DCMホールディングス株主優待クロス取引

国内最大級のホームセンターグループ『DCMホールディングス』の株主優待情報をまとめました。

DCMホールディングスの株主優待歴10年以上の投資家が本音で感想!

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ
DCMホールディングスは、M&Aで次々全国のホームセンターを傘下に取り入れた、大手ホームセンターグループ企業です。
DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねはもちろん、北海道のホーマックやケーヨーも傘下!

DCMホールディングス(3050)の株主優待

DCMホールディングス(3050)の株主優待は、系列のグループ店舗のホームセンターで利用できる買物券です。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容
3年未満継続保有3年以上
100株以上500円分2,000円分
500株以上1,000円分3,000円分
1,000株以上2,000円分5,000円分

DCMホールディングス(3050)の優待権利日は年1回、2月末のみです。

DCMホールディングスの株主優待、2019年2月までは、自社ブランドの詰め合わせが、段ボールぎっしり詰まって送られてきました。

スポンジなどの日用品が中心、使い勝手のよいアイテムが揃っていて、かなりお気に入りの優待制度です。

今でいうなら「レック」の優待制度に近いイメージです。

それが、優待制度の改悪!

もちろん、企業発表では、変更とだけ・・・改悪とは言っていませんが、世間一般的な評価です。

そして現在は、DCMホールディングス傘下のホームセンターで利用できる買物券です。

DCMホールディングス株主優待

1枚500円の買物券、有効期限は約1年です。

お釣りはでませんが、利用枚数等の制限はなく、使い勝手は良いです。

優待券が利用できるホームセンター

DCM、DCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねや、ホーマックニコット、ホダカ、ケーヨーデイツー

優待変更時には、利用できなかったケーヨーの店舗でも使えるようになって、個人的には結構気に入っていますが、以前に比べて優待価値が下がったのが残念です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、3年以上で優待価値がアップするランクアップ特典です。

継続保有の条件

同じ株主番号で、2月末日および8月31日現在の株主名簿に7回以上連続で記録されること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年2月28日」です。

権利日最終日の「2月26日」までに100株以上の取得が必要です。

DCMホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年2月28日

権利日最終:2月26日(月)・・・残り11ヵ月と4日(341日)
逆日歩日数:1日

DCMホールディングス(3050)の基本情報

情報更新日:2023年2月12日

code3050優待内容買物券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算2月 優待月2月
本社東京上場年月日2006年9月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数157,000,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券

株価更新日:2023年3月17日

17日の終値株価1,129円最低投資額112,900円
最低必要株数100継続保有特典

DCMホールディングス(3050)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-02-241,101-4,900-115,400-110,500926,4000.19.6117.0
2021-02-241,087116,30098,100-18,2002,059,100316.0
2020-02-261,030-7,300-74,800-67,5001,063,9000.158.8314.0
2019-02-251,114-77,700-194,600-116,9001,000,5000.89.6114.0
2018-02-231,082-70,600-260,500-189,900769,8001.08.8113.0
2017-02-231,007-3,400-179,200-175,800831,6000.958.8113.0
2016-02-24828-2,900-232,500-229,6001,196,5001.77.2111.0
2015-02-24871-50,600-248,500-197,900844,9000.157.2310.0
2014-02-2566881,000-41,600-122,600730,8000.158.0310.0
2013-02-25650109,600-168,600-278,2001,081,1000.058.01
2012-02-2460649,500-198,600-248,1001,320,2000.058.01
2011-02-2351557,800-217,300-275,100688,9000.058.01

さすが、国内最大級の売上を誇るホームセンターである大型株、優待権利日ぐらいで、深刻な株不足にはなりません。

DCMホールディングス(3050)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(2月28日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年2月28日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 2月28日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄は全部で121、クロス可能な貸借銘柄は74、類似優待銘柄は多いですが、注意が必要です。

    DCMホールディングスと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、2月実施の『買物券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株数は157,000,000もありますが、優待が人気のため、権利日最終日はいつも株不足になっており、警戒が必要。

    逆日歩更新日:2023年3月20日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/17(金)1005003,5002001001,7001,8002.060
    03/16(木)20003,90001,3001,6002,3002.440
    03/15(水)6004003,7002002002,9008001.280
    03/14(火)6001,6003,5006001002,9006001.210
    03/13(月)05004,50001,0002,4002,1001.880
    03/10(金)1007,1005,0003007003,4001,6001.470
    03/09(木)4,200012,0006001003,8008,2003.160
    03/08(水)09007,8006004003,3004,5002.360
    03/07(火)1,1002,8008,7001006003,1005,6002.810
    03/06(月)1,10010010,4001008003,6006,8002.890
  5. DCMホールディングスの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去11回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/02/24:10円 (1日)
    • 2020/02/26:15円 (3日)
    • 2019/02/25:80円 (1日)
    • 2018/02/23:100円 (1日)
    • 2017/02/23:95円 (1日)
    • 2016/02/24:170円 (1日)
    • 2015/02/24:15円 (3日)
    • 2014/02/25:15円 (3日)
    • 2013/02/25:5円 (1日)
    • 2012/02/24:5円 (1日)
    • 2011/02/23:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約11万円
    • 500株:約56万円
    • 1000株:約113万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    優待価値は低いですが、『DCMホールディングス』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。

DCMホールディングス(3050)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

総合的な判断でも、高額逆日歩になる可能性はかなり低いとみていますが、少しでもリスクを減らすなら、一般信用売り在庫によるクロス取引も可能です。

DCMホールディングスの逆日歩が嫌なら、早めの一般信用クロス取引です。

3月17日の終値、株価1,129円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額11.3万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
12/2622424912249
22/233363614193613
32/224484819254817
42/217858333438530
52/208979537509735
62/199109107425610939
72/1610121119466212143
82/1511133131516813348
92/1414169167658761
102/1315181179709365
112/1216193191749969
122/9172052037910574
132/8182172158411178
142/7212542509813091
152/62210213695
162/523107142100
172/224111149104
182/125116155108
191/3128130173121
201/3029135180126
211/2930139186130

DCMホールディングスの権利付最終日(2024年2月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額11.3万円、DCMホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年3月22日)から直近の優待権利日(2024年2月28日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、DCMホールディングスを11.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(343日分)+プレミアム料1,593円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(343日分)+プレミアム料
1,856円=115円+148円+1,593円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(343日分)2,124円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(343日分)
1,494円=8円+1,487円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、DCMホールディングスを11.3万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ24円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
270円=115円+148円+7円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ24円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
250円=100円+143円+7円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料7円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
270円=115円+148円+7円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)7円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.3万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)7円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
270円=115円+148円+7円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
15円=8円+7円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
14円=7円+7円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※DCMホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

DCMの一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
03/21(火)400400400400
03/20(月)400400400400
03/19(日)-400-400
03/18(土)-400-400
03/17(金)400400400400
03/16(木)400400400400
03/15(水)100400400400
03/14(火)100100100100
03/13(月)100100100100
03/12(日)-100-100
03/10(金)100100100100
03/09(木)100100100100

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

DCMホールディングス(3050)のクロス取引・株主優待まとめ

  • DCMホールディングスの株主優待は、日用品のセットから買物券に優待制度が変更!
  • 買物券は、全国にあるDCM系列の店舗で利用できるので、利便性は高い
  • 過去の逆日歩は、最大でも100株で170円、発行済み株式数も多いので、急な株不足の心配は少ない
  • クロス取引するなら、いかに手数料を安く抑えるかが腕の見せ所!
  • 管理人は、ほぼ毎回優待権利日最終日のクロス取引で損した事なし!
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