.ジー.(6789)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code6789優待内容名産品
業種電気機器上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社静岡上場年月日2000年10月26日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数12,319,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2023年12月8日

8日の終値株価3,630円最低投資額363,000円
最低必要株数100継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ローランド ディー.ジー.(6789)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-12-282,8864,700-7,400-12,100184,6000.023.2580.0
2021-12-283,655-31,700-74,500-42,800291,1005.2529.6560.0
2020-12-281,886-47,600-148,300-100,700220,0001.015.2510.0
2019-12-262,276-10,100-74,200-64,100185,1000.3518.4725.0
2018-12-251,9752,200-52,900-55,100294,7007.016.0745.0
2017-12-263,305-21,400-89,300-67,900274,3002.127.2635.0
2016-12-273,155-13,400-82,000-68,600183,4009.025.6530.0
2015-12-252,55315,500-5,100-20,600233,8000.2520.8530.0
2014-12-254,01535,80034,700-1,10026,0006
2013-12-253,38529,10025,900-3,200103,4007
2012-12-251,0046,2005,300-90017,1007
2011-12-2784427,30027,7004007,2005

ローランド ディー.ジー.(6789)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2023年12月31日は、逆日歩日数が6日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施数は160と多く、クロス取引可能な銘柄数も112ですが、ユニークな優待で注目の可能性もありです。

    12月実施、「名産品」優待銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は12,319,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年12月8日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    12/07(木)2001002,10004002001,90010.50
    12/06(水)06002,00050006001,4003.330
    12/05(火)10002,60001001002,50026.00
    12/04(月)2001002,500002002,30012.50
    12/01(金)10002,40010002002,20012.00
    11/30(木)10002,300001002,20023.00
    11/29(水)01002,20002001002,10022.00
    11/28(火)002,300003002,0007.670
    11/27(月)10002,300003002,0007.670
    11/24(金)03002,20030003001,9007.330
  5. ローランド ディー.ジー.の発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去7回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021/12/28:525円 (5日)
    • 2020/12/28:100円 (5日)
    • 2019/12/26:35円 (7日)
    • 2018/12/25:700円 (7日)
    • 2017/12/26:210円 (6日)
    • 2016/12/27:900円 (5日)
    • 2015/12/25:25円 (5日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約36万円
    • 300株:約109万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    1年以上の継続保有が必須なので、他の優待と比較するとややリスクは下がります。

    ローランド ディー.ジー.と同じ3,000円相当の優待価値、12月実施の優待一覧。


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ローランド ディー.ジー.(6789)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ローランド ディー.ジー.のクロス取引、手数料も忘れてはいけません。

12月8日の終値、株価3,630円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額36.3万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/27727226810413927297
212/268310306119159310111
312/259349345134179349125
412/2210388383149199388139
512/2111427421164219427153
612/2014543536209278543195
712/1915582574224298582209
812/1816621613239318621223
912/1517659651254338237
1012/1418698689269358251
1112/1321815804313418292
1212/1222853842328438306
1312/1123892881343457320
1412/824931919358477334
1512/725373497348
1612/628418557390
1712/529433577404
1812/430448597418
1912/131462617432
2011/3032477636446
2111/2935522696487
2211/2836537716501

ローランド ディー.ジー.の権利付最終日(2023年12月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額36.3万円、ローランド ディー.ジー.のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月9日)から直近の優待権利日(2023年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ローランド ディー.ジー.を36.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(23日分)のみ892円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=一般信用手数料+金利(1日)+貸株料(23日分)
1,316円=198×2円+28円+892円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(23日分)のみ881円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(23日分)
1,275円=187×2円+20円+881円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(23日分)+プレミアム料343円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(23日分)+プレミアム料
767円=198×2円+28円+343円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(23日分)
1,557円=1,100円+457円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(23日分)892円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(23日分)
1,316円=198×2円+28円+892円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(23日分)
345円=25円+320円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ローランド ディー.ジー.を36.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ272円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
504円=198×2円+28円+80円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)のみ268円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(7日分)
470円=187×2円+20円+77円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)+プレミアム料80円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)+プレミアム料
504円=198×2円+28円+80円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(7日分)
1,180円=1,100円+80円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:36.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(7日分)77円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(7日分)
500円=198×2円+28円+77円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
105円=25円+80円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(7日分)
99円=23円+77円

※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の6日に返却日を加えた7日です。

※ローランド ディー.ジー.の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、ローランドDGの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
12/08(金)1,4009005,3004,300
12/07(木)2,8003,1006,5002,200
12/06(水)4,7004,6007,1003,200
12/05(火)4,0004,3008,1004,700
12/04(月)04,9008,5004,100
12/01(金)3,2003,3004,9001,300
11/29(水)3,8003,6005,7003,300
11/28(火)4,7004,6005,8003,800
11/27(月)5,0005,1006,2004,400

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

12月の株主優待情報をまとめて確認

ローランド ディー.ジー.(6789)のクロス取引・株主優待まとめ

ローランド ディー.ジー.(6789)は、優待品に魅力がある、逆日歩常連銘柄です。

その影響は、1年以上の継続保有が必須になっても変わりません。(まだ1回だけですが・・・)

世界シェアトップクラスの技術力がある企業の割に発行済株式数は少ないので、今後も逆日歩警戒は必要!

年々株価は上昇しているので、優待利回りは低下中!

配当性向に力もいれているので、今後の成長を期待するなら、現物保有も視野にいれたい!

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