東北地盤の酒類専門店『やまや』の株主優待についてまとめています。

逆日歩優待クロス取引貸株料や信用売り在庫について詳しくなりたい方向けの記事です。

投資メモ

やまやは、酒類・食品類の輸入及び小売・卸売、通信販売、外食事業をおこなっている企業
「チムニー株式会社」や「株式会社つぼ八」を次々と子会社化、総店舗数は、全国47都道府県で1,057店舗突破

  • 酒類販売事業: やまやの主力事業であり、国内最大級の酒類専門店チェーンを運営
    全国各地に酒類・食料品を扱う店舗を展開しており、主にイオン系列の強みを活かしている
  • 外食事業: 居酒屋「チムニー」や「つぼ八」などの外食チェーンを子会社として運営
    外食産業にも力を入れており、これにより消費者に多角的なサービスを提供
  • 卸売事業: 製造業者や卸売業者から酒類・食料品を仕入れ、外食事業や小売業にも供給

酒類販売と外食事業を軸にした多角的なビジネス展開に特徴がある企業です。酒類販売は安定した収益をもたらし、外食事業とのシナジーが期待されます。さらに、イオン系列としてのネットワークを活用した全国展開が強みです。

卸売事業による幅広い取引先への供給は、収益基盤の安定化に寄与しています。酒類業界と外食産業の両方で確固たる地位を築いており、長期的な成長が見込まれる企業です。

やまや株主優待引用元:やまや

やまや(9994)の株主優待

やまや(9994)の株主優待は、自社店舗「やまや」で使える優待券です

優待内容詳細

保有株式数 優待内容
100株以上 3,000円相当の優待券

やまや(9994)の優待権利日は年2回、3月末と9月末です。

「株主優待商品券」 3,000 円分は、「やまや」のみで利用できます。

1枚500円分で6枚のセットです。

差額は現金のみです。
お釣りは出ません。

株主優待に長期保有制度はあるの?

長期保有制度による特典はありません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年3月31日」です。

権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

やまやに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

やまやの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年3月31日

権利付き最終日:3月27日(木)・・・残り4ヵ月と6日(126日)
逆日歩日数:1日

やまや(9994)の基本情報

情報更新日:2024年9月30日

code9994優待内容自社優待商品券
業種小売業上場市場東証スタンダード 
決算3月 優待月3月、9月
本社宮城上場年月日1994年9月14日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数10,847,000企業のHP優待詳細
優待の種類食品 買物券

株価更新日:2024年11月20日

20日の終値株価2,850円最低投資額285,000円
最低必要株数100継続保有-

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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やまや(9994)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-09-263,035-42,700-158,400-115,700138,9004.249.6127.0注意
2024-03-273,310-28,300-103,900-75,60097,0003.654.4326.0注意
2023-09-273,085-42,400-148,600-106,200134,90018.049.6326.0注意
2023-03-292,700-34,000-96,900-62,90084,6004.0543.2326.0注意
2022-09-282,561-29,700-103,200-73,500115,0004.241.6326.0注意
2022-03-292,555-23,500-76,400-52,900103,3003.7541.6126.0注意
2021-09-282,511-30,500-112,000-81,500149,3004.041.6124.0注意
2021-03-292,500-21,700-66,800-45,10098,8003.9540.0126.0注意
2020-09-282,338-15,000-136,400-121,400158,70013.119.2124.0
2020-03-272,250-13,400-70,100-56,70095,50018.418.4123.0
2019-09-262,278-9,700-84,400-74,700169,50014.018.4123.0
2019-03-262,3411,100-16,100-17,20092,5002.2519.2322.0
2018-09-253,105-4,400-28,200-23,80073,0005.2525.6322.0
2018-03-273,225-61,400-68,000-6,60030,0003.1526.4322.0
2017-09-261,6641,5001,6001009,100320.0
2017-03-281,687-4000.04006,7000.013.6318.0
2016-09-271,5182,6002,6000.013,500318.0
2016-03-282,0453,3004,00070012,000116.0
2015-03-261,7606,80011,3004,50012,700116.0
2014-09-251,68816,10022,8006,70021,600114.0
2014-03-262,00948,00050,8002,80079,700118.0
2013-09-251,4983,0002,100-9003,900112.0
2013-03-261,51912,30010,100-2,20020,1003
2012-09-251,17827,20026,200-1,00035,2003
2012-03-271,569-25,200-27,300-2,10080,5001.516.03
2011-09-277406,3006,7004009,9003
2011-03-287117,000500-6,50016,7001

やまや(9994)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    ○:逆日歩日数では低リスク
    2025年3月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    優待実施企業は793、クロス取引可能な貸借銘柄は553、同じ優待分類の企業も多いです。

    やまやと同じ優待分類の銘柄です。

    • エスケー化研
    • 九州旅客鉄道
    • 安田倉庫
    • 中村屋
    • ヤオコー
    • 明治HD
    • ショクブン

    尚、3月実施の『食品 買物券』優待は、他にもあります。ほんの一部です。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ×:規制情報では警戒範囲
    今までの優待権利日では、過去に8回、規制が入っています。調査時点では注意喚起等にはなっていませんが、今後に警戒です。
    • 2024/09/26:420円 (1日)・・・注意
    • 2024/03/27:360円 (3日)・・・注意
    • 2023/09/27:1,800円 (3日)・・・注意
    • 2023/03/29:405円 (3日)・・・注意
    • 2022/09/28:420円 (3日)・・・注意
    • 2022/03/29:375円 (1日)・・・注意
    • 2021/09/28:400円 (1日)・・・注意
    • 2021/03/29:395円 (1日)・・・注意
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証スタンダード 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)005000050001.00
    11/19(火)1001005000050001.00
    11/18(月)005000050001.00
    11/15(金)200050040020050001.00
    11/14(木)100100300200030001.00
    11/13(水)1000300001002003.00
    11/12(火)0020001001001002.00
    11/11(月)002000020001.00
    11/08(金)002000020001.00
    11/07(木)03002000020001.00
  5. やまやの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩1回の悪い実績があるので、高額逆日歩発生に注意です。
    • 2024/09/26:420円 (1日)・・・注意
    • 2024/03/27:360円 (3日)・・・注意
    • 2023/09/27:1,800円 (3日)・・・注意
    • 2023/03/29:405円 (3日)・・・注意
    • 2022/09/28:420円 (3日)・・・注意
    • 2022/03/29:375円 (1日)・・・注意
    • 2021/09/28:400円 (1日)・・・注意
    • 2021/03/29:395円 (1日)・・・注意
    • 2020/09/28:1,310円 (1日)
    • 2020/03/27:1,840円 (1日)
    • 2019/09/26:1,400円 (1日)
    • 2019/03/26:225円 (3日)
    • 2018/09/25:525円 (3日)
    • 2018/03/27:315円 (3日)
    • 2012/03/27:150円 (3日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    継続保有特典こそありませんが、油断は禁物です。

    やまやと同じ3,000円相当の優待価値、3月実施の優待一覧。


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やまや(9994)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較

やまやの手数料を理解するのも大事です。

11月20日の終値、株価2,850円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額28.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/272616023316122
23/265152150597815255
33/256183180709418366
43/2472132108210921377
53/2182442409412524487
63/20927427110514127498
73/1912365361141187365131
83/1813396391152203396142
93/1714426421164219153
103/1415457451176234164
113/1316487481187250175
123/1219579571223297208
133/1120609601234312219
143/1021639631246328230
153/722258344240
163/623269359251
173/526305406284
183/427316422295
193/328328437306
202/2829340453317
212/2730351468328
222/2633387515361

やまやの権利付最終日(2025年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額28.5万円、やまやのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、やまやを28.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:28.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(128日分)+プレミアム料1,499円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(128日分)+プレミアム料
1,917円=198×2円+22円+1,499円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(128日分)
3,099円=1,100円+1,999円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(128日分)
1,419円=20円+1,399円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、やまやを28.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ61円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
436円=198×2円+22円+18円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)のみ60円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:260円 信用:187円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が260円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(2日分)
407円=187×2円+16円+17円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)+プレミアム料18円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)+プレミアム料
436円=198×2円+22円+18円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計100万円まで1,100円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(2日分)
1,118円=1,100円+18円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:28.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(2日分)17円
【超割】

約定毎の手数料【現物:275円 信用:198円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が275円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(2日分)
435円=198×2円+22円+17円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
37円=20円+18円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(2日分)
35円=18円+17円

※優待権利日最終日に売買しても、逆日歩日数が多い時は、貸株日数(貸株料)も通常より多くなります。

※やまやの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

やまや(9994)のクロス取引・株主優待まとめ

やまや(9994)は逆日歩の常連銘柄です。

しかも、それなりに高額の逆日歩が発生しています。

発行済株式数なども小さく、品不足になりやすい条件が整っています。

近年、注意喚起の規制も連続して発生、高額逆日歩のリスクは高まっています。

クロス取引できる貸借銘柄ですが、危険だと思ったら、退散する勇気も必要です。

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