マーキュリアHD(7347)の株主優待

QUOカード優待の新設を発表した『マーキュリアホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

本来なら、優待新設で大注目になるはずだったのに・・・

12月末の優待なので、時間をかけて株主数を増やしたかった?

優待新設の思惑は色々あったと思いますが、発表日が悪かったです。

同日の発表は「第一生命HD」「ポート」など、さらに今週の優待拡充の主役を飾ったのは「霞が関キャピタル」に間違いないでしょう。

霞が関キャピタルは、優待拡充発表15日、翌日は1,000円以上(10万円以上)の株価高騰も。

そんなこんなで、ちょっと地味になってしまった、マーキュリアHDの優待新設の魅力に迫ります。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ

クロスボーダー投資を中心に活動する投資運用会社

  • オルタナティブファンドの運用:
    不動産、再生可能エネルギー、航空機ファンド、バイアウト投資など、多岐にわたる資産クラスへの投資
    従来の株式や債券投資に代わるもの、リスク分散と安定的な収益を狙っている
  • 自己投資事業:
    自社資金を使った投資も行っており、特に成長分野への投資に注力
  • クロスボーダー投資:
    「クロスボーダー投資」を掲げ、国境を超えたグローバルな投資機会を追求
    世界中の成長市場や産業への投資を行い、広範な投資戦略を展開

マーキュリアホールディングス(7347)の株主優待

マーキュリアホールディングス(7347)の株主優待は、人気のQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 QUOカード2,000円分

優待権利日は年1回、12月末のみです。

投資運用会社でも、やっぱり株主対策として、QUOカード優待を新設します。

QUOカード優待の魅力に気が付いての導入なんでしょう。

特筆べきは、優待利回りの高さです。

投資金額10万円もしないで、QUOカード2,000円分は、なかなか希少です。

さらに、貸借銘柄なので、クロス取引も可能です。

もっと言うと、配当利回りもよいので、現物保有もおすすめです。

どうですか?

知名度が低いだけで、優待・配当のポテンシャルは高いのです。

 

なおQUOカードは、多くのコンビニ、本屋の他、飲食店でも使えるので、利便性は抜群です。

QUOカードが使える飲食店情報は、別記事でまとめているので、参考にしてみてください。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年12月31日」です。

権利付き最終日の「12月26日」までに100株以上の取得が必要です。

マーキュリアホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

マーキュリアホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年12月31日

権利付き最終日:12月26日(木)・・・残り3ヵ月と7日(98日)
逆日歩日数:7日

マーキュリアホールディングス(7347)の基本情報

情報更新日:2024年8月13日

code7347優待内容クオカード
業種証券、商品先物取引業上場市場東証プライム 
決算12月 優待月12月
本社東京上場年月日2021年7月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数21,500,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカード

株価更新日:2024年9月13日

13日の終値株価850円最低投資額85,000円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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マーキュリアホールディングス(7347)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2023-12-277316,000-16,000-22,00083,2000.36.4621.0

優待新設は2024年12月末からですが、2023年データも参考までに掲載です。

マーキュリアホールディングス(7347)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(12月31日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2024年12月31日は、逆日歩日数が7日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 12月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は177、そのうち112銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    マーキュリアホールディングスと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、12月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は21,500,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年9月18日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    09/17(火)1,80004,80010001004,70048.00
    09/13(金)01003,000020003,000-0
    09/12(木)003,10003002002,90015.50
    09/11(水)003,10030005002,6006.20
    09/10(火)003,10010002002,90015.50
    09/09(月)003,10010001003,00031.00
    09/06(金)03003,100040003,100-0
    09/05(木)3009003,40010004003,0008.50
    09/04(水)90004,00010003003,70013.330
    09/03(火)50003,100002002,90015.50
  5. マーキュリアホールディングスの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2023/12/27:30円 (6日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    マーキュリアホールディングスと優待価値が2,000円でほぼ一緒、12月実施の優待一覧。


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マーキュリアホールディングス(7347)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩の次はマーキュリアホールディングスのクロス取引手数料です。

9月13日の終値、株価850円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額8.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
112/268737228377326
212/251110099385110036
312/2412109108425610939
412/2313118117456111842
512/2014127126496512746
612/1915136134527013649
712/1818163161638416359
812/1719173170668862
912/1620182179709365
1012/1321191188739868
1112/12222001977710272
1212/11252272248711682
1312/10262362339112185
1412/9272452429412688
1512/6289813091
1612/52910113595
1712/432112149104
1812/333115154108
1912/234119158111
2011/2935122163114
2111/2836126168117
2211/2739136182127

マーキュリアホールディングスの権利付最終日(2024年12月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額8.5万円、マーキュリアホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年9月19日)から直近の優待権利日(2024年12月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、マーキュリアホールディングスを8.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(106日分)+プレミアム料370円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(106日分)+プレミアム料
568円=99円+99円+370円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(106日分)494円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(106日分)
351円=6円+346円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、マーキュリアホールディングスを8.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ73円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
219円=99円+99円+21円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)のみ72円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(8日分)
207円=90円+97円+20円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)+プレミアム料21円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)+プレミアム料
219円=99円+99円+21円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)21円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(8日分)20円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(8日分)
218円=99円+99円+20円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
27円=6円+21円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(8日分)
26円=5円+20円

投資金額8.5万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※マーキュリアホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

マーキュリアホールディングス(7347)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 優待新設の発表時は他銘柄に話題をさらわれたが、注目のQUOカード優待なのは間違いない
  • QUOカードは、100株保有で2,000円と高額
  • 優待新設時の株価は10万円もしないが、1年後には10万を超えてくる可能性に注目
  • 優待利回りが良すぎるので、リスクは優待改悪の発表(継続縛りや額面変更や廃止)
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