ハイディ日高株主優待クロス取引

駅前でよく見かける中華食堂「日高屋」を運営している企業が、ハイディ日高です。

日高屋のビジネスモデルが秀逸と、ビジネス誌、メディアで特集が組まれるなど、投資家なら注目すべき企業です。

そんなハイディ日高の株主優待制度、クロス取引コスト、過去の逆日歩一覧をご紹介です。

投資メモ

ハイデイ日高は、中華食堂「日高屋」「焼鳥日高」「とんかつ日高」などを展開している企業です。
埼玉県の大宮からスタート、首都圏の駅前一等地や繁華街の好立地に出店!
カンブリア宮殿といったメディアにも注目される企業!

ハイデイ日高(7611)の株主優待

ハイディ日高の株主優待は、自社店舗で利用できる食事優待券です。

1枚あたり500円の食事券が貰えます。

優待内容詳細

保有株式数2月末8月末
3年未満3年以上
100株以上1,000円分 or 1kg1,000円分 or 1kg1,000円分 or 1kg
500株以上5,000円分 or 3kg6,000円分 or 4kg5,000円分 or 3kg
1,000株以上10,000円分 or 5kg12,000円分 or 7kg10,000円分 or 5kg

ハイディ日高の株主優待は年2回、2月末と8月末です。

2月末のみ、継続保有制度がありますが、対象は500株以上です。

また、優待券の代わりに、お米券に変更も可能ですが、優待価値を考えると、お店で使用できる優待券の方がお得です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、優待価値が2割増しになるランクアップ特典です。

継続保有の条件

毎年2月末及び8月末現在の株主名簿に500株(5単元)以上の株数を「同一株主番号」で連続して7回以上記載または記録される事。

ハイデイ日高の株主優待制度を利用した感想

ハイディ日高株主優待

ハイディ日高の運営する日高屋の店舗は、元々値段が安いんです。

おつまみとビールとラーメンを頼んでも1,000円ちょっと、優待券2枚で晩酌が楽しめます。

また、日高屋他、来来軒、焼鳥日高など、グループ店舗での利用も可能です。

食事優待券なので、お釣りはでませんが、1回に枚数の制限がないのは魅力です。

テイクアウトでも利用できるので、コロナ禍においても安心して使いきれる優待品です。

お昼など、ワンコイン、優待券1枚でお腹いっぱい食べられます!

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年2月28日」です。

権利付き最終日の「2月26日」までに100株以上の取得が必要です。

ハイデイ日高に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ハイデイ日高の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年2月28日

権利付き最終日:2月26日(月)・・・残り2ヵ月と22日(84日)
逆日歩日数:1日

ハイデイ日高(7611)の基本情報

情報更新日:2023年10月29日

code7611優待内容おこめ券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算2月 優待月2月、8月
本社埼玉上場年月日1999年9月16日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数38,147,000企業のHP優待詳細
優待の種類飲食券 食品

株価更新日:2023年12月1日

1日の終値株価2,733円最低投資額273,300円
最低必要株数100継続保有特典

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ハイデイ日高(7611)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-08-292,809-96,400-440,000-343,600980,4003.323.215.0
2023-02-242,020-65,600-305,900-240,300745,3001.916.8112.0
2022-08-292,104-91,600-399,100-307,500867,0004.717.6112.0
2022-02-241,690-89,500-247,000-157,500479,6001.1513.6112.0
2021-08-271,658-3,200-236,700-233,500560,9001.913.6112.0
2021-02-241,778-42,800-199,600-156,800490,40030.014.4318.0
2020-08-271,729-113,300-322,400-209,100572,0003.014.4118.0
2020-02-261,819-1,700-101,300-99,600602,9002.8515.2318.0
2019-08-282,136-29,500-79,700-50,200253,4002.8517.6318.0
2019-02-252,363-4,600-2,3002,300173,0001.3538.4118.0停止
2018-08-282,26210,6007,300-3,30064,500318.0
2018-02-233,35036,90020,400-16,500127,900118.0停止
2017-08-283,070-52,000-51,60040045,2000.5524.8118.0
2017-02-232,905-500-11,200-10,700141,10048.048.0118.0停止
2016-08-262,18812,40015,0002,60052,000118.0
2016-02-243,5009,40010,9001,50081,100118.0停止
2015-08-262,8497,2006,300-90023,500118.0
2015-02-243,770-3,400-2,90050097,8003.060.8318.0停止
2014-08-262,505-19,300-22,000-2,70025,8000.620.8318.0
2014-02-252,5773,600-2,600-6,20061,5002.5548.0318.0
2013-08-272,0208,0008,00007,500318.0
2013-02-251,999-39,700-202,100-162,400311,3001.416.01
2012-08-281,283-7,400-9,100-1,70013,6000.1512.03
2012-02-241,611-30,000-28,6001,40068,90032.032.01
2011-08-261,2033,300-800-4,10012,7000.012.01
2011-02-231,406-49,200-175,100-125,900165,1001.124.01

逆日歩がまったく発生しない時もあるが、最大逆日歩も数回発生!

ハイデイ日高(7611)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月28日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年2月28日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 2月28日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で121、クロス可能な貸借銘柄は74、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    ハイデイ日高と同じ優待分類の銘柄です。

    尚、2月実施の『飲食券 食品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に5回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2019/02/25:135円 (1日)・・・停止
    • 2018/02/23:0円 (1日)・・・停止
    • 2017/02/23:4,800円 (1日)・・・停止
    • 2016/02/24:0円 (1日)・・・停止
    • 2015/02/24:300円 (3日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2023年12月4日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    12/01(金)1005006,400003,6002,8001.780
    11/30(木)4001,0006,800003,6003,2001.890
    11/29(水)4001007,40008003,6003,8002.060
    11/28(火)7003007,10001,4004,4002,7001.610
    11/27(月)5003006,700005,8009001.160
    11/24(金)10006,500005,8007001.120
    11/22(水)1002006,400005,8006001.10
    11/21(火)7001,0006,50001,0005,8007001.120
    11/20(月)4004006,800006,80001.00
    11/17(金)6006006,800006,80001.00
  5. ハイデイ日高の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩は、過去に2回発生していますが、それより逆日歩の常連、今まで19回逆日歩が発生しています。
    • 2023/08/29:330円 (1日)
    • 2023/02/24:190円 (1日)
    • 2022/08/29:470円 (1日)
    • 2022/02/24:115円 (1日)
    • 2021/08/27:190円 (1日)
    • 2021/02/24:3,000円 (3日)
    • 2020/08/27:300円 (1日)
    • 2020/02/26:285円 (3日)
    • 2019/08/28:285円 (3日)
    • 2019/02/25:135円 (1日)・・・停止
    • 2017/08/28:55円 (1日)
    • 2017/02/23:4,800円 (1日)・・・停止
    • 2015/02/24:300円 (3日)・・・停止
    • 2014/08/26:60円 (3日)
    • 2014/02/25:255円 (3日)
    • 2013/02/25:140円 (1日)
    • 2012/08/28:15円 (3日)
    • 2012/02/24:3,200円 (1日)
    • 2011/02/23:110円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約27万円
    • 500株:約137万円
    • 1000株:約273万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    ハイデイ日高と同じ1,000円相当の銘柄です。


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ハイデイ日高(7611)のクロス取引(制度信用・一般信用)比較

逆日歩の理解を深めたら、次はハイデイ日高のクロス取引手数料です。

12月1日の終値、株価2,733円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額27.3万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/262585822305821
22/233888634458831
32/224117115456011742
42/2172042027910520473
52/2082332309012023384
62/19926325910113526394
72/1610292288112150292105
82/1511321317123165321115
92/1414408403157209147
102/1315438432168224157
112/1216467461180239168
122/917496490191254178
132/818525518202269188
142/721613605236314220
152/622247329230
162/523258344241
172/224269359251
182/125280374262
191/3128314419293
201/3029325434304
211/2930337449314

ハイデイ日高の権利付最終日(2024年2月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額27.3万円、ハイデイ日高のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年12月4日)から直近の優待権利日(2024年2月28日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ハイデイ日高を27.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:27.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(86日分)+プレミアム料965円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(86日分)+プレミアム料
1,382円=198×2円+21円+965円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(86日分)
2,386円=1,100円+1,286円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(86日分)
919円=19円+901円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ハイデイ日高を27.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ58円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
434円=198×2円+21円+17円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ58円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
405円=187×2円+15円+16円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料17円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
434円=198×2円+21円+17円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,117円=1,100円+17円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:27.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)16円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
433円=198×2円+21円+16円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
36円=19円+17円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
34円=17円+16円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※ハイデイ日高の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、ハイデ日高の一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
12/01(金)1,3001,3001,8001,800
11/29(水)1,8001,3001,8001,300
11/28(火)1,8001,8001,8001,800
11/27(月)1,8001,8001,8001,800
11/24(金)1,3001,3001,8001,800
11/23(木)1,3001,3001,3001,300
11/22(水)1,3001,3001,8001,300
11/21(火)1,3001,3001,8001,300

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

2月の株主優待情報をまとめて確認

ハイデイ日高(7611)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 高額な逆日歩が発生したり、しなかったりと、人気優待銘柄だけに、逆日歩予測が難しい
  • 優待権利日の数日前なら、一般信用在庫もあるので、逆日歩が怖い方は、一般信用クロスがおすすめ
  • ただ、ハイディ日高の過去逆日歩データをよーくチェックしてみると、高額逆日歩が発生しているのは、2月末だけ
  • 優待クロス取引はこのように、過去データなどをきちんと分析すると、制度信用クロスでの攻略法も見えてくる