全国保証株主優待

住宅ローン保証『全国保証』の株主優待情報をまとめました。

逆日歩、各証券会社毎の手数料(貸株料)を理解して、ベストなつなぎ売り(クロス取引)をおこないたい方向けの記事です。

投資メモ

全国保証は、住宅ローン保証が強い信用保証最大手の企業です。
「ストック型ビジネスモデル」で、安定・継続した収益を実現!

全国保証(7164)の株主優待

全国保証(7164)の株主優待は、QUOカードもしくはカタログギフトです。

優待内容詳細

保有株式数優待の内容(QUOカード)
1年未満継続保有1年以上
100株以上3,000円分5,000円分

優待権利日は年1回、3月末のみです。

シンプルに100株以上で貰える優待制度です。

継続保有が1年未満の株主の場合は、QUOカードのみですが、1年以上なら、カタログギフトにする事も可能です。

QUOカードは、6月頃に届きます。

東京駅そばで実施される株主総会に出席すると、プリンなどのお土産も貰えましたが、2022年迄は中止です。

株主優待に長期保有制度はあるの?

継続保有特典あり

継続保有が必須ではなく、1年以上で2,000円相当分アップするランクアップ特典です。

カタログギフトも選べるようになります。

継続保有の条件

株主名簿基準日(3月31日および9月30日)の株主名簿に、1単元(100株)以上の保有を同一株主番号で連続3回以上の記載、または、記録されていること。

株主優待:権利確定日はいつ?

次回の優待権利日は「2024年3月31日」です。

権利日最終日の「3月27日」までに100株以上の取得が必要です。

全国保証の優待が貰える直近の株主優待権利日

優待権利日:2024年3月31日

権利日最終:3月27日(水)・・・残り9ヵ月と17日(291日)
逆日歩日数:3日

全国保証(7164)の基本情報

情報更新日:2023年3月2日

code7164優待内容オリジナルクオカード
業種その他金融業上場市場東証プライム 
決算3月 優待月3月
本社東京上場年月日2012年12月19日 
単元株数100貸借区分貸借
発行済株式数68,871,000企業のHP優待詳細
優待の種類金券

株価更新日:2023年6月9日

9日の終値株価5,153円最低投資額515,300円
最低必要株数100継続保有継続保有特典

全国保証(7164)過去の逆日歩

逆日歩一覧表の説明
  • 確逆:確定逆日歩、品貸料率です。
  • 最逆:最大逆日歩金額の元になる、最高料率です。

確逆(品貸料率)× 株数で確定した逆日歩金額です。
※最逆は、最大逆日歩の料率が比較できるよう、品貸日数を乗じていません。つまり1日での料率です。

優待権利付最終日【逆日歩・貸借残・配当】一覧表

権利日株価前日
貸借残
当日
貸借残
差分出来高確逆最逆品貸
日数
配当規制
2022-03-294,9000-73,900-73,900338,9009.8539.21133.0
2021-03-295,180-5,500-75,100-69,600531,3008.1541.61117.0
2020-03-273,635-9,700-107,800-98,100965,90015.029.6195.0
2019-03-264,1300-74,700-74,700597,70013.233.6387.0
2018-03-274,6354,500-63,300-67,800730,3005.437.6380.0
2017-03-283,95511,000-74,100-85,100637,1000.332.0362.0
2016-03-283,83525,900-219,500-245,400912,8007.931.2155.0
2015-03-264,42024,000-145,500-169,500636,6000.136.0148.0
2014-03-262,562-146,200-72,20074,000579,2004.224.0130.0
2013-03-263,385310,800320,2009,400328,1003

最大逆日歩こそ発生していませんが、高額逆日歩常連銘柄です。

全国保証(7164)のクロス取引・逆日歩リスク

逆日歩リスクを過去データより分析、各項目ごとにまとめました。

逆日歩回避チェックの詳しい説明は「高額逆日歩になる事前予兆を見逃すな?知らないと損!7つのチェック」をご参考ください。

  1. 優待権利日(3月31日)の逆日歩日数

    △:やや注意
    優待権利日の逆日歩日数は3日、場合によっては、高額逆日歩が発生するので、ご注意です。
  2. 3月31日のクロス取引可能な銘柄数

    ○:銘柄数では低リスク
    クロス取引可能な銘柄は551(優待銘柄は769)です。

    全国保証と同じ人気のQUOカード優待がある銘柄一覧(一例)。

    • 松田産業
    • 原田工業
    • エスライン
    • 天馬
    • 三谷セキサン
    • 北越メタル
    • 南都銀行

    QUOカード優待を実施している企業は多いですが、全国保証のQUOカードは、オリジナルデザイン、付加価値がつく可能性あり。

  3. 規制速報(注意喚起・申込停止)

    ○:規制情報では低リスク
    調査時点で規制情報はありません。また過去に1度も規制情報が入った事がないです。
  4. 近況株不足(貸借倍率・発行済株式数)

    △:やや注意
    発行済株式数は68,871,000であり、東証プライム 市場ですが、やや株不足が発生する傾向に注意。

    逆日歩更新日:2023年6月9日

    市場区分:東証

    月/日融資新規融資返済融資残高貸株新規貸株返済貸株残高差引残高貸借倍率逆日歩
    06/08(木)20003,0000003,000-0
    06/07(水)3005002,8000002,800-0
    06/06(火)05003,0000003,000-0
    06/05(月)06003,5000003,500-0
    06/02(金)1,50004,1000004,100-0
    06/01(木)4001002,6000002,600-0
    05/31(水)06002,3000002,300-0
    05/30(火)20002,9000002,900-0
    05/29(月)1002002,7000002,700-0
    05/26(金)002,8000002,800-0
  5. 全国保証の発生逆日歩

    ×:過去逆日歩では警戒範囲
    最大逆日歩にはなっていませんが、高額な逆日歩が過去1回、逆日歩も今まで9回発生、日数が多い時は危険です。
    • 2022/03/29:985円 (1日)
    • 2021/03/29:815円 (1日)
    • 2020/03/27:1,500円 (1日)
    • 2019/03/26:1,320円 (3日)
    • 2018/03/27:540円 (3日)
    • 2017/03/28:30円 (3日)
    • 2016/03/28:790円 (1日)
    • 2015/03/26:10円 (1日)
    • 2014/03/26:420円 (1日)

    過去の逆日歩は、100株単位での金額です。

  6. 優待に必要な株数と投資額

    ○:必要株数では低リスク
    優待に必要な株数は100株のみですが、株価が高いと逆日歩が発生した時の金額もあがるので、少しだけ注意です。
  7. 継続保有(必須・特典)の有無

    △:やや注意
    優待がお得になる継続保有特典あり、条件次第で、リスクの増減有!

    全国保証と同じ3,000円相当の優待価値、3月実施の優待一覧。

    • 愛知電機
    • 平和不動産
    • ツカモトコーポレーション
    • 大谷工業
    • ゆうちょ銀行

全国保証(7164)の優待クロス(制度・一般)手数料を比較!

逆日歩リスクを知ったら、次は全国保証のクロス取引手数料です。

6月9日の終値、株価5,153円の必要株数分(100株)を丸めた金額でコストシミュレーション。

投資金額52万円の貸株料【各証券会社で比較】

営業
日数
月/日貸株
日数
SBI
証券
GMO
クリック
証券
au
カブコム
証券
松井
証券
楽天
証券
SMBC
日興
証券
13/2742222198511422280
23/265278274107142278100
33/256333329128171333120
43/227389384150199389140
53/218444439171228444160
63/2011611603235313611219
73/1912667658256342667239
83/1813722713278370722259
93/1514778768299399279
103/1415833823321427299
113/13181,000987385513359
123/12191,0561,042406541379
133/11201,1111,097427570399
143/8211,1671,152449598419
153/722470627439
163/625534712499
173/526556741519
183/427577769539
193/128598798558
202/2929620826578
212/2832684912638
222/2733705940658

全国保証の権利付最終日(2024年3月27日)を基準に、約1ヵ月前までの貸株料金一覧です。

一般信用売り在庫による早めのクロス取引を考えている場合、貸株料の手数料は馬鹿に出来ないコストです。

「SBI証券」「GMOクリック証券」「楽天証券」の貸株料は、一般短期の計算です。

一般信用クロス取引手数料とやり方

具体的な一般信用クロス取引のやり方をを確認

一般信用売り在庫がある場合、投資金額52万円、全国保証のクロス取引シミュレーションです。

本日(2023年6月10日)から直近の優待権利日(2024年3月31日)に向けて、一般信用クロス取引をした場合の総コスト(最安値手数料)です。

優待取得の権利日当日、全国保証を52万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

定額料金と約定毎の手数料プランがある場合、それぞれの総コストで比較できます。

auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(293日分)(+プレミアム料)
8,461円=2,200円+6,261円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(293日分)+プレミアム料
7,071円=385×2円+40円+6,261円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと一般信用売り手数料+貸株料(293日分)
10,548円=2,200円+8,348円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「一般信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(293日分)
5,880円=36円+5,844円

※新規建約定日より1ヶ月目ごとにかかる管理料(事務管理費)は計算に含んでいません。

※SBI証券、GMOクリック証券、楽天証券の手数料(一般信用短期シミュレーション)は、短期売りが可能になったタイミングで表示します。

※クロス取引の組み合わせは複数あり、その中でも安い料金になるよう計算していますが、あくまで目安としてお使いください。

制度信用クロス取引手数料とやり方

具体的な制度信用クロス取引のやり方をを確認

優待取得の権利日当日、全国保証を52万円の投資額で制度信用クロスした場合の手数料です。

SBI証券
【定額:アクティブプラン】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:52万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ222円
【スタンダード】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=制度信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
875円=385×2円+40円+66円
GMOクリック証券
【1日定額】

現物と制度信用と一般信用、それぞれ100万円まで手数料無料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス:52万円は売買手数料無料
クロスコスト=貸株料(4日分)のみ219円
【1約定】

約定毎の手数料【現物:460円 信用:264円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が460円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利(1日)+貸株料(4日分)
619円=264×2円+28円+63円
auカブコム証券
【1日定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)(+プレミアム料)
2,266円=2,200円+66円+プレミアム料
【ワンショット】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)+プレミアム料
875円=385×2円+40円+66円+プレミアム料
松井証券
【定額:ボックスレート】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,266円=2,200円+66円
楽天証券
【いちにち定額】

買いと売りのクロス合計200万円まで2,200円の手数料

「現物買い」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=現物買いと制度信用売り手数料+貸株料(4日分)
2,263円=2,200円+63円
【超割】

約定毎の手数料【現物:535円 信用:385円】

「一般信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス:「現物買い」の手数料が535円で高い為
クロスコスト=信用手数料+金利+貸株料(4日分)
873円=385×2円+40円+63円
SMBC日興証券
【ダイレクト】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
101円=36円+66円
SBIネオトレード証券
【定額と1約定】

信用取引手数料は投資金額関係なく無料

「制度信用買い当日買建玉を現引」×「制度信用売り」のクロス
クロスコスト=金利(1日)+貸株料(4日分)
95円=33円+63円

投資金額52万円の場合、売買手数料の差が大きくなるので、ベストな証券会社選びが大事です。

※全国保証の制度信用クロスには、逆日歩(品貸料)リスクがある事だけ、ご注意ください。

全国保証の一般信用売り在庫

月/日朝方日中夕方
06/09(金)1,9001,9001,9001,900
06/08(木)1,9001,9001,9001,900
06/07(水)1,9001,9001,9001,900
06/06(火)2,0002,0002,0001,900
06/05(月)2,0002,0002,0002,000
06/02(金)2,0002,0002,0002,000
06/01(木)2,0002,0002,0002,000
05/31(水)1,7002,0002,0002,000
05/30(火)1,7001,7001,7001,700

在庫量が多く、早くからクロス取引可能なSMBC日興証券の一般信用売り在庫の近況です。

全国保証(7164)のクロス取引・株主優待まとめ

  • 株主優待は、人気のQUOカード、カタログギフトが貰える
  • 数年前に優待制度が改悪となったが、逆日歩リスクは変わっていない
  • 1年以上の継続保有の権利を取得するには、9月末も100株以上必要なので注意
  • 配当利回りが良いので、資産があるなら現物保有がおすすめ
毎日更新中、フォローすることで最新情報を逃しません!
にほんブログ村 投資ブログ 投資情報へ ブログ村登録1週間で「投資情報」ランキング1位獲得!