居酒屋の博多劇場が有名な『一家ホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

一家ホールディングスは、日本一のおもてなし集団を目指している企業
コロナ禍でちょっとした話題になった企業

  • 飲食事業: 首都圏を中心に「屋台屋 博多劇場」「こだわりもん一家」などの居酒屋ブランドを展開
    飲食店数は80店舗以上で、餃子や串焼きを中心としたメニューを提供
  • ブライダル事業: 「THE PLACE of TOKYO」をはじめとするブライダル施設を運営
  • レジャー事業: 2024年に新たに参入した分野、既存の飲食事業のノウハウを活かしたキャンプ場の運営など

飲食とブライダルという対照的な業種の組み合わせにより、安定した収益基盤を持ちながらも成長の機会がある点に注目です。
飲食事業は新規出店が順調で、既存店の売上も堅調に推移、リピーター戦略が強化されています。
レジャー事業は、キャンプブームの終焉とも言われているので、可能性は未知数。

一家ホールディングス(7127)の株主優待

一家ホールディングス(7127)の株主優待は、自社運営店舗で利用できる食事券電子チケットです。

2024年9月末に優待制度が変更、お店で使える紙媒体の食事券から電子チケットに変更です。

電子チケットなら、オンラインショップで販売中「明太もつ鍋セット」に変更可能です。

優待内容詳細

一家ホールディングス(7127)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

2024年9月末からの株主優待(現状)

保有株式数 優待内容
100株以上 2,500円分の電子チケット
200株以上 5,000円分の電子チケット
400株以上 10,000円分の電子チケット

電子チケット5,000円分を使って、オンラインショップにて販売している屋台屋博多劇場自慢の「明太もつ鍋セット」に引換え可能です。

優待金額に関しての変更はありませんが、お店以外でも使える、1円単位でおつり不要という事で、拡充発表です。

尚、引換で貰える「明太もつ鍋セット」のお店での価格、2024年時点では、次のようになっています。

  • (小)1~2人前 1,738円(税込)
  • (中)3~4人前 2,398円(税込)

オンラインショップでの「明太もつ鍋セット」は、送料込みで5,500円(税込)です。

屋台屋博多劇場自慢の「明太もつ鍋セット

電子チケットは、1円単位で使えるようになるので、お店で使った方がお得かもしれません。

因みに、管理人は博多劇場で「明太もつ鍋セット」を注文したことあります。
提供も早くて、明太子がたっぷり入って、お店に行ったらほぼ確実にオーダーするほどのお気に入りです。

2024年3月末までの株主優待(過去)

保有株式数 優待内容
100株以上 2,500円相当の食事券
200株以上 5,000円相当の食事券
400株以上 10,000円相当の食事券

100株保有なら、500円の食事優待券が5枚貰えます。

お釣りはでませんし、他のクーポン等の併用は不可です。

枚数制限なく利用できますが、12月のみ使用不可です。

尚、「株主ご優待券(食事券)」の偽造品がオークションサイト等で販売されていることが確認されたと注意喚起が出ています。

転売目的での購入はおすすめできません。

食事優待券が利用できる店舗(ブランド)一覧

屋台屋 博多劇場」、「こだわりもん一家」、「TANGO」、「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」、「にのや」、「韓国屋台ハンサム」

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

一家ホールディングスの株主優待制度を利用した感想

一家ホールディングス株主優待

「屋台屋 博多劇場」「TANGO」「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」で利用した事があります。

「屋台屋 博多劇場」は、とにかく安くて、店員さんが元気!料理も美味しく、確かにファンになりそうです。

「TANGO」は、東京タワーすぐそばのとってもお洒落なレストラン、とにかくデザートが格別に美味しいです。

そして、最近はまっているのが、「大衆ジンギスカン酒場ラムちゃん」です。

リーズナブルな料金設定は、確かに他のクーポン等と併用利用できなくても、株主優待券だけで十分楽しめます。

きちんとコロナ対策してくれているので、安心して飲食楽しめるのも魅力です。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

一家ホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

一家ホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り5日(毎日更新)
逆日歩日数:1日

一家ホールディングス(7127)の基本情報

情報更新日:2024年8月30日

code7127優待内容食事券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月3月、9月
本社千葉上場年月日2021年10月1日 
単元株数100貸借区分制度
発行済株式数7,134,000企業のHP優待詳細
優待の種類食事優待券

株価更新日:2024年9月20日

20日の終値株価701円最低投資額70,100円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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一家ホールディングス(7127)過去の逆日歩

貸借銘柄ではないので、過去にも逆日歩は発生していません。

一家ホールディングス(7127)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩は発生しませんが、各証券会社に在庫がないと、クロス取引出来ないのが、リスクです。


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一家ホールディングス(7127)の優待クロス(制度・一般)

一家ホールディングスは、貸借銘柄ではありません。

通常はクロス取引できませんが、証券会社に在庫があれば、一般信用クロス取引はできます。

すぐに一般信用クロス取引の手数料を確認

9月20日の終値、株価701円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額7.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262151568155
29/255373714193713
39/246454417234516
49/207525220275219
59/198605923316021
69/1812908935469032
79/1713979637509735
89/1314105103405438
99/1215112111435840
109/1119142140557351
119/1020150148587754
129/921157155608156
139/622165162638459
149/523172170668862
159/4267510070
169/3277810472
179/2288110775
188/30298311178
198/29308611581
208/28339512789

一家ホールディングスの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

チェックすべきは、営業日数ではなく、貸株日数です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.0万円、一家ホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年9月21日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、一家ホールディングスを7.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ45円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
243円=99円+99円+45円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)のみ44円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+一般信用売り手数料+貸株料(6日分)
231円=90円+97円+44円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)+プレミアム料17円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(6日分)+プレミアム料
215円=99円+99円+17円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)23円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(6日分)45円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(6日分)
243円=99円+99円+45円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(6日分)
21円=5円+16円

※クロス取引の最適組み合わせにより、より安くなる手数料を表示していますが、あくまで目安としてお使いください。


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比較の為の制度信用クロス取引手数料は、貸借銘柄になったタイミングで表示します。

一般信用売りの在庫が確認できた証券会社

過去に一家ホールディングスの一般信用売り在庫、過去に確認できた証券会社は次の2つです。

  • SMBC日興証券
  • 楽天証券

人気の飲食優待券です。

さらに有効期限が約1年と長いので、一般在庫が登場したら、間違いなく争奪戦です。

一家ホールディングス(7127)のクロス取引・株主優待まとめ

一家ホールディングス(7127)のクロス取引の最大のリスクは、在庫がなくなってしまう事です。

ただ、株価に対する優待利回りも非常に高いので、現物保有の選択肢もありです。

コロナ禍を乗り越えて、株価も上昇傾向ですが、まだまだ優待利回りで計算すると安いです。

400株保有でも約30万円の投資金額ですみます。それで、年間20,000円の利回りは、かなり優秀な株主優待になるでしょう。

なお、現物保有の場合は、株価下落のリスクがあるので、ご注意です。

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