計測機器の製造・販売事業の『東亜ディーケーケー』の株主優待、クロス取引情報をまとめました。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

2024年9月末から株主優待拡充

東亜ディーケーケー(6848)は、東亜電波工業と電気化学計器の合併で誕生した企業です。
水、大気、医療、ガスを柱に様々な分析機器を開発・提供する総合計測機器メーカーです。

東亜ディーケーケー(6848)の株主優待

東亜ディーケーケー(6848)の株主優待は、QUOカードです。

個人的には、二酸化炭素濃度計測機器など、販売して、優待品にしてくれれば嬉しいのですが・・・・

優待内容詳細

東亜ディーケーケー(6848)の優待権利日は年1回9月末のみです。

株主優待に力を入れている銘柄だけあって、過去何度も優待内容を変更(拡充)しています。

今後も、企業の業績アップと共に、優待拡充の期待が高まる銘柄です。

2024年9月末からの株主優待

保有株式数 優待内容
100株以上 QUOカード500円分
300株以上 QUOカード2,000円分
1,000株以上 QUOカード5,000円分

100株保有に変更はありませんが、300株、1,000株で大幅拡充です。

優待価値が今までの2倍以上と優待利回りも大幅にアップ、逆日歩だけにご注意です。

2023年9月末までの株主優待

保有株式数 優待内容
100株以上 QUOカード500円分
500株以上 QUOカード1,000円分
1,000株以上 QUOカード2,000円分

ちょっと気軽にクロス取引って感じの銘柄でしたが・・・・

人気化しそうです。

過去の拡充情報

2011年9月からスタートした優待制度、初期の頃は、単元株数が1,000だったので、1,000株保有で2,000円のQUOカード優待しかありませんでした。

現在の株主優待制度になったのが、2012年です。
単元株数を1,000から100株に変更したタイミングで、100株と500株の優待ラインナップが増えています。

1,000から100に単元株数が変更になり、逆日歩リスクが減った事になります。
ただ、もともと1,000株優待の時は、貸借銘柄ではありません。

貸借銘柄に変更になったのは、2014年から、つまりクロス取引が出来るようになったのは、2014年9月末の優待からです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

東亜ディーケーケーに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

東亜ディーケーケーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2024年9月30日

権利付き最終日:9月26日(木)・・・残り4ヵ月と29日(152日)
逆日歩日数:1日

東亜ディーケーケー(6848)の基本情報

情報更新日:2023年2月10日

code6848優待内容クオカード
業種電気機器上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月9月
本社東京上場年月日1961年11月1日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数19,880,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2024年4月26日

26日の終値株価851円最低投資額85,100円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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東亜ディーケーケー(6848)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2023-09-27890-500-37,000-36,500104,9000.157.230.0
2022-09-28863-3,800-53,500-49,700127,20021.67.230.0
2021-09-2894118,700-8,000-26,700140,9000.08.01
2020-09-28929-6,400-55,600-49,200105,5000.058.01
2019-09-26853-14,800-37,000-22,200117,7000.057.21
2018-09-251,423-20,400-32,100-11,700125,9000.312.03
2017-09-26707-1,600-34,900-33,300146,4000.156.43
2016-09-274643,000-50,300-53,300111,8001.954.03
2015-09-254880.0-136,900-136,900160,3004.04.01
2014-09-255901,700-86,800-88,500137,3000.054.81
2013-09-2543717,70017,90020018,8001
2012-09-2530814,60013,900-70012,7003
2011-09-2726827,00027,0000.011,0003

東亜ディーケーケー(6848)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2024年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は388、そのうち277銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    東亜ディーケーケーと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は19,880,000であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2024年4月26日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    04/25(木)1,3002,0006,1000006,100-0
    04/24(水)1001,0006,8000006,800-0
    04/23(火)1008007,7000007,700-0
    04/22(月)2001,6008,4000008,400-0
    04/19(金)6,00009,8000009,800-0
    04/18(木)20003,800010003,800-0
    04/17(水)4001003,600001003,50036.00
    04/16(火)1004003,300001003,20033.00
    04/15(月)1,60003,600001003,50036.00
    04/12(金)002,000001001,90020.00
  5. 東亜ディーケーケーの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩が、いままで1回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2023/09/27:15円 (3日)
    • 2022/09/28:2,160円 (3日)
    • 2020/09/28:5円 (1日)
    • 2019/09/26:5円 (1日)
    • 2018/09/25:30円 (3日)
    • 2017/09/26:15円 (3日)
    • 2016/09/27:195円 (3日)
    • 2015/09/25:400円 (1日)
    • 2014/09/25:5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約9万円
    • 500株:約43万円
    • 1000株:約85万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    優待価値は低いですが、『東亜ディーケーケー』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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東亜ディーケーケー(6848)の優待クロス(制度・一般)

東亜ディーケーケーのクロス取引手数料の比較です。

4月26日の終値、株価851円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額8.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262181879187
29/255454517234516
39/246545421285420
49/207646324336423
59/198737228377326
69/1812109108425610939
79/1713118117456111842
89/1314127126496546
99/1215136134527049
109/1119173170668862
119/1020182179709365
129/921191188739868
139/6222001977710272
149/5232092068010775
159/4269112185
169/3279412688
179/2289813091
188/302910113595
198/293010514098
208/2833115154108

東亜ディーケーケーの権利付最終日(2024年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額8.5万円、東亜ディーケーケーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年4月27日)から直近の優待権利日(2024年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、東亜ディーケーケーを8.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(154日分)+プレミアム料538円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(154日分)+プレミアム料
736円=99円+99円+538円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(154日分)717円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(154日分)
508円=6円+502円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、東亜ディーケーケーを8.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ18円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ18円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
192円=90円+97円+5円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料5円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
203円=99円+99円+5円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)5円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
203円=99円+99円+5円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
11円=6円+5円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
10円=5円+5円

投資金額8.5万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※東亜ディーケーケーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

東亜ディーケーケー(6848)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 東亜ディーケーケー(6848)の単元株数の変更はうまくいき、出来高が増えている
  • QUOカード優待も10年以上実施している素晴らしい企業
  • 投資金額も少なく、変な縛りもないので、クロス取引初心者さんでも、比較的低リスクでクロス取引できる(今後は危険かも)
  • 最大逆日歩が発生しても、注記喚起等の規制になっていなけば、数百円の損失
  • クロス取引に興味を持った、株初心者さんにおすすめの銘柄(今後は注意)
  • 300株以上で優待価値が大幅にアップ、高額逆日歩常連銘柄になる予感
  • ただ、欲を言うと、もうそろそろ優待制度、自社製品にグレードアップして付加価値をだして欲しかったりします

最後までお読みいただきありがとうございます。

QUOカードがたまりにたまったので、ここ最近はQUO活で、QUOカードの消費に励んでいます。

その実践で、「QUOカードが使えるお店」に詳しくなったので、ご紹介中です。

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