東海地区を中心に和食・麺類のレストランチェーンを展開している『サガミホールディングス』の株主優待についてまとめています。

逆日歩優待クロス取引貸株料(手数料)について詳しくなりたい方向けの記事です。

投資メモ

サガミホールディングスは、名古屋地盤の「蕎麦、うどん、なごやめし」主体の外食チェーンです。
民芸フードサービス、和食レストラン「濱町」、ラーメン専門店「ぶぶか」がグループ傘下!
海外展開も積極的!

サガミホールディングス(9900)の株主優待

サガミホールディングス(9900)の株主優待は、グループ店舗で利用できる割引券と食事券です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上20%割引券2枚
500株以上20%割引券5枚
1,000株以上500円食事券30枚

サガミホールディングス(9900)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

優待の種類は割引券と優待券(食事券)の2つです。

割引券の利用できる店舗

割引券1枚で1回の食事代が20%割引になります。

「サガミ」「味の民芸」「あいそ家」「どんどん庵」「水山」「製麺大学」「SAGAMI」「びんむぎ」「JIN JIN」「Dela PASTA Kitchen(デラパスタキッチン)」「かつたに」「ごちたく」「ぶぶか」「とと蔵」「長助」「二代目長助」

優待1枚に付き、上限金額は3,000円(税込)です。
飲食代金(テイクアウト商品含む)にのみ利用可能。
株主優待券を含む他の割引券・テイクアウト商品割引企画との併用は不可。

ただし、次の店舗は、20%割引ではなく、1枚で100円割引、同時に4名迄利用可能。

「どんどん庵」「水山」「製麺大学」「JIN JIN」「Dela PASTA Kitchen」「びんむぎ」「かつたに」「ぶぶか」「長助」「二代目長助」

食事券の利用できる店舗

優待券(食事券)1枚、500円分として利用できます。

食事券の金額条件はなく、何枚でも利用可能です。
お釣りはでません。
優待割引券との併用は不可です。

次の店舗(ブランド)で利用可能です。

「サガミ」「味の民芸」「あいそ家」「どんどん庵」「水山」「製麺大学」「SAGAMI」「びんむぎ」「JIN JIN」「Dela PASTA Kitchen(デラパスタキッチン)」「かつたに」「ごちたく」「ぶぶか」「とと蔵」「長助」「二代目長助」

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

サガミホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り3ヵ月と17日(109日)
逆日歩日数:3日

サガミホールディングス(9900)の基本情報

code9900優待内容飲食割引券又は飲食券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本拠地愛知上場年月日1991年9月4日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類飲食券
最低必要株100.0最低投資額125,100円
配当予想5.0配当落日2023年3月30日
発行済株数30,301千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、6月9日の終値株価で計算。

サガミホールディングス(9900)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-291,222-183,300-351,700-168,400464,8000.7520.815.0注意
2021-09-281,076-100,000-538,700-438,700737,00010.117.61注意
2021-03-291,157-2,900-316,500-313,600737,20014.219.210.0注意
2020-09-281,439-200,200-696,900-496,700763,7003.024.01注意
2020-03-271,293-205,600-434,300-228,700490,5001.0520.810.0注意
2019-09-261,381-142,000-393,700-251,700530,1000.0522.41注意
2019-03-261,308-57,400-288,200-230,800388,6002.122.435.0注意
2018-09-251,429-64,400-320,900-256,500392,8000.1524.03注意
2018-03-271,378-48,000-253,000-205,000342,5001.522.435.0注意
2017-09-261,401-69,500-278,400-208,900367,5000.324.03注意
2017-03-281,444-125,600-295,800-170,200305,1002.124.036.0注意
2016-09-271,240-56,300-268,000-211,700370,1000.320.83注意
2016-03-281,309-83,700-267,000-183,300286,9001.522.415.0注意
2015-09-251,262-89,000-278,000-189,000437,00010.020.81注意
2015-03-261,252-185,000-397,000-212,000414,00016.020.815.0注意
2014-09-251,084-210,000-481,000-271,000390,0000.117.61注意
2014-03-26955-151,000-312,000-161,000235,0000.816.015.0
2013-09-25895-235,000-590,000-355,000438,00015.016.01
2013-03-26794-126,000-357,000-231,000323,0003.758.03
2012-09-25617-2,000-51,000-49,00089,0000.152.03
2012-03-27600-67,000-65,0002,00038,0000.152.03
2011-09-27482-59,000-56,0003,00028,0000.01.53
2011-03-28454-73,000-74,000-1,00017,0000.051.51

サガミホールディングス(9900)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待実施企業は390、クロス取引可能な貸借銘柄は281、同じ優待分類の企業も多いです。

    サガミホールディングスの優待分類と同じ『飲食割引券又は飲食券』関連銘柄です。

    尚、9月実施の『飲食券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:投資は自己判断で!
    今までの優待権利日では、過去に16回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2022年3月 :75円 (1日)・・・注意
    • 2021年9月 :1,010円 (1日)・・・注意
    • 2021年3月 :1,420円 (1日)・・・注意
    • 2020年9月 :300円 (1日)・・・注意
    • 2020年3月 :105円 (1日)・・・注意
    • 2019年9月 :5円 (1日)・・・注意
    • 2019年3月 :210円 (3日)・・・注意
    • 2018年9月 :15円 (3日)・・・注意
    • 2018年3月 :150円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :30円 (3日)・・・注意
    • 2017年3月 :210円 (3日)・・・注意
    • 2016年9月 :30円 (3日)・・・注意
    • 2016年3月 :150円 (1日)・・・注意
    • 2015年9月 :1,000円 (1日)・・・注意
    • 2015年3月 :1,600円 (1日)・・・注意
    • 2014年9月 :10円 (1日)・・・注意
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    ×:投資は自己判断で!
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)1,2001003,3001003,40011,600-8,3000.280
    06/07(水)1,00002,20002,00014,900-12,7000.150.15
    06/06(火)10001,20010020016,900-15,7000.070.05
    06/05(月)01001,1006001,00017,000-15,9000.060.05
    06/02(金)10001,2003,50040017,400-16,2000.070.05
    06/01(木)001,1001,50050014,300-13,2000.080.05
    05/31(水)10001,10001,50013,300-12,2000.080
    05/30(火)04,2001,0007006,70014,800-13,8000.070.05
    05/29(月)30005,2003001,20020,800-15,6000.250.05
    05/26(金)08004,90002,00021,700-16,8000.230.05
  5. サガミホールディングスの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩にはなっていませんが、高額な逆日歩が過去4回、逆日歩も今まで22回発生、日数が多い時は危険です。
    • 2022年3月 :75円 (1日)・・・注意
    • 2021年9月 :1,010円 (1日)・・・注意
    • 2021年3月 :1,420円 (1日)・・・注意
    • 2020年9月 :300円 (1日)・・・注意
    • 2020年3月 :105円 (1日)・・・注意
    • 2019年9月 :5円 (1日)・・・注意
    • 2019年3月 :210円 (3日)・・・注意
    • 2018年9月 :15円 (3日)・・・注意
    • 2018年3月 :150円 (3日)・・・注意
    • 2017年9月 :30円 (3日)・・・注意
    • 2017年3月 :210円 (3日)・・・注意
    • 2016年9月 :30円 (3日)・・・注意
    • 2016年3月 :150円 (1日)・・・注意
    • 2015年9月 :1,000円 (1日)・・・注意
    • 2015年3月 :1,600円 (1日)・・・注意
    • 2014年9月 :10円 (1日)・・・注意
    • 2014年3月 :80円 (1日)
    • 2013年9月 :1,500円 (1日)
    • 2013年3月 :375円 (3日)
    • 2012年9月 :15円 (3日)
    • 2012年3月 :15円 (3日)
    • 2011年3月 :5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約13万円
    • 500株:約63万円
    • 1,000株:約125万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、優待そのものの価値が高い銘柄の場合、いつも人気で逆日歩が発生しやすくなります。

サガミホールディングス(9900)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

サガミホールディングスの逆日歩リスクがわかったら、次は貸株料です。

6月9日の終値、株価1,251円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額12.5万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274535321275319
29/265676626346724
39/256807931418029
49/227939236489334
59/218107105415510738
69/2011147145577514753
79/1912160158628216058
89/1513174171678962
99/1414187185729667
109/13182402379212386
119/12192542519813091
129/112026726410313796
139/821280277108144101
149/722294290113151105
159/625128171120
169/526134178125
179/427139185129
189/128144192134
198/3129149199139
208/3032164219153
218/2933170226158

サガミホールディングスの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額12.5万円、サガミホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、サガミホールディングスを12.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(111日分)+プレミアム料570円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(111日分)+プレミアム料
833円=115円+148円+570円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(111日分)760円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(111日分)
541円=9円+532円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、サガミホールディングスを12.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ53円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
279円=115円+148円+16円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ53円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
258円=100円+143円+15円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料16円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
279円=115円+148円+16円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)16円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:12.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)15円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
278円=115円+148円+15円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
24円=9円+16円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
23円=8円+15円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※サガミホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

サガミホールディングス(9900)のクロス取引・株主優待まとめ

サガミホールディングス(9900)の優待は、1,000株保有しないとあまりメリットありません。

100株、500株で貰えるのは、割引券だからです。

1,000株でいきなり、食事券にグレードアップ、しかも15,000円分です。

クロス取引実践者でも、多くの方がこの1,000株を狙っているのでしょう。優待権利日間近になると、注意喚起の規制がはいり、逆日歩リスクが高まります。

1,000株単位で逆日歩をみると、恐ろしいほど、高額逆日歩が多い事もわかるでしょう。必要経費(逆日歩)が2,000円以内なら良い方で、1,000株保有で、1万円以上の高額逆日歩が何度も発生しています。

ハイリスク、ハイリターンなクロス取引銘柄なので、よほどの優待クロス経験者でない限り、制度信用クロスはおすすめしません。

ただ、サガミホールディングスの15,000円分の優待は、利便性も高く、魅力があるのは、間違いありません。優待マニアなら1度は取得するべきでしょう。現物保有でもかまいませんが、クロス取引チャレンジするだけの価値はある優待品です。

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