第一交通産業株主優待

タクシー会社の最大手『第一交通産業』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)を知りたい方向けの記事です。

投資メモ

第一交通産業は、タクシー事業で有名ですが、不動産事業も収益の柱
グループ企業に那覇バス・琉球バス交通

第一交通産業(9035)の株主優待

第一交通産業(9035)の株主優待は、タクシークーポン券やグループ施設で利用できる各種割引券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
3年未満 継続保有3年以上
100株以上 1冊 1冊
600株以上 2冊 2冊
1,000株以上 3冊 4冊
2,000株以上 5冊 8冊
3,000株以上 8冊 12冊
4,000株以上 10冊 15冊
5,000株以上 13冊 20冊
6,000株以上 15冊 23冊
7,000株以上 18冊 27冊
8,000株以上 20冊 30冊
9,000株以上 25冊 38冊
10,001株以上 30冊 45冊

第一交通産業(9035)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

タクシークーポン割引券について

タクシーチケットは、1冊の中に合計1,000円分の割引券が入っています。

第一交通産業のタクシー及び、No.1タクシーチケットネットワークのタクシーでも利用できます。

また額面の範囲内で「那覇バス・琉球バス交通」の指定営業所にて沖縄県内ICカード「OKICA」にチャージも可能です。

お釣りはでません。

タクシーやバス乗車以外での利用も可能

タクシークーポン券のみ、券面額の範囲内で株主専用の「カタログ掲載商品」と引換えする事も可能です。

タクシー利用が出来ない方でも、カタログギフトが貰える優れた優待制度です。

また、未使用のタクシークーポン1冊に付き、次の割引も受けられます。

分譲マンション : 販売定価価格の2%割引
戸建て住宅 : 建物定価価格の2%割引
リフォーム : リフォーム請負価格の3%割引

さらに、タクシークーポン1冊で、次の割引も可能です。

自動車整備工場 :整備工賃やパーツ 定価価格の10%割引
第一ケアサービス: サービス付高齢者向住宅の体験宿泊料の50%割引
DAIICHIダイナミックゴルフ: 500円分のご利用券

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

継続保有が必須ではなく、3年以上、1,000株以上でタクシークーポンが増えるランクアップ特典です。

継続保有の条件

3月末日及び9月末日の直近株主名簿に、継続して1株以上を保有し、同一株主番号で連続7回以上記載または記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

第一交通産業に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

第一交通産業の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年3月31日

権利付き最終日:3月27日(木)・・・残り4ヵ月と6日(126日)
逆日歩日数:1日

第一交通産業(9035)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code9035優待内容株主優待タクシー利用券
業種陸運業上場市場福証普通 
決算3月 優待月3月、9月
本社福岡上場年月日2000年4月26日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数39,227,000企業のHP優待詳細
優待の種類旅行・宿泊 暮らし 自社商品

株価更新日:2024年11月20日

20日の終値株価756円最低投資額75,600円
最低必要株数100継続保有継続保有特典

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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第一交通産業(9035)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-268081,6001,200-4009,9000.07.210.0
2024-03-2785910020010013,5000.07.230.0
2023-09-278800.0-200-2009,80021.67.230.0
2023-03-298220.0-100-1008,50021.67.23
2022-09-287600.0-700-7006,00019.26.430.0
2022-03-297310.0-100-1005,20012.812.81注意
2021-09-28769-400-600-20014,4006.46.41
2021-03-29721-100-400-30012,00012.812.81注意
2020-09-28616200-1,100-1,3009,0005.65.61
2020-03-276301,900-100-2,00016,10011.211.21注意
2019-09-26761600-100-70013,6006.46.41
2019-03-267752,5002,200-3006,2006.43
2018-09-25878900200-70012,1007.23
2018-03-279805,4003,800-1,6007,7008.0310.0

第一交通産業(9035)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年3月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は793、クロス取引可能な貸借銘柄は553、同じ優待分類の企業も多いです。

    第一交通産業と同じ優待分類の銘柄です。

    尚、3月実施の『旅行・宿泊 暮らし 自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2022/03/29:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2021/03/29:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2020/03/27:1,120円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は39,227,000であり、福証普通 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:福証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)20003,1000003,100-0
    11/19(火)002,9000002,900-0
    11/18(月)002,9000002,900-0
    11/15(金)002,9000002,900-0
    11/14(木)002,9000002,900-0
    11/13(水)002,9000002,900-0
    11/12(火)002,9000002,900-0
    11/11(月)002,9000002,900-0
    11/08(金)002,9000002,900-0
    11/07(木)002,9000002,900-0
  5. 第一交通産業の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    高額逆日歩の常連銘柄です。過去に3回も最大逆日歩になっているので、最大限の警戒が必要です。
    • 2023/09/27:2,160円 (3日)
    • 2023/03/29:2,160円 (3日)
    • 2022/09/28:1,920円 (3日)
    • 2022/03/29:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2021/09/28:640円 (1日)
    • 2021/03/29:1,280円 (1日)・・・注意
    • 2020/09/28:560円 (1日)
    • 2020/03/27:1,120円 (1日)・・・注意
    • 2019/09/26:640円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:必要株数では警戒範囲
    株数によって複数の優待バリエーションがあります。確認できただけでも12つ、大量取得者がいると危険です。
    • 100株:約8万円
    • 600株:約45万円
    • 1000株:約76万円
    • 2000株:約151万円
    • 3000株:約227万円
    • 4000株:約302万円
    • 5000株:約378万円
    • 6000株:約454万円
    • 7000株:約529万円
    • 8000株:約605万円
    • 9000株:約680万円
    • 10001株:約756万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典あり、条件次第で、リスクの増減有!

    第一交通産業と同じ1,000円相当の銘柄です。


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第一交通産業(9035)の優待クロス(制度・一般)

第一交通産業は、逆日歩の発生しない、一般信用取引も可能です。

11月20日の終値、株価756円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額7.6万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/272161668166
23/265414016214115
33/256494819254917
43/247575622295720
53/218656425336523
63/209737228377326
73/1912979637509735
83/1813106104415410638
93/1714114112445841
103/1415122120476244
113/1316130128506747
123/1219154152597955
133/1120162160628358
143/1021171168668761
153/722699264
163/623729667
173/5268110876
183/4278411279
193/3288711782
202/28299112185
212/27309412587
222/263310313796

第一交通産業の権利付最終日(2025年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額7.6万円、第一交通産業のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、第一交通産業を7.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(128日分)+プレミアム料400円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(128日分)+プレミアム料
598円=99円+99円+400円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(128日分)533円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(128日分)
378円=5円+373円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、第一交通産業を7.6万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ16円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ16円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
192円=90円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
203円=99円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:7.6万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
10円=5円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=5円+5円

投資金額7.6万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※第一交通産業の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

第一交通産業(9035)のクロス取引・株主優待まとめ

第一交通産業(9035)の株主優待は魅力ですが、出来高が少ないので、ご注意です。

少しの信用売りでもすぐに株不足になります。

加えて、注意喚起の規制も入りやすいので、高額逆日歩になる確率は非常に高いです。

それでも、株価が安いので、高額逆日歩が発生しても、優待価値の方が上回る傾向です。

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