ティーケーピー株主優待

貸会議室大手の『ティーケーピー』が株主優待を拡充しました。

株主優待の変更履歴、クロス取引のやり方と各手数料、過去の逆日歩一覧、まとめて確認できます。

投資メモ
ティーケーピーは、遊休不動産を一括で借り上げ、有効活用で成長してきた企業です。
貸オフィス、ホテルも展開中!

ティーケーピー(3479)の株主優待

ティーケーピー(3479)の株主優待は、提携施設で利用できる宿泊券です。

優待内容詳細

ティーケーピー(3479)の優待権利日は年1回、2月末のみです。

リゾートエリアにある豪華な宿で利用できる、優待券が、保有株数に応じて貰えます。

お盆、年末年始、GWの特定期間は使えないなど、ちょっとした制限はありますが、高級旅館が格安で宿泊可能です。

株主優待券は、複数枚同時に利用できるので、優待価値は高い!

ただし、他キャンペーン・クーポン券との併用はできません。

旅行予約サイト、旅行代理店等からの予約は不可で、直接の申込が必要です。

有効期間も、優待券が届いてから1年間、6月~翌年5月末です。

素泊まりでも3万円から4万円ぐらいする「ISHINOYA 熱海」など、高級旅館で利用できるメリットは大きいですが、無料で宿泊したいなら、少なくとも1,000株以上は必要です。

2023年2月末からの株主優待

保有株式数優待内容
100株以上10,000円券:1枚
500株以上10,000円券:3枚
1,000株以上10,000円券:5枚
2,000株以上10,000円券:10枚
4,000株以上10,000円券:20枚
優待券が利用できる施設一覧

「ISHINOYA 熱海」
「石のや伊豆長岡」
「TKP レクトーレ熱海桃山」
「TKP レクトーレ熱海小嵐」
「TKP レクトーレ箱根強羅」
「ベイサイドホテル アジュール竹芝」
「鉄板焼 天燈 Ran Tan」
「TKP サンライフホテル」

優待制度の拡充は、大きく分けると2つ!

1つは、100株保有でプラス5,000円分、500株保有でプラス5,000円分の追加!

そして、利用できる施設が一挙に6施設も追加です。

2022年2月までの株主優待

参考までに2022年までの優待制度も合わせてご紹介。

2023年度の優待制度の変更(拡充)がどれほど、豪華なのか比較できます。

保有株式数優待内容
100株以上5,000円券:1枚
500株以上25,000円券:1枚
1,000株以上50,000円券:1枚
2,000株以上50,000円券:2枚
4,000株以上50,000円券:4枚

優待券が利用できる施設は、「ISHINOYA 熱海」と「石のや伊豆長岡」の2施設のみ!

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年2月28日」です。

権利日最終日の「2月26日」までに100株以上の取得が必要です。

ティーケーピーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年2月28日

権利日最終:2月26日(月)・・・残り11ヵ月と1日(338日)
逆日歩日数:1日

ティーケーピー(3479)の基本情報

情報更新日:2023年2月12日

code3479優待内容宿泊券
業種不動産業上場市場東証グロース 
決算2月 優待月2月
本社東京上場年月日2017年3月27日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数42,261,000企業のHP優待詳細
優待の種類旅行・宿泊

株価更新日:2023年3月24日

24日の終値株価2,712円最低投資額271,200円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

ティーケーピー(3479)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-02-241,3520-411,700-411,700744,0000.0511.210.0
2021-02-242,992000286,8000.024.030.0
2020-02-262,92521,60019,700-1,900345,20030.0
2019-02-253,49522,10023,3001,20011,70010.0
2018-02-233,97523,00035,60012,60085,30010.0

恐れるような高額な逆日歩は発生していませんが、優待制度の拡充で、今後は逆日歩に注意!

ティーケーピー(3479)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月28日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年2月28日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 2月28日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で121、クロス可能な貸借銘柄は74、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    2月実施の『宿泊券』関連銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は42,261,000であり、東証グロース 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年3月24日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/23(木)1002,20018,5001,0001,0008,8009,7002.10
    03/22(水)3005,00020,6001,9008008,80011,8002.340
    03/20(月)17,90012,10025,30010011,9007,70017,6003.290
    03/17(金)6,600019,5001,6001,00019,50001.00
    03/16(木)10,20050012,90010021,70018,900-6,0000.680
    03/15(水)10003,2002,20080040,500-37,3000.080
    03/14(火)2002,4003,1005009,00039,100-36,0000.080
    03/13(月)30005,30060014,40047,600-42,3000.110
    03/10(金)1,00005,00080026,10061,400-56,4000.080.05
    03/09(木)2,30004,00013,6002,10086,700-82,7000.050.10
  5. ティーケーピーの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2022/02/24:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:必要株数では警戒範囲
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも5つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約27万円
    • 500株:約136万円
    • 1000株:約271万円
    • 2000株:約542万円
    • 4000株:約1,085万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

ティーケーピー(3479)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

優待制度が拡充したことで、過去の逆日歩はあまり参考にならないでしょう。

また、お得に宿泊したいなら、少なくとも1,000株は欲しい!と思っている方が多いはず!

そうなると、逆日歩に追加して、貸株料も結構必要です。

ティーケーピーのクロス取引、手数料も忘れてはいけません。

3月24日の終値、株価2,712円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額27.1万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/262585722305821
22/233878633458731
32/224116114455911642
42/2172032007810420373
52/2082322298911923283
62/19926125710013426194
72/1610290286111148290104
82/1511319314123163319114
92/1414405400156208146
102/1315434429167223156
112/1216463457178238166
122/917492486189252177
132/818521515200267187
142/721608600234312218
152/622245327229
162/523256342239
172/224267356249
182/125278371260
191/3128312416291
201/3029323431301
211/2930334445312

ティーケーピーの権利付最終日(2024年2月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額27.1万円、ティーケーピーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月25日)から直近の優待権利日(2024年2月28日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ティーケーピーを27.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(338日分)+プレミアム料3,764円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(338日分)+プレミアム料
4,181円=198×2円+21円+3,764円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(338日分)
6,119円=1,100円+5,019円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(338日分)
3,532円=19円+3,513円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ティーケーピーを27.1万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ58円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
434円=198×2円+21円+17円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ57円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
405円=187×2円+15円+16円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料17円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
434円=198×2円+21円+17円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,117円=1,100円+17円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.1万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)16円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
433円=198×2円+21円+16円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
36円=19円+17円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
33円=17円+16円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※ティーケーピーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ティーケーピー(3479)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ティーケーピーは、優待制度の拡充変更により、優待価値がアップ!
  • 高級旅館に無料で宿泊できるチャンスが広がる!
  • 人気化する事で、高額な逆日歩が発生しやすくなるので注意!
  • 一般信用売り在庫は、ほとんどでない!
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