マニーは医療関連機器を開発・製造しているメーカーです。

世界120カ国以上の医療現場でマニーの医療機器が使われており、世界の医療に貢献している注目企業の1つです。

そんなマニーの株主優待制度、クロス取引コスト、過去の逆日歩一覧をご紹介です。

投資メモ

医療用器具の製造と販売を主な事業とする企業
特に、歯科用や外科用の針・メスなど、精密で高品質な医療器具に強みあり
高度な技術力を活かして、医療現場での安全性や使いやすさを重視した製品を提供、国内外で高い評価

  • 歯科用製品: 歯科用針やファイルなど、歯科治療に必要な器具を提供。特に根管治療に用いられる製品で高いシェア
  • 外科用製品: 外科手術で使用される針やメスなど、医療従事者のニーズに応じた多様な製品ラインナップを展開
  • 海外展開: 製品の多くは海外にも輸出されており、特に欧米やアジア市場での存在感が強い

マニーの強みは、医療分野での高品質な製品製造における専門性です。
医療器具市場は、世界的な高齢化や医療の高度化に伴い、今後も需要が拡大すると予想されます。
特に歯科分野や外科分野では、新興国の医療インフラの発展や、高齢化による治療需要の増加が追い風となるでしょう。
また、マニーの製品は「精密さ」と「安全性」が求められる領域に特化しているため、技術革新を続けることで、長期的に競争力を維持・強化できると考えられます。

マニー株主優待引用元:マニー

マニー(7730)の株主優待

マニーの株主優待は、QUOカードです。

さらに医療関連事業者らしい優待という事で、日本赤十字社への寄付もできます。

優待内容詳細

保有株式数 優待内容(1年以上の継続保有)
300株以上 QUOカード(3,000円分)or 日本赤十字社への寄付

年に1回、8月末のみの優待制度です。

マニーの優待に必要な株数は300株、1年以上の継続保有者のみが対象です。

QUOカードは人気優待品の1つですが、マニーの優待クロス取得の壁は厚いので、初心者向きではありません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

必須あり

マニーは継続保有が必須の優待制度です。

継続保有の条件

2月末日及び8月31日現在の株主名簿に同一株主番号で連続3回以上記載または記録される事。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年8月31日」です。

権利付き最終日の「8月27日」までに300株以上の取得が必要です。

マニーに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

マニーの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年8月31日

権利付き最終日:8月27日(水)・・・残り9ヵ月と6日(279日)
逆日歩日数:3日

マニー(7730)の基本情報

情報更新日:2024年8月31日

code7730優待内容クオカード
業種精密機器上場市場東証プライム 
決算8月 優待月8月
本社栃木上場年月日2001年6月29日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数107,003,000企業のHP優待詳細
優待の種類オリジナルQUOカード

株価更新日:2024年11月20日

20日の終値株価1,765円最低投資額529,500円
最低必要株数300継続保有必須

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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マニー(7730)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-08-282,0206,300-79,600-85,900348,4002.116.8323.0
2023-08-291,8780.0-73,900-73,900478,8001.115.2119.0
2022-08-291,74910,200-95,900-106,100522,1001.714.4118.0
2021-08-272,15313,6000.0-13,600434,7000.017.6112.0
2020-08-272,637-12,100-34,500-22,400215,2000.021.6111.0
2019-08-287,330-12,300-10,7001,600108,9000.059.2330.0
2018-08-284,8654,700-1,500-6,200113,1000.039.2324.0
2017-08-282,5640.0-15,900-15,900135,4000.020.8117.0
2016-08-261,944-41,600-79,800-38,200136,8002.516.0115.0
2015-08-268,12011,7005,000-6,70075,800141.0
2014-08-265,830-1,600-11,900-10,30045,3000.647.2339.0
2013-08-273,5004,1003,400-7005,2003
2012-08-282,82912,10014,7002,60023,8003
2011-08-2603,5004,40090001

2019年8月29日に、3分割に株式分割、2020年に株価が大きく下がっているのは、分割しているからです。

また、2015年8月27日も、3分割の株式分割しています。

マニー(7730)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(8月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 8月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    全部で108の企業で優待を実施、クロス向けは63、特にQUOカード優待は人気なので、注意が必要です。

    マニーと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、8月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は107,003,000と多い方ですが、優待価値の人気度も高く、権利日当日の急な株不足にご注意です。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)100012,70002001,40011,3009.070
    11/19(火)500012,6005003001,60011,0007.880
    11/18(月)100012,10002001,40010,7008.640
    11/15(金)30020012,0001002001,60010,4007.50
    11/14(木)20010011,9003002001,70010,2007.00
    11/13(水)10010011,80002001,60010,2007.380
    11/12(火)1,000011,80002001,80010,0006.560
    11/11(月)1,3001,00010,8007002002,0008,8005.40
    11/08(金)050010,50005001,5009,0007.00
    11/07(木)01,30011,0002001,4002,0009,0005.50
  5. マニーの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去5回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2024/08/28:210円 (3日)
    • 2023/08/29:110円 (1日)
    • 2022/08/29:170円 (1日)
    • 2016/08/26:250円 (1日)
    • 2014/08/26:60円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

    尚、優待に必要な最低株数は300株なので、実際の逆日歩金額はさらに3倍です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    必要株数によって、優待内容の差はありませんが、必要株数が最低単位ではなく、300なので、やや注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ○:優待価値では低リスク
    1年以上の継続保有が必須、安心感あり。ただしQUOカード優待、絶対に大丈夫ではありません。

    マニーと同じ3,000円相当の優待価値、8月実施の優待一覧。


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マニー(7730)のクロス取引(制度信用・一般信用)比較

マニーの逆日歩の次は、貸株料(手数料)です。

11月20日の終値、株価1,765円の必要株数分(300株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額53万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/2742272248711622781
28/265283280109145283102
38/256340335131174340122
48/227396391152203396142
58/218453447174232453163
68/2011623615240319623224
78/1912680671261348680244
88/1813736727283378736264
98/1514793783305407285
108/1415849839327436305
118/13181,0191,006392523366
128/12191,0761,062414552386
138/11201,1331,118436581407
148/8211,1891,174457610427
158/722479639447
168/625545726508
178/526566755529
188/427588784549
198/128610813569
207/3129632842590
217/3032697929651
227/2933719958671

マニーの権利付最終日(2025年8月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額53万円、マニーのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、マニーを53万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(281日分)(+プレミアム料)
8,320円=2,200円+6,120円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(281日分)+プレミアム料
6,931円=385×2円+41円+6,120円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(281日分)
10,361円=2,200円+8,161円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(281日分)
5,749円=36円+5,712円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、マニーを53万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:53万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ227円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
877円=385×2円+41円+67円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:53万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ224円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
621円=264×2円+29円+64円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,267円=2,200円+67円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
877円=385×2円+41円+67円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,267円=2,200円+67円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,264円=2,200円+64円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
875円=385×2円+41円+64円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
103円=36円+67円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
97円=33円+64円

投資金額53万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※マニーの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、マニーの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
11/20(水)1,0001,000-1,000
11/19(火)1,0001,0001,0001,000
11/18(月)1,0001,0001,0001,000
11/15(金)1,0001,0001,0001,000
11/14(木)1,0001,0001,0001,000
11/13(水)1,0001,0001,0001,000
11/12(火)1,0001,0001,0001,000
11/11(月)1,0001,0001,0001,000

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

8月の株主優待情報をまとめて確認

マニー(7730)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 発行済株式数が多く、逆日歩が発生しにくいですが、継続保有が必須なので注意
  • マニーの優待品はQUOカードで3,000円分
  • 本来なら、優待クロスに投資家が殺到する銘柄
  • 長期保有制度と300株が必要という事で、逆日歩がほとんど発生していない
  • 無理して優待クロスを狙うより、年2回の配当もあるので、現物保有も選択肢
  • 近年、株式分割(3分割)を2回も行っているほど、株価は上昇中