ポートの株主優待はQUOカード

驚愕のQUOカード優待実施を発表した『ポート』の株主優待情報をまとめました。

ここ連日、優待の新設や拡充が発表されています。

ポートと同じ日に、マーキュリアHDとネオマーケティングが優待の新設です。

第一生命HDもベネフィット・ステーションの拡充を発表です。

でも、優待新設の話題をさらったのは、ポート、それはもう、株価にも反映です。

そんなポートのつなぎ売り(クロス取引)に必要な、過去の逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)もご紹介です。

投資メモ

デジタルマーケティングを活用して、企業とユーザーをつなぐプラットフォームを提供
キャリア支援や金融サービスの分野で強みを持ち、ユーザーのニーズに応じた情報提供やサービスがある
BtoC向けのWebサービスを中心に、企業の集客支援や成約率向上に貢献

ポート(7047)の株主優待

ポート(7047)の株主優待は、元気いっぱいQUOカードと発表がありましたが、すぐにデジタルギフトに変更です。

優待内容詳細

優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

優待新設3日後の拡充(現状)

保有株式数 優待内容
100株以上 デジタルギフト5,000円分

デジタルギフトとは、簡単にスマホで使える電子マネーです。

Amazon ギフトカード / QUO カード Pay / PayPay マネーライト / d ポイント / au PAY ギフトカード /
Visa e ギフト vanilla / 図書カード NEXT / Uber Taxi ギフトカード / Uber Eats ギフトカード /
Google Play ギフトコード / PlayStationRStore チケット

WEBにて、簡単にギフトコードなどで貰えます。

全て電子ギフトです。

つまり、QUOカードのように郵送で発送される可能性は低いです。

気になるのは、図書カードNEXTですが、QRコードなどによるネットギフトにも対応しているので、こちらも電子ギフトになるでしょう。

図書カードは、優待でも人気の某ショップなどで使えるので、結構お気に入りです。

詳しくは「図書カードが使えるお店(驚愕:本屋以外にも使える)」を参考に。

企業側としても、優待対応が楽なので、QUOカードから電子ギフトに変更したことが伺えます。

QUOカードがなくなってしまったので、個人的には改悪ですが、選択肢が増えたので、世間一般的には、拡充でしょう。

優待新設時の発表(実施なし)

保有株式数 優待内容
100株以上 QUOカード5,000円分

QUOカードには、スマホアプリで使えるQUOカードPayもありますが、QUOカードが圧倒的に人気です。

わざわざQUOカードPayからQUOカードに優待内容を変更した銘柄もあるほどです。

QUOカードの利便性に関しては、「QUOカードが使える飲食店」などでまとめているので、お時間がある時にでも・・・

ディズニーリゾートでの使い方などを掲載、時間を無駄にはさせません。

 

さて、そんな利便性も抜群のQUOカードが、ポートの株主になれば、年間10,000円分も貰えます。

8月13日に発表がありましたが、翌日の8月14日は、400円上昇のストップ高で、2,192円です。

優待利回りからしたら、これでもまだまだ激安価格かも知れません。

 

多くの方が買いたいと思っているからこその需要ですが、まあ数か月後には、落ち着くことでしょう。

ただ、ポートの優待実施には、秘密があります。

ポートの株主優待は新設ではない?!

株主優待に関して、優待新設と発表されていません。

つまり、2024年9月末と2025年3月末は実施するという事だけなのです。

逆の発想もあり、下手したら、2025年9月末は、優待を実施しないかも知れません。

普通なら、記念優待みたいなものなのですが、続きがあります。

今後につきましても当社の株主還元策を総合的に勘案し、長期保有の株主様への還元を含め継続的かつ積極的な株主還元を行っていく方針であります。(引用元:ポートの株主優待の実施に関するお知らせ)

優待新設とは発表していませんが、長期保有を含めてのサプライズがあるかもしれません。

期待するかしないかは、あなた次第です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

ポートに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

ポートの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年3月31日

権利付き最終日:3月27日(木)・・・残り4ヵ月と6日(126日)
逆日歩日数:1日

ポート(7047)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code7047優待内容クオカード
業種サービス業上場市場東証グロース 
決算3月 優待月3月、9月
本社東京上場年月日2018年12月21日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数13,981,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカード

株価更新日:2024年11月21日

21日の終値株価1,797円最低投資額179,700円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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ポート(7047)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-261,971100-78,200-78,300463,9000.0532.010.0注意
2024-03-272,103519,200516,800-2,400249,4000.035.232.0注意
2023-09-272,255108,200115,6007,400372,9000.036.830.0停止
2023-03-291,82334,50027,300-7,200279,6000.015.230.0

参考までに優待実施する前、2024年3月までの逆日歩データも掲載です。

ポート(7047)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年3月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は793、そのうち553銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    ポートと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、3月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    △:やや注意
    現時点で注意喚起等の規制はありませんが、過去に3回、優待権利日に規制が入っているので、やや注意です。
    • 2024/09/26:5円 (1日)・・・注意
    • 2024/03/27:0円 (3日)・・・注意
    • 2023/09/27:0円 (3日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は13,981,000であり、東証グロース 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)2,90030046,1004,50009,70036,4004.750
    11/19(火)090043,5001001005,20038,3008.370
    11/18(月)2001,80044,4002,00005,20039,2008.540
    11/15(金)2,9001,40046,000003,20042,80014.380
    11/14(木)6,20026,70044,5003,2002003,20041,30013.910
    11/13(水)7,4001,10065,000200020064,800325.00
    11/12(火)070058,70000058,700-0
    11/11(月)010059,40000059,400-0
    11/08(金)30010059,50000059,500-0
    11/07(木)1,000059,30000059,300-0
  5. ポートの発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    最大逆日歩も高額逆日歩も発生していませんが、1回ほど、少額ながら逆日歩は過去に発生しています。
    • 2024/09/26:5円 (1日)・・・注意

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみ、株価もそれほど高くないので、逆日歩リスクは少ないです。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    3月実施の高額優待、他にもあります。


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ポート(7047)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

ポートの逆日歩の次は、貸株料(手数料)です。

11月21日の終値、株価1,797円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額18.0万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/272383815203814
23/265969537499635
33/256115114445911541
43/247135133526913548
53/218154152597915455
63/209173171678917362
73/19122312288911823183
83/18132502479612825090
93/171426926610413897
103/1415288285111148104
113/1316308304118158110
123/1219365361141187131
133/1120385380148197138
143/1021404399155207145
153/722163217152
163/623170227159
173/526192256180
183/427200266186
193/328207276193
202/2829215286200
212/2730222296207
222/2633244325228

ポートの権利付最終日(2025年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額18.0万円、ポートのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、ポートを18.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(128日分)+プレミアム料947円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(128日分)+プレミアム料
1,210円=115円+148円+947円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(128日分)1,262円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(128日分)
896円=12円+884円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、ポートを18.0万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ38円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
274円=115円+148円+11円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ38円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
254円=100円+143円+11円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料11円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
274円=115円+148円+11円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)11円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)11円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
274円=115円+148円+11円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
24円=12円+11円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
22円=11円+11円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※ポートの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

ポート(7047)のクロス取引・株主優待まとめ

  • ポートの株主優待は、QUOカードデジタルギフト5,000円と大判振る舞い
  • 今後を考え、現物保有も魅力、累進配当を発表しているで、今後は100円を超えるかも!
  • 多くの方が見落としているかも知れませんが、優待実施発表の同日に注意喚起の規制も発生
  • IPOより儲かるチャンスが到来しているかもしれませんが、投資初心者の今すぐの参戦は危険かもしれない
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