あさくま(7678)の株主優待

株主優待制度に力を入れているあさくま、優待制度の拡充です。

3月末から1月末に権利日変更で、改悪だと思っている方、そんなことはありません。

優待内容充実の超拡充です。

拡充によって、クロス取引したい方が増える(高額逆日歩になる)のが、唯一のデメリットかもしれません。

クロス取引で損したくない方必見、過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)をご紹介です。

投資メモ

ステーキレストラン「ステーキのあさくま」を展開する老舗企業
テンポスホールディングスの子会社

あさくま(7678)の株主優待

あさくま(7678)の株主優待は、優待食事券や抽選で当たる豪華賞品です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
1月末 7月末
100株以上 食事券4,000 円分
(1,000 円×4枚)
抽選優待

優待権利日は年2回、1月末と7月末です。

1月末は、あさくま直営店・FC店舗加盟店及びあさくまグループで使用できる食事券です。

注目は、拡充で追加になった7月末の優待です。

7月優待は抽選
  1. あさくまおせち(松)30,000 円相当:100名
  2. あさくまおせち(竹)20,000 円相当:100名
  3. 1 ポンドシェアステーキ食事券 2 枚14,500 円相当:200名
  4. 10,000 円分食事券:200名
  5. 5,000 円分食事券:600名
  6. 3,000 円分食事券 1~5に外れた方

    最低でも、3,000円分の食事券が貰えます。

    運が良ければ、30,000円相当のおせちが貰えるので、今まで以上の人気になる可能性も大。

    2024年8月に拡充に関するお知らせの訂正を発表です。

    それは・・・

    あさくまおせち 30,000円相当→32,184円相当
    あさくまおせち 20,000円相当→21,384円相当

    実際に販売商品があるからでしょうか?

    実に細かい、でもビジネスマンとしては大事。

    単に、優待拡充をアピールしたいだけかもしれませんが・・・話題に事欠かない企業です。

    過去の株主優待(変更・拡充)

    1. 2024年1月末(変更)
      3月末から1月末に変更
    2. 2024年7月(拡充)
      はずれなしの抽選優待の追加

    抽選優待って、全員が恩恵を受けられない、改悪だと思っている方いるかもしれませんが、そんなことはありません。

    あさくまの場合は、抽選にはずれがないのが、特徴です。

    株主優待に長期保有制度はあるの?

    長期保有制度による特典はありません。

    株主優待:権利確定日はいつ?

    次回の優待権利日は「2025年1月31日」です。

    権利付き最終日の「1月29日」までに100株以上の取得が必要です。

    あさくまに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

    あさくまの優待が貰える直近の株主優待権利日

    優待権利確定日:2025年1月31日

    権利付き最終日:1月29日(水)・・・残り1ヵ月と15日(46日)
    逆日歩日数:3日

    あさくま(7678)の基本情報

    情報更新日:2024年8月2日

    code7678優待内容自社グループ食事券
    業種小売業上場市場東証スタンダード 
    決算1月 優待月1月、7月
    本社愛知上場年月日2019年6月27日 
    単元株数100貸借区分貸借
    発行済株式数5,384,000企業のHP優待詳細
    優待の種類飲食券

    株価更新日:2024年12月12日

    12日の終値株価3,975円最低投資額397,500円
    最低必要株数100継続保有-

    優待開示情報

    クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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    あさくま(7678)過去の逆日歩

    逆日歩一覧表の説明
    • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
    • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

    確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
    ※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

    優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

    過去の逆日歩比較ができる一覧表
    権利日株価前日
    貸借残
    当日
    貸借残
    差分出来高逆日歩品貸
    日数
    配当規制
    確逆最逆
    2024-07-293,840-101,600-135,400-33,80073,80062.462.410.0停止
    2024-01-292,734-112,000-130,400-18,40098,20044.844.810.0停止
    2023-03-291,616-38,700-92,800-54,10062,30081.627.230.0注意
    2022-03-291,599-49,400-130,600-81,200106,80025.625.610.0停止
    2021-03-291,580-33,200-148,800-115,600126,90012.812.810.0
    2020-03-271,614-32,400-67,600-35,20052,40027.227.215.0注意

    高額逆日歩が毎回発生しています。

    あさくま(7678)のクロス取引・逆日歩リスク

    逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

    クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

    1. 優待権利日(1月31日)の逆日歩日数

      △:やや注意
      優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
    2. 1月31日のクロス取引可能な銘柄数

      △:やや注意
      優待銘柄は全部で28、クロス可能な貸借銘柄は11、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

      1月実施の『自社グループ食事券』関連銘柄。

    3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

      ×:規制情報では警戒範囲
      2024年7月31日より注意喚起の規制が発生中、更に今まで5回も規制が入っている、要注意銘柄です。
      • 2024/07/29:6,240円 (1日)・・・停止
      • 2024/01/29:4,480円 (1日)・・・停止
      • 2023/03/29:8,160円 (3日)・・・注意
      • 2022/03/29:2,560円 (1日)・・・停止
      • 2020/03/27:2,720円 (1日)・・・注意
      高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
    4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

      ×:株不足では警戒範囲
      発行済株式数や浮動株比率などが低く、株不足の原因になる要素が多いです。

      逆日歩更新日:2024年11月22日

      市場区分:東証

      月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
      11/21(木)06005,00060020025,500-20,5000.20.10
      11/20(水)50005,600200025,100-19,5000.220.45
      11/19(火)10005,10040040024,900-19,8000.20.10
      11/18(月)2004005,000040024,900-19,9000.20.10
      11/15(金)3001005,200030025,300-20,1000.210.10
      11/14(木)01005,00050020025,600-20,6000.20.15
      11/13(水)20005,10020020025,300-20,2000.21.05
      11/12(火)1001004,90010020025,300-20,4000.190.10
      11/11(月)1003004,900060025,400-20,5000.190.25
      11/08(金)3001005,100030026,000-20,9000.20.20
    5. あさくまの発生逆日歩

      ×:過去逆日歩では警戒範囲
      高額逆日歩の常連銘柄です。過去に6回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
      • 2024/07/29:6,240円 (1日)・・・停止
      • 2024/01/29:4,480円 (1日)・・・停止
      • 2023/03/29:8,160円 (3日)・・・注意
      • 2022/03/29:2,560円 (1日)・・・停止
      • 2021/03/29:1,280円 (1日)
      • 2020/03/27:2,720円 (1日)・・・注意

      過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    6. 優待に必要な株数と投資額

      ○:必要株数では低リスク
      優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
    7. 継続保有(必須・特典)の有無

      △:やや注意
      継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

      あさくまと同じ優待価値、1月実施の優待一覧。


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    あさくま(7678)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

    次はあさくまのクロス取引手数料です。

    12月12日の終値、株価3,975円の必要株数分(100株)で計算。

    投資金額39.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

    クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
    営業
    日数
    月/日貸株
    日数
    SBI
    証券
    GMO
    クリック
    証券
    au
    カブコム
    証券
    松井
    証券
    楽天
    証券
    SMBC
    日興
    証券
    11/294170168658717061
    21/2852132108210921376
    31/2762552529813125592
    41/247298294114153298107
    51/238340336131174340122
    61/2211468462180240468168
    71/2112510504196262510183
    81/2013553546213284553198
    91/1714595588229305214
    101/1615638630245327229
    111/1518765756294393275
    121/1419808798311414290
    131/1320851840327436305
    141/1021893882343458321
    151/922360480336
    161/825409545382
    171/726425567397
    181/627442589412
    191/328458611427
    201/229474632443
    211/132523698489

    あさくまの権利付最終日(2025年1月29日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

    一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

    「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

    一般信用クロス取引手数料とやり方

    具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

    一般信用売り在庫がある場合、投資金額39.8万円、あさくまのクロス取引シミュレーションです。

    本日(2024年12月14日)から直近の優待権利日(2025年1月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

    優待取得の権利日当日、あさくまを39.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

    定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

    auカブコム証券
    【1日定額】

    買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

    「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:39.8万円は売買手数料無料
    クロスコスト=貸株料(48日分)+プレミアム料785円+プレミアム料
    【ワンショット】

    約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

    「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
    クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(48日分)+プレミアム料
    1,212円=198×2円+30円+785円+プレミアム料
    松井証券
    【定額:ボックスレート】

    買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

    「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
    クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(48日分)
    2,147円=1,100円+1,047円
    SMBC日興証券
    【ダイレクト】

    信用取引手数料は投資金額関係なく無料

    「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
    クロスコスト=金利(1日)+貸株料(48日分)
    760円=27円+733円

    ※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

    ※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

    ※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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    制度信用クロス取引手数料とやり方

    具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

    優待取得の権利日当日、あさくまを39.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

    SBI証券
    【定額:アクティブプラン】

    現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

    「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.8万円は売買手数料無料
    クロスコスト=貸株料(4日分)のみ170円
    【スタンダード】

    約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

    「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
    クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
    477円=198×2円+31円+50円
    GMOクリック証券
    【1日定額】

    現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

    「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.8万円は売買手数料無料
    クロスコスト=貸株料(4日分)のみ168円
    【1約定】

    約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

    「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
    クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
    444円=187×2円+22円+48円
    auカブコム証券
    【1日定額】

    買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

    「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.8万円は売買手数料無料
    クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料50円+プレミアム料
    【ワンショット】

    約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

    「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
    クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
    477円=198×2円+30円+50円+プレミアム料
    松井証券
    【定額:ボックスレート】

    買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

    「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
    クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
    1,150円=1,100円+50円
    楽天証券
    【いちにち定額】

    買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

    「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:39.8万円は売買手数料無料
    クロスコスト=貸株料(4日分)48円
    【超割】

    約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

    「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
    クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
    475円=198×2円+31円+48円
    SMBC日興証券
    【ダイレクト】

    信用取引手数料は投資金額関係なく無料

    「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
    クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
    77円=27円+50円
    SBIネオトレード証券
    【定額と1約定】

    信用取引手数料は投資金額関係なく無料

    「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
    クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
    73円=25円+48円

    ※優待権利日最終日の貸株日数は、逆日歩日数の3日に返却日を加えた4日です。

    ※あさくまの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

    あさくま(7678)のクロス取引・株主優待まとめ

    • あさくまは人気優待でもあり、高額逆日歩常連銘柄
    • 3月の権利日の時から、最大逆日歩が発生している
    • 運が良ければ優待価値のほうが上回るときもあるが、高リスクなので制度信用クロス取引はおすすめしない
    • 一般信用売り在庫の取扱数も少ない
    • 優待目当てならテンポスホールディングの方が優待利回りはよい
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