計測機器の製造・販売事業の『東亜ディーケーケー』の株主優待、クロス取引情報をまとめました。

当記事を最後まで読むことで、過去の逆日歩一覧、クロス取引手数料(貸株料・逆日歩)の理解が深まります。

東亜ディーケーケー(6848)は、東亜電波工業と電気化学計器の合併で誕生した企業です。
水、大気、医療、ガスを柱に様々な分析機器を開発・提供する総合計測機器メーカーです。

東亜ディーケーケー(6848)の株主優待

東亜ディーケーケー(6848)の株主優待は、QUOカードです。

個人的には、二酸化炭素濃度計測機器など、販売して、優待品にしてくれれば嬉しいのですが・・・・

優待内容詳細

保有株式数優待内容
100株以上QUOカード500円分
500株以上QUOカード1,000円分
1,000株以上QUOカード2,000円分

東亜ディーケーケー(6848)の優待権利日は年1回9月末のみです。

2011年9月からスタートした優待制度、初期の頃は、単元株数が1,000だったので、1,000株保有で2,000円のQUOカード優待しかありませんでした。

現在の株主優待制度になったのが、2012年です。
単元株数を1,000から100株に変更したタイミングで、100株と500株の優待ラインナップが増えています。

1,000から100に単元株数が変更になり、逆日歩リスクが減った事になります。
ただ、もともと1,000株優待の時は、貸借銘柄ではありません。

貸借銘柄に変更になったのは、2014年から、つまりクロス取引が出来るようになったのは、2014年9月末の優待からです。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2023年9月30日」です。

権利日最終日の「9月27日」までに100.0株以上の取得が必要です。

東亜ディーケーケーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2023年9月30日

権利日最終:9月27日(水)・・・残り5ヵ月と25日(178日)
逆日歩日数:3日

東亜ディーケーケー(6848)の基本情報

code6848優待内容クオカード
業種電気機器上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月9月
本拠地東京上場年月日1961年11月1日 
単位100貸借区分貸借
継続保有企業の優待HP優待詳細
優待の種類金券
最低必要株100.0最低投資額84,000円
配当予想17.0配当落日2023年3月30日
発行済株数19,880千株データ調査日2022年9月27日

最低投資額のみ、3月31日の終値株価で計算。

東亜ディーケーケー(6848)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2021-09-2894118,700-8,000-26,700140,9000.08.01
2020-09-28929-6,400-55,600-49,200105,5000.058.01
2019-09-26853-14,800-37,000-22,200117,7000.057.21
2018-09-251,423-20,400-32,100-11,700125,9000.312.03
2017-09-26707-1,600-34,900-33,300146,4000.156.43
2016-09-274643,000-50,300-53,300111,8001.954.03
2015-09-254880-136,900-136,900160,3004.04.01
2014-09-255901,700-86,800-88,500137,3000.054.81
2013-09-2543717,70017,90020018,8001
2012-09-2530814,60013,900-70012,7003
2011-09-2726827,00027,000011,0003

東亜ディーケーケー(6848)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 株主優待9月の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 株主優待クロス取引9月の銘柄数

    ○:少しだけ安全圏かも
    クロス取引可能な銘柄は281(優待銘柄は390)です。

    東亜ディーケーケーと同じ人気のQUOカード優待がある銘柄一覧(一例)。

    QUOカード優待を実施している企業は多いですが、東亜ディーケーケーのQUOカードは、オリジナルデザイン、付加価値がつく可能性あり。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:少しだけ安全圏かも
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 貸借倍率と発行済株式数

    △:やや注意
    発行済株式数は19,880千株であり、東証スタンダード 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意です。

    最新の貸借倍率と逆日歩速報(毎日チェック)

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/30(木)80002,6001001002,700-1000.960
    03/29(水)2001001,800002,700-9000.670
    03/28(火)1005001,7001,50002,700-1,0000.630
    03/27(月)002,100001,2009001.750
    03/24(金)002,100001,2009001.750
    03/23(木)20002,10020001,2009001.750
    03/22(水)001,900001,0009001.90
    03/20(月)001,900001,0009001.90
    03/17(金)001,900001,0009001.90
    03/16(木)02001,90001001,0009001.90
  5. 東亜ディーケーケーの発生逆日歩

    ×:投資は自己判断で!
    最大逆日歩が、いままで1回も発生、逆日歩が脅威です。
    • 2020年9月 :5円 (1日)
    • 2019年9月 :5円 (1日)
    • 2018年9月 :30円 (3日)
    • 2017年9月 :15円 (3日)
    • 2016年9月 :195円 (3日)
    • 2015年9月 :400円 (1日)
    • 2014年9月 :5円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約8万円
    • 500株:約42万円
    • 1,000株:約84万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典はありませんが、人気優待のQUOカードが貰えるので、注意警戒は必要です。

東亜ディーケーケー(6848)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

東亜ディーケーケーのクロス取引手数料の比較です。

3月31日の終値、株価840円の必要株数分(100.0株)で計算。

投資額8.4万円の貸株料【各証券会社の比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/274363514183613
29/265454417234516
39/256545321285419
49/227636224326323
59/218727128377226
69/2011999738519935
79/1912108106415510839
89/1513117115456042
99/1414126124486445
109/1318162159628358
119/1219171168668761
129/1120180177699264
139/821188186729768
149/7221971957610171
159/6258611581
169/5269012084
179/4279312487
189/1289712990
198/312910013393
208/3032110147103
218/2933114152106

東亜ディーケーケーの権利付最終日(2023年9月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

投資金額8.4万円、東亜ディーケーケーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年4月2日)から直近の優待権利日(2023年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、東亜ディーケーケーを8.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(181日分)+プレミアム料625円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(181日分)+プレミアム料
823円=99円+99円+625円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(181日分)833円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(181日分)
589円=6円+583円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、東亜ディーケーケーを8.4万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ36円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
209円=99円+99円+11円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ35円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:90円 信用:97円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
197円=90円+97円+10円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料11円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
209円=99円+99円+11円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)11円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:8.4万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)10円
【超割】

約定毎の手数料【現物:99円 信用:99円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
208円=99円+99円+10円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
16円=6円+11円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
15円=5円+10円

投資金額8.4万円の場合、貸株料、売買手数料ともに証券会社の差は少ないです。

※東亜ディーケーケーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

東亜ディーケーケー(6848)のクロス取引・株主優待まとめ

東亜ディーケーケー(6848)の単元株数の変更はうまくいき、出来高が増えています。

QUOカード優待も10年以上実施している素晴らしい企業です。

投資金額も少なく、変な縛りもないので、クロス取引初心者さんでも、比較的低リスクでクロス取引できるでしょう。

最大逆日歩が発生しても、注記喚起等の規制になっていなけば、数百円の損失ですみます。

クロス取引に興味を持った、株初心者さんにおすすめの銘柄かもしれません。

ただ、欲を言うと、もうそろそろ優待制度、自社製品にグレードアップして付加価値をだして欲しかったりします。

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