コシダカホールディングスは、温浴事業とカラオケ事業を展開している企業です。

日本全国に展開している「カラオケまねきねこ」が有名です。

そんなコシダカホールディングスの株主優待、クロス取引コスト、過去の逆日歩実績についてまとめました。

優待歴20年以上だからこそ知っている、本当の優待価値の感想付きです。

コシダカHD株主優待

コシダカホールディングス(2157)の株主優待

株主優待はもちろん、自社サービスの優待券です。

カラオケ店舗及び、温浴施設で利用可能です。

コシダカホールディングスの優待内容詳細

保有株式数 優待の内容
3年未満 継続保有3年以上
100株以上 2,000円相当の優待券 4,000円相当の優待券
400株以上 5,000円相当の優待券 10,000円相当の優待券
1,000株以上 10,000円相当の優待券 20,000円相当の優待券

優待権利日は年1回、8月末です。

まとめて利用できる優待金額は5,000円迄です。

また、1人及び1組につき、1回までの利用となっています。

株主優待に長期保有制度はあるの?

特典あり

継続保有する事で優待価値が2倍になるランクアップ特典です。

継続保有の条件

2月と8月、直近株主名簿に連続7回以上、記載される事。

株主優待制度を利用した感想(過去)

コシダカHD株主優待

カラオケまねきねこで利用するのも良いですが、是非とも堪能していただきたいのは温浴施設、まねきの湯です。

入浴料の他、施設の飲食代にも利用できます。

特に群馬県高崎市にある「箕郷温泉 まねきの湯」は、100%の天然温泉、駐車場も広く、レジャー施設などの帰りによるとスッキリ快適です。

サウナはもちろん、スチームミストサウナ、ジャグジー風呂や露天風呂など、バリエーションも多く、また通いたくなります。

また、カラオケ施設では飲食も可能です。

株主優待でお馴染みのホットランドやリンガーハットとコラボしているので、美味しい銀だこや、長崎ちゃんぽんが、コシダカHDの優待券を使用して食べられるのも魅力です。

2024年に使ってみた感想

コシダカ優待2023

正直に言いますと、2023年あたりから、優待価値は改悪しています。(個人的感想)

その理由は次の3つです。

  • 関東圏にあった温浴施設の閉鎖
  • まねきねこでの食事の場合、全員がワンドリンク必須
  • 店員さんが優待券を知らなすぎる

2022年ぐらいまで、コシダカホールディングス(2157)の株主優待は、高額逆日歩も発生するほど、8月の人気優待の1つでした。

過去形にしているのは、その優待価値が薄らいでいると感じているからです。

温浴施設の閉鎖は仕方ないですが、本当にカラオケ好きでない方の取得はおすすめできません。

仮に食事だけの利用で、優待券を使うなら、食事の提供も遅いし、銀だこ以外、それほど美味しくないので、使うメリットありません。

それなら、メルカリ等での転売を考えるかもしれませんが、3,000円の優待券が1,500円前後です。

使い道に困って売りに出している方が多い印象なので、無理に取得しないで、メルカリ等で取得した方が安いかもしれません。

一般信用売在庫も2023年は、権利日当日も余っていましたが・・・・

資金が余っていたので、つい取得してしまいましたが、使いきれるか心配で困っているところです。

また、優待券に慣れていないスタッフさんが多いのか、優待券を使うのに10分以上も待たされてしまった・・・・待つのはいいのですが、店員さんがワンオペで他のスタッフを呼ばなかったので、後ろに4人ぐらいの行列ができてしまい、すごく嫌な思いもしています。

そんなこんなで、もう取得しないかもしれません。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2025年8月31日」です。

権利付き最終日の「8月27日」までに100株以上の取得が必要です。

コシダカホールディングスに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。

コシダカホールディングスの優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利確定日:2025年8月31日

権利付き最終日:8月27日(水)・・・残り9ヵ月と6日(279日)
逆日歩日数:3日

コシダカホールディングス(2157)の基本情報

情報更新日:2024年8月31日

code2157優待内容グループ施設利用券
業種サービス業上場市場東証プライム 
決算8月 優待月8月
本社群馬上場年月日2007年6月27日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数82,300,000企業のHP優待詳細
優待の種類自社グループ優待券

株価更新日:2024年11月21日

21日の終値株価1,145円最低投資額114,500円
最低必要株数100継続保有特典

クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。


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コシダカホールディングス過去の逆日歩と制度信用リスクは?

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

過去の逆日歩比較ができる一覧表
権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高逆日歩品貸
日数
配当規制
確逆最逆
2024-08-2892513,200-698,100-711,3002,112,7003.38.0311.0
2023-08-291,2800.0-567,600-567,6001,878,9000.9510.412.0
2022-08-29815-200,300-841,400-641,1001,796,4001.67.214.0
2021-08-27547-189,400-514,400-325,0001,375,7000.354.812.0
2020-08-27431-28,500-772,900-744,4001,989,3000.84.014.0
2019-08-281,726-36,000-213,700-177,700838,2001.214.436.0
2018-08-281,18396,700-78,600-175,3001,074,4000.159.635.0
2017-08-283,045-3,600-156,700-153,100455,5001.3524.8118.0
2016-08-261,798-19,800-283,600-263,800345,40014.414.4117.0
2015-08-262,475-10,800-186,400-175,600264,60020.020.0115.0

コシダカホールディングス(2157)の最大逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(8月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 8月31日のクロス取引可能な銘柄数

    △:やや注意
    優待銘柄数108のうち、クロス向けの貸借銘柄は63、類似優待も少ないので注意です。
  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
    高額逆日歩に注意株主優待銘柄の規制【注意喚起・申込停止】速報!
  4. 近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)

    ×:株不足では警戒範囲
    東証プライム 市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。

    逆日歩更新日:2024年11月21日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    11/20(水)4001,50052,0001,0002,10052,00001.00
    11/19(火)7,3005,40053,1004,2002,30053,10001.00
    11/18(月)7,2005,90051,2003,1001,80051,20001.00
    11/15(金)3,40010,30049,9002007,10049,90001.00
    11/14(木)3,2004,00056,8001,1001,90056,80001.00
    11/13(水)3,6004,50057,6009001,80057,60001.00
    11/12(火)6,3008,40058,5002,0004,10058,50001.00
    11/11(月)6,0002,10060,6004,9001,00060,60001.00
    11/08(金)2,6003,60056,7001,0002,00056,70001.00
    11/07(木)5,9004,20057,7003,9002,20057,70001.00
  5. コシダカホールディングスの発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩は、過去に2回発生していますが、それより逆日歩の常連、今まで13回逆日歩が発生しています。
    • 2024/08/28:330円 (3日)
    • 2023/08/29:95円 (1日)
    • 2022/08/29:160円 (1日)
    • 2021/08/27:35円 (1日)
    • 2020/08/27:80円 (1日)
    • 2019/08/28:120円 (3日)
    • 2018/08/28:15円 (3日)
    • 2017/08/28:135円 (1日)
    • 2016/08/26:1,440円 (1日)
    • 2015/08/26:2,000円 (1日)
    • 2014/08/26:6,000円 (3日)
    • 2013/08/27:600円 (3日)
    • 2011/08/26:999,999円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    △:やや注意
    100株なら優待取得の総コストは低いですが、複数パターンの優待があるので、株不足にご注意です。
    • 100株:約11万円
    • 400株:約46万円
    • 1000株:約115万円
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    ×:優待価値では警戒範囲
    継続保有が必須ではなく、特典のみなので、逆日歩リスクは顕在です。

    コシダカホールディングスと優待価値が2,000円でほぼ一緒、8月実施の優待一覧。


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コシダカホールディングス(2157)のクロス取引(制度信用・一般信用)

逆日歩リスクを知ったら、次はコシダカホールディングスのクロス取引手数料です。

11月21日の終値、株価1,145円の必要株数分(100株)で計算。

投資金額11.5万円の貸株料【各証券会社で比較】

クロス取引手数料が一目でわかる一覧表
営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
18/274494919254918
28/265616124326122
38/256747328387426
48/227868533448631
58/218989738509835
68/2011135133526913549
78/1912147146577614753
88/1813160158618216057
98/1514172170668862
108/1415184182719566
118/13182212188511379
128/12192332309012084
138/11202462439512688
148/8212582559913293
158/72210413997
168/625118158110
178/526123164115
188/427128170119
198/128132176124
207/3129137183128
217/3032151202141
227/2933156208146

コシダカホールディングスの権利付最終日(2025年8月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額11.5万円、コシダカホールディングスのクロス取引シミュレーションです。

本日(2024年11月21日)から直近の優待権利日(2025年8月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、コシダカホールディングスを11.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(281日分)+プレミアム料1,328円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(281日分)+プレミアム料
1,591円=115円+148円+1,328円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(281日分)1,771円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(281日分)
1,247円=8円+1,239円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。


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制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、コシダカホールディングスを11.5万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ49円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
277円=115円+148円+14円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ49円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:100円 信用:143円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
257円=100円+143円+14円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)+プレミアム料14円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)+プレミアム料
277円=115円+148円+14円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計50万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)14円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:11.5万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)14円
【超割】

約定毎の手数料【現物:115円 信用:148円】

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買い手数料+信用売り手数料+貸株料(4日分)
277円=115円+148円+14円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
22円=8円+14円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
21円=7円+14円

※貸株日数は、逆日歩日数より1日多く数えるので4日です。

※コシダカホールディングスの制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】

SMBC日興証券で確認、コシダカHDの一般信用売り在庫の近況です。

一般信用売り在庫の増減が分かる一覧表
月/日朝方日中夕方
11/21(木)5,0005,0005,0004,000
11/20(水)5,0005,000-5,000
11/19(火)5,0005,0005,0005,000
11/18(月)4,2004,2004,2005,000
11/15(金)4,2004,2005,0004,200
11/14(木)4,1004,2004,2004,200
11/13(水)4,9004,9004,9004,100
11/12(火)4,9004,9004,9004,900
11/11(月)4,9004,9004,9004,900

1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。

8月の株主優待情報をまとめて確認

コシダカホールディングス(2157)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 継続保有が必須ではありませんが、3年以上の保有で優待価値が2倍
  • 2018年に株式を4分割、優待も大幅拡充したが、近年は温浴施設の閉鎖で供給超過の可能性あり
  • 注意喚起等の規制さえ入らなければ、逆日歩が発生しても、逆日歩日数1日なら優待価値の方が上回る、貴重な優待クロス銘柄
  • 資金に余裕がある方は、1,000株を狙うかもしれませんが、1日1回、1度に使える金額は5,000円迄なので、400株クロスを目安にすると良い
  • 株主優待制度は拡充しているが、関東の温浴施設が閉鎖して、使い道に困る点で当サイトでの評価は改悪