宇宙関連事業もある情報システムのプロ集団『アイネット』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩優待クロス取引のやり方(比較)、貸株料についての記事です。

毎日更新の一般信用売り在庫情報もあります。

投資メモ

アイネットは、最新のテクノロジーを備えた次世代型データセンターを保有する企業です。
インターネットのインフラ環境構築、クラウド環境の構築、運用保守のサポート業も強い!

アイネット株主優待引用元:アイネット

システム開発分野では、1,200人以上の技術者が在籍しているのも強み!
金融、流通サービス、石油ガス、製造、宇宙など様々な業種業態向けに技術提供が可能!

アイネット(9600)の株主優待

アイネット(9600)の株主優待は、保有株数に応じたQUOカード優待です。

優待内容詳細

アイネット(9600)の優待権利日は年1回、9月末のみです。

2023年9月からの株主優待(現状)

保有株式数 優待の内容
QUOカードPay QUOカード
100株以上 500円分
500株以上 1,000円分
1,000株以上 2,000円分
3,000株以上 3,000円分
5,000株以上 4,000円分

オリジナルデザインのQUOカードに加えて、QUOカードPayの優待が新設です。

さらに、今まで継続保有で貰えていたQUOカードの額面が、継続保有の縛りなしで、だれでも貰えます。

2022年9月までの株主優待(過去)

保有株式数 優待の内容(QUOカード)
3年未満 継続保有3年以上
1,000株以上 1,000円分 2,000円分
3,000株以上 2,000円分 3,000円分
5,000株以上 3,000円分 4,000円分

オリジナルデザインのQUOカードです。

社会貢献活動も意識しており、贈呈額の10%を別途、アイネット側より、障がい者支援団体等に寄付します。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有が必須ではなく、3年以上の継続保有で1,000円分のQUOカードが追加で貰えます。

継続保有の制度はなくなりましたが、継続しなくてもQUOカード額面が増えています。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年9月30日」です。

権利付き最終日の「9月26日」までに100株以上の取得が必要です。

アイネットに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

アイネットの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年9月30日

権利付き最終日:9月26日(金)・・・残り5ヵ月と26日(179日)
逆日歩日数:1日

アイネット(9600)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code9600優待内容クオカード
業種情報・通信業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月9月
本社神奈川上場年月日1995年4月12日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数16,242,000企業のHP優待詳細
優待の種類QUOカードPay

株価更新日:2025年3月31日

31日の終値株価1,877円最低投資額187,700円
最低必要株数100継続保有-

優待開示情報

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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アイネット(9600)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-261,5818,9007,600-1,300147,1000.012.8128.0
2023-09-271,772500-4,000-4,500116,9000.014.4326.0
2022-09-281,262600-7,400-8,00051,8000.010.4324.0
2021-09-281,4252,300-11,400-13,70071,3000.0512.0123.5
2020-09-281,7494,000-5,200-9,20086,3000.014.4122.0
2019-09-261,4150.05,8005,80071,600121.5
2018-09-252,0050.04,3004,30054,000320.0
2017-09-261,497-9,700-9,800-10056,1003.012.0319.0
2016-09-271,1584,70026,30021,60024,900318.0停止
2015-09-251,250500-17,600-18,10054,1000.0510.4117.0
2014-09-25892-7,700-25,600-17,90081,7000.557.2115.0
2013-09-2571910,80024,00013,200157,100112.5
2012-09-255933,800-14,700-18,50036,7001.058.03
2011-09-27486300-1,900-2,2009,5000.156.03

優待拡充1年目より、2年目の方が高額逆日歩リスクあり。

つまり、2024年の9月末は注意。

アイネット(9600)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(9月30日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年9月30日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 9月30日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    株主優待数は386、そのうち270銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。

    アイネットと同じQUOカード優待がある銘柄。

    尚、9月実施のQUOカード優待は、他にもあります。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    2025年3月25日より注意喚起の規制が発生中、逆日歩が更に2倍、リスクが高まります。
    • 2016/09/27:0円 (3日)・・・停止
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は16,242,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2025年3月31日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    03/28(金)1,2001007,0002005003,9003,1001.790
    03/27(木)7002005,9003001004,2001,7001.40
    03/26(水)1,5005005,4001005004,0001,4001.350
    03/25(火)2004004,4001003004,40001.00
    03/24(月)7004004,6006003004,60001.00
    03/21(金)80004,3003003004,30001.00
    03/19(水)02,3003,5004004004,300-8000.810
    03/14(金)2,30005,00001004,5005001.110
    03/13(木)1,7005,1002,70009004,600-1,9000.590
    03/12(水)2,70006,1001001,5005,5006001.110
  5. アイネットの発生逆日歩

    △:やや注意
    最大逆日歩こそ発生していませんが、過去6回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。
    • 2021/09/28:5円 (1日)
    • 2017/09/26:300円 (3日)
    • 2015/09/25:5円 (1日)
    • 2014/09/25:55円 (1日)
    • 2012/09/25:105円 (3日)
    • 2011/09/27:15円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 1000株:約188万円
    • 3000株:約563万円
    • 5000株:約939万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有の特典こそありませんが、利便性の高い優待だけに、注意が必要です。

    優待価値は低いですが、『アイネット』と同じ金額相当の株主優待がある銘柄です。


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アイネット(9600)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

アイネットなら、逆日歩のないクロス取引も可能、それが一般信用クロス取引です。

3月31日の終値、株価1,877円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額18.8万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
19/262404015214014
29/253605923316022
39/246121119466212143
49/227141139547214150
59/198161159628216158
69/18102011987710320172
79/171326125810013426194
89/1614281278108144101
99/1215301297116155108
109/1116321317124165115
119/1020402397155206144
129/921422416162216151
139/822442436170227159
149/523462456178237166
159/424185247173
169/327209278195
179/228216288202
189/129224299209
198/2930232309216
208/2831240319224

アイネットの権利付最終日(2025年9月26日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額18.8万円、アイネットのクロス取引シミュレーションです。

本日(2025年3月31日)から直近の優待権利日(2025年9月30日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、アイネットを18.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(183日分)+プレミアム料1,414円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(183日分)+プレミアム料
1,677円=115円+148円+1,414円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(183日分)1,885円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(183日分)
1,332円=13円+1,320円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、アイネットを18.8万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ40円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
275円=115円+148円+12円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ40円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
254円=100円+143円+11円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料12円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)+プレミアム料
275円=115円+148円+12円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)12円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:18.8万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)11円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(2日分)
274円=115円+148円+11円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
25円=13円+12円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
23円=12円+11円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので2日です。

※アイネットの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、アイネットの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
03/28(金)00-0
03/27(木)2,0002,100-0
03/26(水)1,4001,400-1,300
03/17(月)1,7001,700-1,700
03/14(金)1,9001,9001,9001,900
03/13(木)1,9001,900-1,900
03/12(水)1,9001,9001,9001,900
03/11(火)1,9001,900-1,900

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

9月の株主優待情報をまとめて確認

アイネット(9600)のクロス取引・株主優待まとめ

アイネット(9600)のクロス取引で、優待利益を得るのは、ハードルが高いです。

まず、優待に必要な最低保有株数が1,000株である事が最大の障壁です。

逆日歩リスクが増すばかりではなく、投資金額も100万円以上必要で、貸株料も大きな出費になります。

仮に、一般信用クロス取引が優待権利日当日にできたとしても、すぐに数百円の手数料(貸株料)で、証券会社によっては、利益の半分が吹き飛びます。

いつもは、低リスクのクロス取引をおすすめしていますが、アイネットに関しては、別です。

クロス取引で、微々たる利益を狙うより、キャピタルゲイン向きかも。

将来性抜群のクラウド関連やデータベースの企業です。株主優待目的とは関係なくなってしまいますが、現物保有の選択肢もありでしょう。

2023年9月末より、お手軽クロス取引銘柄になっています。

気になるのは、優待利回りがちょっと低い事ぐらいです。

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