宝飾品総合企業『ツツミ』の株主優待情報をまとめました。
3月末の超人気優待が遂に改悪です。
過去の逆日歩、クロス取引コスト(売買手数料・貸株料)の理解を深めたい方向けの記事です。
高度な加工技術と豊富な商品ラインナップ、さらに企画、生産、販売の一貫体制が強み!
引用元:ツツミ
ツツミ(7937)の株主優待
ツツミ(7937)の株主優待は、割引券です。
優待内容詳細
ツツミ(7937)の優待権利日は年1回、3月末のみです。(改悪変更)
2024年9月末のみ、15%割引券の優待は実施。
2025年3月末からの優待(現在)
保有株式数 | 優待の内容 |
---|---|
100株以上 | 15%割引券:1枚 |
500株以上 | 15%割引券:2枚 |
3月末は、日本全国の「ツツミ」の店舗で商品を買う時、価格から15%OFFになる割引券です。
優待改悪の発表と同時に配当額は増えていますが、管理人のような5年以上の長期保有者にとってのメリットはなしです。
2024年9月末までの優待(過去)
保有株式数 | 優待の内容 | |||
---|---|---|---|---|
3月末(QUOカード) | 9月末 (割引券) |
|||
3年未満 | 3年以上 | 5年以上 | ||
100株以上 | 1,000円分 | 3,000円分 | 5,000円分 | 1枚 |
500株以上 | 1,000円分 | 3,000円分 | 5,000円分 | 2枚 |
3月末は保有年数によって、QUOカードが貰えます。
年2回、優待がありますが、貰える商品が違うので、ご注意です。
ツツミの15%割引券利用時の注意
- インターネットショップ(ツツミオンラインショップ)では利用できません。
- 他の割引券との併用は不可です。
- 修理加工や補修では利用できません。
株主優待変更の歴史(改悪・拡充)
-
2016年9月末(拡充)
自社商品10%割引券を新設 -
2019年3月末(改悪)
100株(3年未満)1,000円分のQUO -
2019年9月末(拡充)
自社商品15%割引券に変更 -
2025年3月末(改悪)
3月末のQUOカード優待廃止
ツツミの株主優待、以前は3月末の1回、100株保有で2,000円のQUOカードが貰えていました。
それが、2016年9月末から自社店舗で利用できる10%割引券という拡充を発表。
そのままで良かったのに、2019年には、QUOカード優待の額を2,000円から1,000円にする変更を発表です。
さすがに投資家からのブーイングの声が驚いたのか、同年9月には、すかさず自社商品の割引券を10%から15%に変更しています。
QUOカードについては、使った感想記事も色々アップしていますが、今回は「QUOカードを使うとお得なコンビニは?」です。
そして、2024年3月末の優待を最後に、QUOカード優待の廃止です。
株主優待に長期保有制度はあるの?
継続保有が必須ではなく、3年以上の継続保有で3月末の優待が豪華になるランクアップ特典です。
継続保有の条件
いずれの時点においても株主名簿に記載または記録された日から基準日までに同一の株主番号で連続して保有したこと。
株主優待:権利確定日はいつ?
次回の優待権利日は「2025年3月31日」です。
権利付き最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。
ツツミに配当がある場合の配当権利付き最終日、クロス取引する場合の最終売買日も同じです。
ツツミの優待が貰える直近の株主優待権利日
優待権利確定日:2025年3月31日
権利付き最終日:3月27日(木)・・・残り3ヵ月と5日(95日)
逆日歩日数:1日
ツツミ(7937)の基本情報
情報更新日:2024年8月30日
code | 7937 | 優待内容 | クオカード |
---|---|---|---|
業種 | その他製品 | 上場市場 | 東証スタンダード |
決算 | 3月 | 優待月 | 3月、9月 |
本社 | 埼玉 | 上場年月日 | 1991年9月19日 |
単元株数 | 100 | 貸借区分 | 貸借 |
発行済株式数 | 15,630,000 | 企業のHP | 優待詳細 |
優待の種類 | 金券 |
株価更新日:2024年12月20日
20日の終値株価 | 2,096円 | 最低投資額 | 209,600円 |
---|---|---|---|
最低必要株数 | 100 | 継続保有 | 継続保有特典 |
優待開示情報
2024/04/08 | 配当予想の修正(増配)並びに株主優待制度一部変更に関するお知らせ |
クロス取引に必要な優待情報は、『株主優待速報【 新設・変更・廃止】開示情報』を参考にしています。
ツツミ(7937)過去の逆日歩
- 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
- 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。
確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。
優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表
権利日 | 株価 | 前日 貸借残 | 当日 貸借残 | 差分 | 出来高 | 逆日歩 | 品貸 日数 | 配当 | 規制 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
確逆 | 最逆 | |||||||||
2024-03-27 | 2,130 | -7,000 | -55,400 | -48,400 | 128,300 | 3.9 | 17.6 | 3 | 25.0 | |
2023-09-27 | 2,463 | 300 | -3,700 | -4,000 | 26,000 | 3.45 | 20.0 | 3 | 25.0 | |
2023-03-29 | 2,320 | -9,300 | -52,600 | -43,300 | 84,500 | 6.0 | 19.2 | 3 | 25.0 | |
2022-09-28 | 2,000 | -300 | -8,200 | -7,900 | 30,300 | 1.65 | 16.0 | 3 | 15.0 | |
2022-03-29 | 1,916 | -8,300 | -46,400 | -38,100 | 59,200 | 2.3 | 16.0 | 1 | 15.0 | |
2021-09-28 | 2,224 | 300 | -4,900 | -5,200 | 20,200 | 0.05 | 18.4 | 1 | 15.0 | |
2021-03-29 | 2,204 | -2,800 | -30,900 | -28,100 | 91,900 | 2.35 | 18.4 | 1 | 15.0 | |
2020-09-28 | 2,380 | -5,200 | -11,500 | -6,300 | 29,800 | 1.2 | 19.2 | 1 | 15.0 | |
2020-03-27 | 1,836 | -7,800 | -41,700 | -33,900 | 76,100 | 2.35 | 15.2 | 1 | 15.0 | |
2019-09-26 | 2,047 | -12,200 | -17,400 | -5,200 | 22,300 | 1.2 | 16.8 | 1 | 15.0 | |
2019-03-26 | 2,040 | -15,800 | -28,100 | -12,300 | 71,200 | 1.5 | 16.8 | 3 | 15.0 | |
2018-09-25 | 2,259 | -17,800 | -19,100 | -1,300 | 39,500 | 2.4 | 18.4 | 3 | 15.0 | |
2018-03-27 | 2,098 | -20,600 | -79,200 | -58,600 | 124,100 | 7.05 | 16.8 | 3 | 15.0 | |
2017-09-26 | 1,974 | -31,800 | -41,700 | -9,900 | 44,100 | 2.4 | 16.0 | 3 | 15.0 | |
2017-03-28 | 2,117 | -32,400 | -66,800 | -34,400 | 146,400 | 3.75 | 17.6 | 3 | 15.0 | |
2016-09-27 | 1,671 | -39,100 | -44,700 | -5,600 | 34,400 | 2.4 | 13.6 | 3 | 15.0 | |
2016-03-28 | 2,510 | -16,000 | -59,500 | -43,500 | 137,600 | 4.4 | 20.8 | 1 | 15.0 | |
2014-03-26 | 2,336 | 1,800 | 1,400 | -400 | 59,200 | 1 | 15.0 | |||
2013-09-25 | 2,712 | 2,400 | 2,400 | 0.0 | 8,900 | 1 | 15.0 | |||
2013-03-26 | 2,469 | 200 | 1,900 | 1,700 | 68,300 | 3 | ||||
2012-09-25 | 1,932 | 2,500 | 2,300 | -200 | 14,900 | 3 | ||||
2012-03-27 | 2,144 | 600 | 400 | -200 | 29,000 | 3 | ||||
2011-09-27 | 1,824 | 4,600 | 4,500 | -100 | 17,400 | 3 | ||||
2011-03-28 | 1,950 | 1,100 | 1,100 | 0.0 | 7,600 | 1 |
ツツミ(7937)のクロス取引・逆日歩リスク
逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。
クロス取引のリスク判断の詳細は、「高額逆日歩回避の7つのチェック」をご参考ください。
優待権利日(3月31日)の逆日歩日数
○:逆日歩日数では低リスク2025年3月31日優待権利日の逆日歩日数は1日です。3月31日のクロス取引可能な銘柄数
○:銘柄数では低リスク株主優待数は793、そのうち553銘柄でクロス可能、QUOカード優待の企業も多いです。ツツミと同じQUOカード優待がある銘柄。
尚、3月実施のQUOカード優待は、他にもあります。
規制速報(注意喚起・申込停止)
○:規制情報では低リスク調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。近況逆日歩・信用残高(貸借倍率・発行済株式数)
×:株不足では警戒範囲市場、それなりに知名度や優待価値が高いため、株不足に注意。逆日歩更新日:2024年11月22日
市場区分:東証
月/日 融資新規 融資返済 融資残高 貸株新規 貸株返済 貸株残高 差引残高 貸借倍率 逆日歩 11/21(木) 0 0 2,500 0 200 1,000 1,500 2.5 0 11/20(水) 0 0 2,500 0 0 1,200 1,300 2.08 0 11/19(火) 0 0 2,500 0 200 1,200 1,300 2.08 0 11/18(月) 600 0 2,500 0 0 1,400 1,100 1.79 0 11/15(金) 0 0 1,900 0 0 1,400 500 1.36 0 11/14(木) 500 300 1,900 0 300 1,400 500 1.36 0 11/13(水) 1,000 2,000 1,700 0 0 1,700 0 1.0 0 11/12(火) 2,300 300 2,700 0 100 1,700 1,000 1.59 0 11/11(月) 300 3,000 700 200 0 1,800 -1,100 0.39 0.05 11/08(金) 3,000 500 3,400 0 0 1,600 1,800 2.12 0 ツツミの発生逆日歩
△:やや注意最大逆日歩こそ発生していませんが、過去17回も逆日歩が発生しているので、やや注意が必要です。- 2024/03/27:390円 (3日)
- 2023/09/27:345円 (3日)
- 2023/03/29:600円 (3日)
- 2022/09/28:165円 (3日)
- 2022/03/29:230円 (1日)
- 2021/09/28:5円 (1日)
- 2021/03/29:235円 (1日)
- 2020/09/28:120円 (1日)
- 2020/03/27:235円 (1日)
- 2019/09/26:120円 (1日)
- 2019/03/26:150円 (3日)
- 2018/09/25:240円 (3日)
- 2018/03/27:705円 (3日)
- 2017/09/26:240円 (3日)
- 2017/03/28:375円 (3日)
- 2016/09/27:240円 (3日)
- 2016/03/28:440円 (1日)
過去の逆日歩は、100株単位での金額です。
優待に必要な株数と投資額
△:やや注意株数によって複数の優待特典があり、優待目当てで大量株取得者もいるので、急速に株不足になるリスクがあります。- 100株:約21万円
- 500株:約105万円
継続保有(必須・特典)の有無
△:やや注意優待がお得になる継続保有特典あり、条件次第で、リスクの増減有!ツツミと同じ1,000円相当の銘柄です。
ツツミ(7937)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!
逆日歩の事は、わかりましたか?次はツツミのクロス取引手数料です。
株主になると、株主優待でいろんな商品が貰えますが、そもそも株を買うをお金がないので、自分には無関係だと思っている方! ここで情報をシャットダウンしてしまうと、もったいない! 株主優待クロス取引という、裏技があります! 裏 …
12月20日の終値、株価2,096円の必要株数分(100株)で計算。
投資金額21.0万円の貸株料【各証券会社で比較】
営業 日数 | 月/日 | 貸株 日数 | SBI 証券 | GMO クリック 証券 | au カブコム 証券 | 松井 証券 | 楽天 証券 | SMBC 日興 証券 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3/27 | 2 | 45 | 44 | 17 | 23 | 45 | 16 |
2 | 3/26 | 5 | 112 | 111 | 43 | 58 | 112 | 40 |
3 | 3/25 | 6 | 135 | 133 | 52 | 69 | 135 | 48 |
4 | 3/24 | 7 | 157 | 155 | 60 | 81 | 157 | 56 |
5 | 3/21 | 8 | 180 | 177 | 69 | 92 | 180 | 64 |
6 | 3/20 | 9 | 202 | 199 | 78 | 104 | 202 | 72 |
7 | 3/19 | 12 | 269 | 266 | 104 | 138 | 269 | 97 |
8 | 3/18 | 13 | 292 | 288 | 112 | 150 | 292 | 105 |
9 | 3/17 | 14 | 314 | 310 | 121 | 161 | 113 | |
10 | 3/14 | 15 | 337 | 332 | 129 | 173 | 121 | |
11 | 3/13 | 16 | 359 | 354 | 138 | 184 | 129 | |
12 | 3/12 | 19 | 426 | 421 | 164 | 219 | 153 | |
13 | 3/11 | 20 | 449 | 443 | 173 | 230 | 161 | |
14 | 3/10 | 21 | 471 | 465 | 181 | 242 | 169 | |
15 | 3/7 | 22 | 190 | 253 | 177 | |||
16 | 3/6 | 23 | 198 | 265 | 185 | |||
17 | 3/5 | 26 | 224 | 299 | 209 | |||
18 | 3/4 | 27 | 233 | 311 | 217 | |||
19 | 3/3 | 28 | 242 | 322 | 226 | |||
20 | 2/28 | 29 | 250 | 334 | 234 | |||
21 | 2/27 | 30 | 259 | 345 | 242 | |||
22 | 2/26 | 33 | 285 | 380 | 266 |
ツツミの権利付最終日(2025年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。
一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。
「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。
一般信用クロス取引手数料とやり方
制度信用クロス取引手数料とやり方
一般信用売り在庫情報【SMBC日興証券】
SMBC日興証券で確認、ツツミの一般信用売り在庫の近況です。
月/日 | 朝方 | 日中 | 夕方 | 夜 |
---|---|---|---|---|
12/20(金) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/19(木) | 2,600 | 2,600 | - | 2,600 |
12/18(水) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/17(火) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/16(月) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/12(木) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/11(水) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/10(火) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
12/09(月) | 2,600 | 2,600 | 2,600 | 2,600 |
1日平均4回の在庫確認、増減チェックでクロス取引の参考にどうぞ。
※リアルタイムの監視ではないので、在庫数はあくまで確認時の数量です。
- 制度信用クロス取引するなら必見:3月銘柄の逆日歩速報(毎日更新)
- 当日速報:在庫復活の確認:一般信用売り在庫(3月銘柄一覧リスト)
ツツミ(7937)のクロス取引・株主優待まとめ
ツツミ(7937)の逆日歩は毎回発生、優待価値が高いQUOカード優待のある3月の方がリスクあり- それでも、3月末は、より優待利回りのよいQUOカード銘柄がたくさんあるので、高額逆日歩は発生していない
- 注意喚起等の規制が入るほどの株不足にもなっていない
- 9月末はQUOカードではなく、ツツミの自社店舗で利用できる割引券
- ネットでは利用できないなど、制限あるので注意
- ネックレスなどの貴金属の購入予定のある方は、持っているとお得
- 15%割引券はネットオークションで売買されている時もあり、100円ぐらいが相場と魅力度低い
2025年3月末のQUOカード優待制度は廃止になったので、優待銘柄として注目されることはなくなるでしょう。
しかし、何度も拡充・改悪を繰り返しているので、数年後にまた素晴らしい優待制度が復活する可能性は秘めています。