モーニングスター(4765)の事業は、ファイナンシャル・サービスとアセットマネジメントです。もっと簡単に言うと、国内外の金融情報の提供や、投資商品の評価、分析レポートなどで利益を出している企業です。

そんなモーニングスターの優待クロス取引に必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、株主優待制度、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)の株主優待

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)の株主優待は、自社サービスと暗号資産です。

優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
3月末 9月末
100株以上 株式新聞6カ月分(26,400円相当)
仮想通貨(暗号資産)XRP(2,500円相当)
仮想通貨(暗号資産)XRP(2,500円相当)
500株以上 株式新聞12カ月分(52,800円相当)
仮想通貨(暗号資産)XRP(2,500円相当)
仮想通貨(暗号資産)XRP(2,500円相当)
SBIグローバルアセットマネジメント(4765)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

9月末より、3月末の優待の方が内容が豪華になっています。

また人気のあった「グループ会社商品(サプリメント)の無料引換券」と「My 投資信託アプリ(有料サービス部分)」の無料購読クーポンは、2019年3月末をもって廃止されています。

その代わりに2020年3月より登場したのが、暗号資産優待です。

暗号資産のXRP

暗号資産のXRPを、優待権利の月末の日本円価値にして、2,500円相当が貰えます。

2022年3月末の交換レートは、(1XRP=105.2円)です。

暗号資産を貰う為には、SBI VC トレードの口座開設が必要です。

株式新聞

株式新聞は、ウェブ版でネットで見れる新聞です。通常月ぎめ 1 ヶ月 4,400 円(税込)の無料購読クーポンです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

SBIグローバルアセットマネジメントに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

SBIグローバルアセットマネジメントの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り4ヵ月と28日(151日)
逆日歩日数:1日

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)の基本情報

情報更新日:2024年3月30日

code4765優待内容自社ウェブ新聞等
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月、9月
本社東京上場年月日2000年6月23日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数89,673,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社商品

株価更新日:2024年4月26日

26日の終値株価666円最低投資額66,600円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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SBIグローバルアセットマネジメント(4765)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2024-03-2775262,600-252,900-315,500943,5001.86.4313.0
2023-09-2757342,40025,400-17,000164,2000.04.838.5
2023-03-29497-28,500-216,400-187,900572,7001.54.033.0
2022-09-2846484,30035,000-49,300298,3000.04.038.25
2022-03-29587-34,800-168,800-134,000669,8000.654.819.0
2021-09-28530-3,700-111,600-107,900358,5000.054.818.0
2021-03-29476371,700105,500-266,200730,40018.5
2020-09-2845565,60055,900-9,70091,80017.5停止
2020-03-27391-17,900-20,400-2,500131,8000.058.018.0停止
2019-09-26372-10,800-25,400-14,60054,3000.058.017.0注意
2019-03-26314207,000105,400-101,600540,00037.5注意
2018-09-25397197,500264,90067,400473,10036.5停止
2018-03-2742338,900-112,600-151,500275,70021.68.0311.0注意
2017-09-2634050,10051,3001,20032,9003
2017-03-28350-42,6003,70046,300220,80038.510倍
2016-09-2727927,20030,5003,3009,9003
2016-03-2835034,90020,600-14,300179,90017.0停止
2015-03-2633581,900-19,100-101,000273,6000.054.015.5
2014-09-25270131,500131,5000.033,1001
2014-03-26316129,10083,800-45,30081,40014.2
2013-09-25310199,200216,30017,10026,6001
2013-03-2660,2013493578833
2012-09-2532,00154-1223
2012-03-2737,900-37-3345115.03
2011-09-2727,141107100-7483
2011-03-2829,499-23-18585.01

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は388、クロス取引可能な貸借銘柄は277、同じ優待分類の企業も多いです。

    SBIグローバルアセットマネジメントと同じ優待分類の銘柄です。

    尚、9月実施の『自社商品』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に8回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2020/09/28:0円 (1日)・・・停止
    • 2020/03/27:5円 (1日)・・・停止
    • 2019/09/26:5円 (1日)・・・注意
    • 2019/03/26:0円 (3日)・・・注意
    • 2018/09/25:0円 (3日)・・・停止
    • 2018/03/27:2,160円 (3日)・・・注意
    • 2017/03/28:0円 (3日)・・・10倍
    • 2016/03/28:0円 (1日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は89,673,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/25(木)3,60032,900173,7001,400015,100158,60011.50
    04/24(水)16,6001,300203,000600013,700189,30014.820
    04/23(火)17,30012,400187,700400013,100174,60014.330
    04/22(月)11,60017,700182,800500012,700170,10014.390
    04/19(金)40,70025,200188,9002,400012,200176,70015.480
    04/18(木)7,9001,100173,40002009,800163,60017.690
    04/17(水)8,3003,000166,600060010,000156,60016.660
    04/16(火)60029,600161,300010010,600150,70015.220
    04/15(月)023,400190,3000010,700179,60017.790
    04/12(金)2,3001,200213,700080010,700203,00019.970
  5. SBIグローバルアセットマネジメントの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩にはなっていませんが、高額な逆日歩が過去1回、逆日歩も今まで10回発生、日数が多い時は危険です。
    • 2024/03/27:180円 (3日)
    • 2023/03/29:150円 (3日)
    • 2022/03/29:65円 (1日)
    • 2021/09/28:5円 (1日)
    • 2020/03/27:5円 (1日)・・・停止
    • 2019/09/26:5円 (1日)・・・注意
    • 2018/03/27:2,160円 (3日)・・・注意
    • 2015/03/26:5円 (1日)
    • 2012/03/27:1,500円 (3日)
    • 2011/03/28:500円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約7万円
    • 500株:約33万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    優待価値がSBIグローバルアセットマネジメントと同じぐらいの銘柄。


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SBIグローバルアセットマネジメント(4765)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

SBIグローバルアセットマネジメントの逆日歩にリスクを感じるなら、一般信用クロス取引です。

4月26日の終値、株価666円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額6.7万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262141467145
29/255363514183613
39/246434217224315
49/207504919265018
59/198575722295721
69/1812868533448631
79/1713939236489333
89/131410099395136
99/1215107106415539
109/1119136134527049
119/1020143141557351
129/921150148587754
139/622157155618157
149/523165163638459
159/426729567
169/327749969
179/2287710372
188/30298010675
198/29308311077
208/28339112185

SBIグローバルアセットマネジメントの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額6.7万円、SBIグローバルアセットマネジメントのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月28日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、SBIグローバルアセットマネジメントを6.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(154日分)+プレミアム料424円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(154日分)+プレミアム料
622円=99円+99円+424円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(154日分)565円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(154日分)
400円=5円+396円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、SBIグローバルアセットマネジメントを6.7万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ14円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ14円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
191円=90円+97円+4円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料4円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
202円=99円+99円+4円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:6.7万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)4円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
202円=99円+99円+4円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
9円=5円+4円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
8円=4円+4円

投資金額6.7万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※SBIグローバルアセットマネジメントの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、SBIGアセットの一般信用売り在庫の近況です。

月/日朝方日中夕方
04/25(木)1,0001,1001,1001,100
04/24(水)1,0001,0001,1001,000
04/23(火)1,1001,1001,1001,000
04/22(月)1,0001,0001,1001,100
04/19(金)1,0001,0001,1001,000
04/18(木)1,0001,0001,1001,000
04/17(水)1,0001,0001,1001,000
04/16(火)1,0001,0001,1001,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

9月の株主優待情報をまとめて確認

SBIグローバルアセットマネジメント(4765)のクロス取引・株主優待まとめ

モーニングスター(4765)の新優待、暗号資産XRPの値動きは激しいです。

2022年3月末(1XRP=105.2円)が、この記事を書いている2022年8月3日は、(1XRP=49.86円)です。

なんと、価値がもう半分になってしまっています。暗号資産は、このように動きでが激しいので、大きく儲ける事も可能ですが、大損するリスクもあります。

なお、モーニングスターの優待で貰えるXRP、BTC(ビットコイン)のように数年後に100倍以上になっている可能性もあるので、夢があると言えば、夢がある優待品です。

また、モーニングスターのクロス取引のリスクは、逆日歩ではありません。申込停止(売禁)によるクロス取引できなくなるリスクです。

暗号資産が貰えるチャンスという事で、やや人気になっているので、ご注意です。

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