マツキヨココカラ&カンパニー株主優待

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)は、2021年10月にマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが経営統合して発足しています。

経営統合することで、株主優待的にメリットはあるのか?

優待クロス取引はお得?

新株主優待制度、貸株料等の手数料、過去の逆日歩一覧データ、全部まとめて大公開!

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)の株主優待

株主優待は、グループ店舗で利用可能な商品券です。

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上2,000円相当の商品券
500株以上3,000円相当の商品券
1,000株以上5,000円相当の商品券

優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

マツモトキヨシの株主優待は、ココカラファインと経営する事で、利用できる店舗がグーンと増えています。

従来の店舗数と比較してみると、利便性がアップしたことがわかります。

マツキヨ商品券の使える店舗【2021年度まで】

マツモトキヨシ、Medi+マツキヨ、H&B Place、petit madoca、ミドリ薬品、くすりのラブ、くすりのラブ薬局、どらっぐぱぱす、ぱぱす薬局、ファミリードラッグ、ヘルスバンク、ドラッグナカジマ、ダルマ、シメノドラッグ

マツキヨ商品券の使える店舗【2022年度以降】

マツモトキヨシ、Medi+マツキヨ、H&B Place、petit madoca、ミドリ薬品、くすりのラブ、くすりのラブ薬局、どらっぐぱぱす、ぱぱす薬局、ファミリードラッグ、ヘルスバンク、ドラッグナカジマ、ダルマ、シメノドラッグ、ココカラファイン、セイジョー、ドラッグストアいわい、ドラッグセガミ、パワードラッグワンズ、ジップドラッグ、ライフォート、マルゼン、シンヤクドー、ホップスドラッグ、マツノキ薬局、スズラン薬局、コダマ、ドラッグフリーダム、クスリ岩崎チェーン

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100株以上の取得が必要です。

マツキヨココカラ&カンパニーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り3ヵ月と17日(109日)
逆日歩日数:3日

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code3088優待内容自社グループ商品券
業種小売業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社千葉上場年月日2007年10月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数142,966,000企業のHP優待詳細
優待の種類買物券 暮らし

株価更新日:2023年6月9日

9日の終値株価7,877円最低投資額787,700円
最低必要株数100継続保有-

マツキヨココカラ&カンパニー過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-294,4805,000-31,800-36,800690,0000.236.0135.0
2021-09-284,905-8,600-84,800-76,2001,501,5005.3540.0135.0
2021-03-295,060-82,100-144,800-62,700478,3002.7540.8135.0
2020-09-284,010-19,300-132,700-113,400971,2005.432.8135.0
2020-03-274,020-16,500-86,500-70,0001,019,1002.732.8135.0
2019-09-264,040-38,000-102,100-64,1001,028,7002.9532.8135.0
2019-03-263,7205,600-19,000-24,600623,9000.1530.4335.0
2018-09-254,585-1,400-22,100-20,700818,2000.036.8330.0
2018-03-274,3408,800-17,200-26,000489,6000.1535.2330.0
2017-09-267,450-49,000-83,100-34,100718,9008.160.0350.0
2017-03-285,47012,200-24,200-36,400340,9002.5544.0350.0
2016-09-275,360-1,000-51,200-50,200436,9007.243.2345.0
2016-03-286,0601,500-52,300-53,800461,8003.348.8145.0
2015-09-255,19025,000-54,300-79,300667,2000.041.6140.0
2015-03-264,3755,700-85,100-90,800402,5000.135.2130.0
2014-09-253,385-16,600-189,300-172,700576,1004.527.2130.0
2014-03-263,2553,300-113,300-116,600382,2000.528.0130.0
2013-09-253,1603,000-237,700-240,700611,3001.528.0130.0
2013-03-262,728-17,400-145,200-127,800329,6001.524.03
2012-09-251,961-80,000-267,700-187,700479,5001.6516.03
2012-03-271,807-11,100-125,900-114,800354,3002.2516.03
2011-09-271,60515,200-157,200-172,400390,2000.916.03
2011-03-281,61615,100-126,400-141,500351,3000.7516.01

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施数は389と多く、クロス取引可能な銘柄数も280ですが、ユニークな優待で注目の可能性もありです。

    9月実施、「自社グループ商品券」優待銘柄。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株数は142,966,000もありますが、優待が人気のため、権利日最終日はいつも株不足になっており、警戒が必要。

    逆日歩更新日:2023年6月9日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)1003006,6005,8001,50053,200-46,6000.120.15
    06/07(水)2004006,8008004,10048,900-42,1000.140.45
    06/06(火)1001,2007,0003,0001,20052,200-45,2000.130.15
    06/05(月)06008,1009,60060050,400-42,3000.160.15
    06/02(金)6,9002008,7009,4002,60041,400-32,7000.210.15
    06/01(木)016,4002,00016,80060034,600-32,6000.060.05
    05/31(水)6,5003,10018,4004,10070018,40001.00
    05/30(火)3,2005,10015,00040010015,00001.00
    05/29(月)1,4002,00016,9001,0001,80014,7002,2001.150
    05/26(金)70080017,5003,7001,00015,5002,0001.130
  5. マツキヨココカラ&カンパニーの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去21回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2022/03/29:20円 (1日)
    • 2021/09/28:535円 (1日)
    • 2021/03/29:275円 (1日)
    • 2020/09/28:540円 (1日)
    • 2020/03/27:270円 (1日)
    • 2019/09/26:295円 (1日)
    • 2019/03/26:15円 (3日)
    • 2018/03/27:15円 (3日)
    • 2017/09/26:810円 (3日)
    • 2017/03/28:255円 (3日)
    • 2016/09/27:720円 (3日)
    • 2016/03/28:330円 (1日)
    • 2015/03/26:10円 (1日)
    • 2014/09/25:450円 (1日)
    • 2014/03/26:50円 (1日)
    • 2013/09/25:150円 (1日)
    • 2013/03/26:150円 (3日)
    • 2012/09/25:165円 (3日)
    • 2012/03/27:225円 (3日)
    • 2011/09/27:90円 (3日)
    • 2011/03/28:75円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約79万円
    • 500株:約394万円
    • 1000株:約788万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    マツキヨココカラ&カンパニーと優待価値が2,000円でほぼ一緒、9月実施の優待一覧。

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクの次は、マツキヨココカラ&カンパニーのクロス取引手数料で比較です。

6月9日の終値、株価7,877円の必要株数分(100株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額79万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274338333130173338121
29/265422417162216422152
39/256506500195260506182
49/227591583227303591212
59/218675667260346675242
69/2011929917357476929333
79/19121,0131,0003905191,013364
89/15131,0971,083422563394
99/14141,1821,167455606424
109/13181,5191,500584779545
119/12191,6041,583617822576
129/11201,6881,667649866606
139/8211,7731,750682909636
149/7221,8571,833714952667
159/6258121,082758
169/5268441,125788
179/4278771,169818
189/1289091,212848
198/31299421,255879
208/30321,0391,385970
218/29331,0711,4281,000

マツキヨココカラ&カンパニーの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額79万円、マツキヨココカラ&カンパニーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、マツキヨココカラ&カンパニーを79万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(111日分)(+プレミアム料)
5,804円=2,200円+3,604円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(111日分)+プレミアム料
4,434円=385×2円+60円+3,604円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(111日分)
7,005円=2,200円+4,805円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(111日分)
3,418円=54円+3,363円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、マツキヨココカラ&カンパニーを79万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:79万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ338円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
930円=385×2円+61円+100円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:79万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ333円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
667円=264×2円+43円+95円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,300円=2,200円+100円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
930円=385×2円+60円+100円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,300円=2,200円+100円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,295円=2,200円+95円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
926円=385×2円+61円+95円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
154円=54円+100円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
145円=50円+95円

投資金額79万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※マツキヨココカラ&カンパニーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

マツキヨココカラの一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
06/09(金)500500600600
06/08(木)600600600600
06/07(水)600600600600
06/06(火)600600600600
06/05(月)600600600600
06/02(金)600600600600
06/01(木)700700600600
05/31(水)700700700700
05/30(火)700700700700

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)のクロス取引・株主優待まとめ

マツキヨココカラ&カンパニー(3088)、旧マツモトキヨシの優待クロスは、株価が50万円前後の今、売買手数料が無料になるか、ギリギリの証券会社がいくつかあります。

それが、楽天証券とauカブコム証券です。こういう証券会社に限って、一般信用売り在庫が余っていたりするので、50万円以内の株価になった時にクロスすれば、逆日歩リスクのない優待クロスを安価に獲得できます。

尚、今後はココカラファインとの経営統合効果があらわれれば、もっと株価が高くなって優待クロスはしにくくなってしまうでしょう。それを見据えて現物保有という戦略もありです。

また、店舗を5つのフォーマットに再編しての出店も成功すれば、マツモトキヨシグループのドラッグストアの地位は盤石のものになるかもしれません!!

なお、優待利回りで考えると、マツキヨはQUOカードも使えるので、無理して商品券を取得しなくてもQUOカードで代用可能です。ただ、いつも権利日当日、一般信用売り在庫が余っているのをみかけたら、クロスしてしまうんですよね。

制度信用クロスはややリスクがあるので、管理人のように当日の一般信用売りの在庫で判断するのも良いでしょう。在庫がなかったら買わない!といった自分ルールを作っておくと、気持ちに任せた取引で、高額逆日歩に遭遇するリスクを減らせます。

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