兵庫県が地盤で民間建築が強い『ソネック』の株主優待情報をまとめました。

歴史も古く、ソネックの前身、曽根組を設立したのは1944年なので、もうすぐ創業80年です。
80年の節目を記念に、記念配当や優待が期待できるかもしれません。

尚、当記事を最後まで読むことで、株主優待銘柄のつなぎ売り(クロス取引)の知識を高める事ができます。

投資メモ

ソネック(1768)は、総合建設業の中堅ゼネコン、地域に密着した建築工事、土木工事をおこなっている企業
無借金経営で子会社に化学運輸事業あり

  • 建設事業: 主力事業は、医療施設、福祉施設、教育・文化施設、商業施設、生産・物流施設、そして住宅コンプレックスなど、幅広い建設プロジェクト
    特に、公共施設やインフラ関連の建設に強み
  • 土木事業: 道路、橋梁、河川工事などの土木工事も行っており、インフラ整備において重要な役割を果たしている
  • その他の活動: 再生可能エネルギーや環境関連事業にも関与、持続可能な開発に貢献

ソネックは、安定した建設需要に支えられ、特に公共施設やインフラ分野で強固な地位を築いています。
日本国内における老朽化したインフラの再整備が進む中、ソネックの専門性と経験は重要な資産となっています。

また、財務健全性と安定した配当政策も、長期的な投資先として魅力です。
しかし、利益率の低下や成長の鈍化がリスク要因、特に新規事業への積極的な展開が必要と考える。

ソネック株主優待引用元:ソネック

ソネック(1768)の株主優待

ソネック(1768)の株主優待は、建設業という事で定番のQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 QUOカード1,000円分
1,000株以上 QUOカード2,000円分

ソネック(1768)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

株価がここ数年で上昇してしまいましたが、約10万の投資額でQUOカード1,000円は魅力ありです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待制度を利用した感想

万能アイテムQUOカードです。

財布なしでちょっと出かけたい時便利なんですよね。今ならスマホさえあれば、電子マネーというテクニックもありますが、少しぐらい濡れてもOKなのが、QUOカードの魅力です。

コンビニが近くにあるなら、スマホよりもQUOカードの方が薄くて便利、海などで大活躍です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

ソネックに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ソネックの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年9月30日

権利付き最終日:9月26日(金)・・・残り10ヵ月と5日(309日)
逆日歩日数:1日

ソネック(1768)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code1768優待内容クオカード
業種建設業上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月9月
本社兵庫上場年月日1996年11月19日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数7,500,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカード

株価更新日:2024年11月21日

21日の終値株価859円最低投資額85,900円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


スポンサーリンク


ソネック(1768)過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-26919-30,400-107,400-77,000101,10016.016.010.0注意
2023-09-271,018-52,800-96,000-43,20061,6000.317.630.0注意
2022-09-281,000-42,300-74,100-31,80070,10024.08.030.0
2021-09-281,109-44,500-123,300-78,800100,3009.69.61
2020-09-28903-28,700-173,900-145,200161,1008.08.01
2019-09-26851-12,700-69,800-57,10092,50014.414.41注意
2018-09-25880-100-45,200-45,10083,6000.1514.43注意
2017-09-26880-29,800-89,700-59,90089,60043.214.43注意
2016-09-276612,9002,600-30024,4003
2014-09-253395,0004,000-1,0002,00013.0
2013-09-252731,0001,0000.01,0001

ソネック(1768)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は386、そのうち270銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    ソネックと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に5回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2024/09/26:1,600円 (1日)・・・注意
    • 2023/09/27:30円 (3日)・・・注意
    • 2019/09/26:1,440円 (1日)・・・注意
    • 2018/09/25:15円 (3日)・・・注意
    • 2017/09/26:4,320円 (3日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)1001001,400001,40001.00
    11/19(火)001,400001,40001.00
    11/18(月)2002001,400001,40001.00
    11/15(金)10001,40010001,40001.00
    11/14(木)01001,30001001,30001.00
    11/13(水)001,400001,40001.00
    11/12(火)001,400001,40001.00
    11/11(月)3001001,40020001,40001.00
    11/08(金)01001,20001001,20001.00
    11/07(木)1001001,300001,30001.00
  5. ソネックの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に6回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2024/09/26:1,600円 (1日)・・・注意
    • 2023/09/27:30円 (3日)・・・注意
    • 2022/09/28:2,400円 (3日)
    • 2021/09/28:960円 (1日)
    • 2020/09/28:800円 (1日)
    • 2019/09/26:1,440円 (1日)・・・注意
    • 2018/09/25:15円 (3日)・・・注意
    • 2017/09/26:4,320円 (3日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約9万円
    • 1000株:約86万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    ソネックと同じ1,000円相当の銘柄です。


スポンサーリンク


ソネック(1768)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ソネックの逆日歩リスクがわかったら、次は貸株料です。

11月21日の終値、株価859円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額8.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262181879187
29/253282711142810
39/246555421285520
49/237646325336423
59/228747328387426
69/199838232428330
79/1810929135479233
89/1713119118466111943
99/1614129127496646
109/1515138136537149
119/1216147145577553
129/1117156154608056
139/1020184181719466
149/921193190749969
159/8227810473
169/5238110876
179/4248511379
189/3279512789
199/2289913292
209/12910213796
218/293010614199
228/2831110146102

ソネックの権利付最終日(2025年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額8.6万円、ソネックのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ソネックを8.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(311日分)+プレミアム料1,099円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(311日分)+プレミアム料
1,297円=99円+99円+1,099円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(311日分)1,466円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(311日分)
1,032円=6円+1,026円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


スポンサーリンク


制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ソネックを8.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ18円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ18円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
192円=90円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
203円=99円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
11円=6円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
11円=5円+5円

投資金額8.6万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※ソネックの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売りの在庫が確認できた証券会社

ソネックの株主優待が新設されてからのここ数年で一般信用売り在庫が確認できた証券会社は次の2つです。

  • SMBC日興証券
  • GMOクリック証券

今後は、他の証券会社でも取り扱いがあるかもしれません。情報を入手次第、当サイトの記事も更新します。

ソネック(1768)のクロス取引・株主優待まとめ

ソネック(1768)の株主優待制度がスタートしたのは、2015年9月からです。やっぱり最初の数年は穴場なのですが、広く知れ渡った後は逆日歩常連銘柄です。

人気のQUOカード優待、今後も高額逆日歩が発生する可能性が高いです。
注意喚起等の規制が入らなければ、ギリギリ利益がでるかもしれませんが、たった数百円です。

ソネック(1768)の優待クロスで時間を無駄にするより、黙って応援、現物保有が正解でした。
ここ数年でソネック(1768)の株価は数倍、テンバガーの可能性も見えてきましたが、さあここからが勝負です!