VRシアターの開発やメタバース関連の事業がある『ピー・ビーシステムズ』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

ピー・ビーシステムズは、今が旬の基幹システムのクラウド化・仮想化事業をおこなっている企業です。
福岡証券取引所のベンチャー企業向け新興市場に上場!

ピー・ビーシステムズ(4447)の株主優待

ピー・ビーシステムズ(4447)の株主優待は、①自社製カレンダーに加えて②QUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
カレンダーQUOカード焼菓子セット
100株以上1冊対象外対象外
500株以上1冊2,000円分対象外
1,000株以上1冊3,000円分対象外
5,000株以上1冊5,000円分1箱
10,000株以上1冊10,000円分1箱

ピー・ビーシステムズ(4447)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

知る人ぞ知る豪華優待セットのある銘柄です。

なお、2021年度までは、カレンダーやSmart Mobile Standだけです。
それが、QUOカード優待と焼菓子セットが追加、
大幅に優待制度の拡充です。

※2022年8月10日のピー・ビーシステムズの優待制度発表情報より

QUOカードは、スマホで決済が可能なQUOカードPayに変更可能です。

ただし、セブンイレブンやローソンなど、主要なコンビニで利用できなくなりますので、ご注意です。(2022年9月時点)

焼菓子セットは、九州の地元名産「千鳥饅頭総本舗」のオリジナルパッケージです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

ピー・ビーシステムズの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り6ヵ月と0日(184日)
逆日歩日数:3日

ピー・ビーシステムズ(4447)の基本情報

code4447優待内容カレンダー等
業種情報・通信業上場市場福証Q-Board 
決算9月 優待月9月
本拠地福岡上場年月日2019年9月12日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類暮らし
最低必要株100.0最低投資額92,700円
配当予想0.0配当落日2023年3月30日
発行済株数6,152千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月24日の終値株価で計算。

ピー・ビーシステムズ(4447)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-286426,5006,6001006,9005.61
2020-09-281,99820,20019,400-80023,40016.01
2019-09-2643216,80018,7001,900157,2004.01

ピー・ビーシステムズ(4447)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    優待数は非常に多く、クロス取引可能な銘柄数は281(優待実施銘柄の全体は390)です。

    ピー・ビーシステムズの優待と同じ分類の『カレンダー等』等の銘柄一覧です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数はかなり少なく6,152千株しかありません。福証Q-Board 市場です。今までは大丈夫だった可能性もあるので、やや注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)2,8002,20017,20010002,10015,1008.190
    03/22(水)040016,600002,00014,6008.30
    03/20(月)1,90050017,000002,00015,0008.50
    03/17(金)3004,00015,600002,00013,6007.80
    03/16(木)2,00040019,300002,00017,3009.650
    03/15(水)2,700017,700002,00015,7008.850
    03/14(火)01,20015,000002,00013,0007.50
    03/13(月)030016,20002002,00014,2008.10
    03/10(金)02,00016,50001002,20014,3007.50
    03/09(木)2,2001,00018,50010002,30016,2008.040

    市場区分:福証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)00500001004005.00
    03/22(水)00500001004005.00
    03/20(月)00500001004005.00
    03/17(金)00500001004005.00
    03/16(木)00500001004005.00
    03/15(水)00500001004005.00
    03/14(火)00500001004005.00
    03/13(月)00500001004005.00
    03/10(金)00500001004005.00
    03/09(木)00500001004005.00
  5. ピー・ビーシステムズの発生逆日歩

    ○:少しだけ安全圏かも
    今まで1度も逆日歩が発生したことがない、かなり貴重な銘柄です。
  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約9万円
    • 1,000株:約93万円
    • 3,000株:約278万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

ピー・ビーシステムズ(4447)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ピー・ビーシステムズなら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

3月24日の終値、株価927円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額9.3万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274403915204014
29/265504919255018
39/256605923316021
49/227706927367025
59/218797831417929
69/2011109108425610939
79/1912119118466111943
89/1513129128506646
99/1414139137547150
109/1318179177699264
119/1219189186739768
129/11201991967610271
139/8212092068010775
149/7222192168411278
159/6259612789
169/5269913293
179/42710313896
189/128107143100
198/3129111148103
208/3032122163114
218/2933126168118

ピー・ビーシステムズの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額9.3万円、ピー・ビーシステムズのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月27日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ピー・ビーシステムズを9.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(188日分)+プレミアム料719円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(188日分)+プレミアム料
917円=99円+99円+719円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(188日分)958円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(188日分)
677円=6円+671円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ピー・ビーシステムズを9.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ40円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
210円=99円+99円+12円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ39円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
198円=90円+97円+11円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料12円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
210円=99円+99円+12円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)12円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:9.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)11円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
209円=99円+99円+11円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
18円=6円+12円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
17円=6円+11円

投資金額9.3万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※ピー・ビーシステムズの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ピー・ビーシステムズ(4447)のクロス取引・株主優待まとめ

ピー・ビーシステムズ(4447)は、貸借銘柄という区分にはなっていますが、日々の出来高が少ない銘柄です。

発行済株式数も極端に少ないので、高額逆日歩にご注意です。でも、なぜ今まで逆日歩が発生していなかったのか?

実は、2021年6月15日に貸借銘柄になったばかり、2020年と2019年に逆日歩が発生しないのは、当たり前なのです。

また、2021年はカレンダー優待なので、人気はいまひとつ!

しかし、2022年9月末は、QUOカード優待、人気化する可能性ありです。

将来性を期待するなら、現物保有の選択肢もありです。

毎日更新中、フォローすることで最新情報を逃しません!
にほんブログ村 投資ブログ 投資情報へ ブログ村登録1週間で「投資情報」ランキング1位獲得!