ニトリホールディングス株主優待

家具・インテリア販売事業を展開する『ニトリホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

過去の逆日歩クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。

投資メモ
ニトリHDは、日本を代表する家具・インテリア製造・販売企業です。
ライバルはIKEA!国内及び台湾・米国・中国に事業展開中!

ニトリホールディングス(9843)の株主優待

ニトリホールディングス(9843)の株主優待は、全国のニトリ、デコホームの店舗で利用可能な割引券です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
1年未満 継続保有1年以上
100株以上 5枚 10枚
500株以上 5枚 15枚

ニトリホールディングス(9843)の優待権利日は年1回、2月20日のみです。

買い物代金が10%引きになる割引券、100株保有で5枚貰えます。

割引券1枚の上限は10万円までとなっていますが、家具やインテリアの割引はメリットありです。

当サイトのルール上、割引優待券の価値は一律500円と決めていますが、目的がしっかりしている場合、5,000円、10,000円の優待価値にしてもいいぐらいです。

有効期限も約1年と長く使える優待割引券です。

魅力あるインテリアが多いデコホームでも利用可能、ただしネットショップは対象外です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、1年以上で割引券が増えるランクアップ特典です。

割引額が増えるわけではないので、1年間の間に何度もニトリで買い物予定の方に向いている長期保有制度です。

継続保有の条件

毎年2月20日、8月20日の株主名簿に同一番号で連続3回以上記載または記録され、かつ同期間の保有株式数が継続して所定の株式数以上であること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2026年2月20日」です。

権利付き最終日の「2月18日」までに100株以上の取得が必要です。

ニトリホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ニトリホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2026年2月20日

権利付き最終日:2月18日(水)・・・残り10ヵ月と16日(322日)
逆日歩日数:4日

ニトリホールディングス(9843)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code9843優待内容割引券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月2月20日
本社北海道上場年月日1989年9月27日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数114,443,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 暮らし

株価更新日:2025年4月1日

1日の終値株価14,345円最低投資額1,434,500円
最低必要株数100継続保有特典

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ニトリホールディングス(9843)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-03-2723,715-11,600-26,800-15,200633,7004.5190.4375.0
2023-03-2916,2750-7,700-7,700427,1000.0130.4373.0
2022-02-1616,78512,300-55,200-67,500728,5000.75134.4370.0
2021-02-1721,18519,900-5,000-24,900645,5000.0169.6366.0
2020-02-1816,845-13,300-104,500-91,200484,7000.5135.2154.0
2019-02-1513,86011,200-29,100-40,300553,2000.0111.2150.0
2018-02-1517,7756,400-63,000-69,400854,0002.0142.4147.0
2017-02-1512,5900-72,500-72,500496,8003.15100.8147.0
2016-02-168,04017,900-38,700-56,600859,9000.1564.8335.0
2015-02-177,290-34,200-128,000-93,800718,1002.458.4329.0
2014-02-179,560-7,650-103,950-96,300220,2004.180.0155.0
2013-02-156,75028,500-43,200-71,700469,6000.256.01
2012-02-157,010450-38,300-38,750588,3000.064.01
2011-02-157,530-25,100-86,050-60,950292,2000.664.03

クロス取引するには、ちょっと高額の為でしょうか、逆日歩はいつも少額です。

ニトリホールディングス(9843)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月20日)の逆日歩日数

    ×:逆日歩日数では警戒範囲
    2026年2月20日は、逆日歩日数が4日と、通常の権利日よりリスクが高まっています。
  2. 2月20日のクロス取引可能な銘柄数

    ×:銘柄数では警戒範囲
    2026年2月20日のクロス取引可能な銘柄数は5と、極端に数が少なく、1つの銘柄に集中する可能性も高くかなり危険です。

    ニトリホールディングスと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、2月実施の『買物券 暮らし』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は114,443,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2025年4月1日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/31(月)1,0005,20079,60000079,600-0
    03/28(金)1,50040083,800010,400083,800-0
    03/27(木)1,1001,80082,7002,500010,40072,3007.950
    03/26(水)3,70030083,4001008007,90075,50010.560
    03/25(火)1001,00080,00002008,60071,4009.30
    03/24(月)7007,00080,9007,80008,80072,1009.190
    03/21(金)2,4003,20087,20080001,00086,20087.20
    03/19(水)6,1001,00088,0000020087,800440.00
    03/14(金)13,800083,5001,0001001,10082,40075.910
    03/13(木)1003,80069,700020020069,500348.50
  5. ニトリホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去10回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2024/03/27:450円 (3日)
    • 2022/02/16:75円 (3日)
    • 2020/02/18:50円 (1日)
    • 2018/02/15:200円 (1日)
    • 2017/02/15:315円 (1日)
    • 2016/02/16:15円 (3日)
    • 2015/02/17:240円 (3日)
    • 2014/02/17:410円 (1日)
    • 2013/02/15:20円 (1日)
    • 2011/02/15:60円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ×:必要株数では警戒範囲
    優待取得の最低投資金額だけでも100万越え、さらに2つのバリエーションもあり警戒が必要です。
    • 100株:約143万円
    • 500株:約717万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    優待価値は低いですが、『ニトリホールディングス』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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ニトリホールディングス(9843)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ニトリの場合、高額逆日歩を心配するより、貸株料(手数料)負担の方が、大変です。

手数料をきちんと理解しないで、早めのクロス取引したら、大赤字決定です。

逆日歩リスクを知ったら、次はニトリホールディングスのクロス取引手数料です。

4月1日の終値、株価14,345円の必要株数分(100株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額143万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/185764754294392764274
22/176917905353470917329
32/1671,0701,0564115481,070384
42/1381,2221,2074706271,222439
52/1291,3751,3585297051,375494
62/11121,8341,8107059401,834658
72/10131,9861,9617641,0191,986713
82/9142,1392,1128231,0972,139768
92/6152,2922,2638821,175823
102/5162,4452,4139401,254878
112/4192,9032,8661,1171,4891,042
122/3203,0563,0171,1751,5671,097
132/2213,2093,1681,2341,6451,152
141/30223,3613,3181,2931,7241,207
151/29231,3521,8021,262
161/28261,5282,0371,426
171/27271,5872,1161,481
181/26281,6452,1941,536
191/23291,7042,2721,591
201/22301,7632,3511,645
211/21331,9392,5861,810
221/20341,9982,6641,865

ニトリホールディングスの権利付最終日(2026年2月18日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額143万円、ニトリホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年4月2日)から直近の優待権利日(2026年2月20日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ニトリホールディングスを143万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計300万円まで3,300円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(327日分)(+プレミアム料)
22,517円=3,300円+19,217円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:1,515円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(327日分)+プレミアム料
20,096円=385×2円+109円+19,217円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計300万円まで3,300円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(327日分)
28,922円=3,300円+25,622円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(327日分)
18,034円=98円+17,936円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ニトリホールディングスを143万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

投資額143万円の手数料【現物:1,238円 信用:880円】

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:信用取引だけにまとめた方が手数料が安くなる為
クロスコスト=制度信用手数料(300万円以内)+金利(1日)+貸株料(5日)
1,655円=1,320円+110円+225円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:640円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が640円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(5日分)
1,105円=385×2円+110円+225円
GMOクリック証券
【1日定額】

143万円の手数料【現物:1,238円 信用:880円】

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:信用取引だけにまとめた方が手数料が安くなる為
クロスコスト=制度信用手数料(300万円以内)+金利(1日)+貸株料(5日)
1,643円=1,320円+108円+215円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:550円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が550円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(5日分)
822円=264×2円+78円+215円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計300万円まで3,300円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(5日分)(+プレミアム料)
3,525円=3,300円+225円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:1,515円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(5日分)+プレミアム料
1,105円=385×2円+109円+225円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計300万円まで3,300円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(5日分)
3,525円=3,300円+225円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計300万円まで3,300円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(5日分)
3,515円=3,300円+215円
【超割】

約定毎の手数料【現物:640円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が640円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(5日分)
1,095円=385×2円+110円+215円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(5日分)
323円=98円+225円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(5日分)
306円=90円+215円

投資金額143万円にもなると、貸株料等の負担が大きくなるので、証券会社選びも大事です。

※ニトリホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ニトリホールディングス(9843)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ニトリHDの株主優待は、利用する目的があるならメリットがある割引券
  • ニトリ以外に、デコホームでも利用できるので、利便性は意外と良い
  • 問題は優待取得のための投資資金!手数料がどうしても高くつくのが問題!
  • ニトリの場合は、高額逆日歩より手数料(貸株料)の心配が必要!
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