高千穂交易株主優待クロス取引

独立系エレクトロニクス技術商社『高千穂交易』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

高千穂交易は、クラウドサービス、商品監視、入退室管理などのシステム機器事業を展開する企業です。
国内シェアトップの万引き防止システムに注目!

高千穂交易(2676)の株主優待

高千穂交易(2676)の株主優待は、おこめ券です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上2kg
200株以上5kg
300株以上10kg

優待権利日は年1回、3月末のみです。

保有株数に応じたおこめ券が貰えます。

有効期限のないおこめ券、主要なスーパーで利用できるので、利便性も抜群です。

さらに、100株より、200株、200株より300株と、保有株数が増えるほど、利回りアップ!

3月の株主優待、隠れ人気銘柄の1つです。

おこめ券が届くのは6月下旬ごろです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年3月31日」です。

権利日最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

高千穂交易の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年3月31日

権利日最終:3月27日(水)・・・残り9ヵ月と25日(299日)
逆日歩日数:3日

高千穂交易(2676)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code2676優待内容全国共通お米ギフト券
業種卸売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社東京上場年月日2000年11月9日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数10,171,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品

株価更新日:2023年6月1日

1日の終値株価2,563円最低投資額256,300円
最低必要株数100継続保有-

高千穂交易(2676)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-291,548-10,600-43,300-32,700126,7005.8525.6143.0注意
2021-03-291,238-13,800-56,000-42,200125,2005.020.8113.0注意
2020-03-271,065-13,800-48,100-34,30098,40017.617.6112.0注意
2019-03-261,016-4,200-19,500-15,30060,4002.117.6312.0注意
2018-03-271,25120,4005,800-14,600107,700312.0注意
2017-03-281,045-10,000-34,900-24,90057,2001.9517.6312.0注意
2016-03-28959-17,800-78,000-60,20081,60016.016.0112.0注意
2015-03-261,0601,800-52,600-54,40079,3000.917.6112.0注意
2014-03-261,072-1,200-31,900-30,70064,2000.0524.0112.0
2013-03-26961-6,500-72,600-66,10091,5001.58.03
2012-03-27927-4,400-45,000-40,60051,0001.658.03
2011-03-289260-37,800-37,80047,8000.916.01

高額逆日歩の常連銘柄です。

高千穂交易(2676)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は769、クロス取引可能な貸借銘柄は551、同じ優待分類の企業も多いです。

    高千穂交易と同じ優待分類の銘柄です。

    尚、3月実施の『食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に8回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2022/03/29:585円 (1日)・・・注意
    • 2021/03/29:500円 (1日)・・・注意
    • 2020/03/27:1,760円 (1日)・・・注意
    • 2019/03/26:210円 (3日)・・・注意
    • 2018/03/27:0円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:195円 (3日)・・・注意
    • 2016/03/28:1,600円 (1日)・・・注意
    • 2015/03/26:90円 (1日)・・・注意
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2023年6月2日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/01(木)30004,70010001,0003,7004.70
    05/31(水)004,400009003,5004.890
    05/30(火)20004,40002009003,5004.890
    05/29(月)05004,2001001001,1003,1003.820
    05/26(金)10004,70020001,1003,6004.270
    05/25(木)004,60001009003,7005.110
    05/24(水)01004,60040001,0003,6004.60
    05/23(火)70004,70008006004,1007.830
    05/22(月)30004,00060001,4002,6002.860
    05/19(金)03003,70004008002,9004.620
  5. 高千穂交易の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩が、いままで2回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2022/03/29:585円 (1日)・・・注意
    • 2021/03/29:500円 (1日)・・・注意
    • 2020/03/27:1,760円 (1日)・・・注意
    • 2019/03/26:210円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:195円 (3日)・・・注意
    • 2016/03/28:1,600円 (1日)・・・注意
    • 2015/03/26:90円 (1日)・・・注意
    • 2014/03/26:5円 (1日)
    • 2013/03/26:150円 (3日)
    • 2012/03/27:165円 (3日)
    • 2011/03/28:90円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約26万円
    • 200株:約51万円
    • 300株:約77万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値が高千穂交易と同じぐらいの銘柄。

高千穂交易(2676)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

高千穂交易なら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

6月1日の終値、株価2,563円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額25.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/274109108425610939
23/265137135537013749
33/256164162638416459
43/227191189749819169
53/2182192168411221979
63/2011301297116154301108
73/1912328324126168328118
83/1813356351137182356128
93/1514383378147196137
103/1415410405158210147
113/1318492486189252177
123/1219520513200267187
133/1120547540210281196
143/821574567221295206
153/722231309216
163/625263351245
173/526274365255
183/427284379265
193/128295393275
202/2929305407285
212/2832337449314
222/2733347463324

高千穂交易の権利付最終日(2024年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額25.6万円、高千穂交易のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月2日)から直近の優待権利日(2024年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、高千穂交易を25.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:25.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(301日分)+プレミアム料3,167円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(301日分)+プレミアム料
3,582円=198×2円+20円+3,167円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(301日分)
5,322円=1,100円+4,222円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(301日分)
2,973円=18円+2,956円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、高千穂交易を25.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:25.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ109円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
448円=198×2円+20円+32円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:25.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ108円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
419円=187×2円+14円+31円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:25.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料32円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
448円=198×2円+20円+32円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
1,132円=1,100円+32円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:25.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)31円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
446円=198×2円+20円+31円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
50円=18円+32円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
47円=16円+31円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※高千穂交易の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

高千穂交易(2676)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 高千穂交易の株主優待は、人気のおこめ券であり、300株の優待利回りが最も高い!
  • 高額逆日歩の常連銘柄でもあり、優待価値を超える逆日歩がよく発生している
  • 規制もよく入り、通常のクロス取引(制度信用クロス)は絶望的
  • 一般信用売り在庫があれば、クロス取引できるケースもあるが、可能性は低い
  • 2023年に入り、年初来高値を更新中、現物保有が今のところ大正解!
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