丸山製作所は、農林業用機械、産業機械、防災関連の3つの事業の柱がある企業です。特に丸山独自のポンプを使用した防除機が有名です。

そんな丸山製作所の株主優待、クロス取引に必要な情報をまとめています。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

丸山製作所株主優待クロス取引
引用元:丸山製作所

丸山製作所(6316)の株主優待

丸山製作所(6316)の株主優待は、継続年数が増えると更に豪華になるQUOカードです。

優待内容詳細

保有株式数 継続年数(QUOカード)
1年未満 3年以上 5年以上 7年以上
100株以上 1,000円分 2,000円分 3,000円分 5,000円分
丸山製作所(6316)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

優待に必要な保有株数は100株以上のみです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須・特典あり

1年以上の継続保有が必須ですが、その後は3年、5年、7年と3段階でQUOカードの金額が増えます。

継続保有の条件

月末日及び9月末日の株主名簿に連続して記載される同一の株主番号の回数並びに各回において100株以上の確認を基準とする。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

丸山製作所に配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

丸山製作所の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り2ヵ月と21日(83日)
逆日歩日数:1日

丸山製作所(6316)の基本情報

情報更新日:2023年2月10日

code6316優待内容クオカード
業種機械上場市場東証スタンダード 
決算9月 優待月9月
本社東京上場年月日1961年10月2日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数5,029,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年7月4日

4日の終値株価2,487円最低投資額248,700円
最低必要株数100継続保有必須・特典

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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丸山製作所(6316)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-272,3422,000-8,700-10,70032,9007.3519.2375.0
2022-09-281,5087,5000.0-7,50030,7000.012.8355.0
2021-09-281,6782,2000.0-2,20011,2000.013.6143.0
2020-09-281,4140.0-6,900-6,90023,2000.012.0135.0
2019-09-261,245-8,000-16,100-8,10020,0000.010.4135.0
2018-09-251,8452,300-200-2,50020,4000.015.2335.0
2017-09-261,833-5,600-7,400-1,80017,1000.015.2335.0
2016-09-27172-31,000-39,000-8,00083,0000.04.033.0
2014-09-25263268,000349,00081,000271,00014.0
2013-09-25278893,000720,000-173,000929,0001
2012-09-25155126,000145,00019,00039,0003
2011-09-27163143,000156,00013,00045,0003

丸山製作所(6316)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は392、そのうち278銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    丸山製作所と同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数はかなり少なく5,029,000しかありません。東証スタンダード 市場です。今までは大丈夫だった可能性もあるので、やや注意です。

    逆日歩更新日:2024年7月5日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    07/04(木)01003,800001,0002,8003.80
    07/03(水)003,900001,0002,9003.90
    07/02(火)003,90010001,0002,9003.90
    07/01(月)30003,900009003,0004.330
    06/28(金)003,600009002,7004.00
    06/27(木)07003,600009002,7004.00
    06/26(水)60004,300009003,4004.780
    06/25(火)09003,70001009002,8004.110
    06/24(月)90004,60010001,0003,6004.60
    06/21(金)10003,700009002,8004.110
  5. 丸山製作所の発生逆日歩

    ○:過去逆日歩では低リスク
    逆日歩の発生はありません。
    • 2023/09/27:735円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。
    • 100株:約25万円
    • 200株:約50万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有が必須と同時に優待額が豪華になる特典付き、警戒は必要です。

    丸山製作所と同じ1,000円相当の銘柄です。


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丸山製作所(6316)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

丸山製作所は、クロス取引の仕方によって、手数料も異なります。

7月4日の終値、株価2,487円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額24.9万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262535320275319
29/255133131516813348
39/246160158618216057
49/207186184729618667
59/1982132108210921376
69/1812319315123164319115
79/1713346341133177346124
89/1314372368143191134
99/1215399394153205143
109/1119506499194259181
119/1020532525205273191
129/921559552215287201
139/622585578225300210
149/523612604235314220
159/426266355248
169/327276368258
179/228287382267
188/3029297396277
198/2930307409287
208/2833338450315

丸山製作所の権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額24.9万円、丸山製作所のクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年7月5日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、丸山製作所を24.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(85日分)+プレミアム料870円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(85日分)+プレミアム料
1,285円=198×2円+19円+870円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(85日分)1,160円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(85日分)
829円=17円+812円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、丸山製作所を24.9万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ53円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
431円=198×2円+19円+16円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ53円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
403円=187×2円+14円+15円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料16円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
431円=198×2円+19円+16円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)16円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:24.9万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)15円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
430円=198×2円+19円+15円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
33円=17円+16円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
31円=16円+15円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※丸山製作所の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

丸山製作所(6316)のクロス取引・株主優待まとめ

丸山製作所は、2021年11月に株主優待制度の導入を決めたので、実施されるのは2022年9月末が最初です。

しかし、その時点で1年以上の継続保有が必須となっており、クロス取引する方は限られるでしょう。

つまり、2021年9月末に100株保有、さらに2022年3月においても100株保有していないと、QUOカード優待が貰えないという事です。

よって、2022年9月の逆日歩は、ほとんど発生しない、もしくは少額の逆日歩になる予想です。

クロス取引の勝負は2023年からになりそうですが、発行済株式数が、約500万株と極端に少ないので、急に株不足になるリスクありです。

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